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おなかの赤ちゃんは男の子?女の子? いつ、どこを見てわかる?

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katrinaelena/gettyimages

妊娠したら、まず気になるのが赤ちゃんの性別。
早く知りたい! 教えてよ! 性別が決まる時期や判別のしかた、性別による特長やギモンについて、産科医の北島米夫先生に聞きました。あの“都市伝説”の〇×ジャッジも!

関連:赤ちゃんの性別はいつわかる?超音波写真で見分ける方法&気になるジンクスの真偽は?

性別はいつ決まるの?

赤ちゃんの性別は受精した時点で決まります。
精子には、男の子の遺伝子(Y染色体)を持つ「Y精子」と、女の子の遺伝子(X染色体)を持つ「X精子」があり、射精で腟(ちつ)内に放出された時点では、約1億~2億個にものぼります。その精子たちは、膣から子宮頸管(しきゅうけいかん)を通り、運動能力の弱い精子はどんどん脱落しながら卵子へ向かいます。受精前の卵子は透明の膜を帯びており、難関を通り抜けて卵子の元に到達した一部の精子たちは、協力してこの膜を突き破ります。
そして、最初に卵子に到達した精子1つだけが受精できます。その精子がYなら男の子、Xなら女の子になります。

性別がわかるのはいつごろ?

性別は早ければ、妊娠12~13週ごろにわかりますが、より確実にわかるのは妊娠14週ごろ。超音波で赤ちゃんの体全体の断面図を見たときに違いが見られるようになります。
ただし、たまたまへその緒や赤ちゃんの手や足が邪魔して、よく見えなかったりするとわからないこともあります。たまひよアンケートでは、妊娠5~6カ月に判明した人が半数以上。

※たまひよアンケート(2018年2月)より

超音波写真ではどこをチェックするの?

doble-d/gettyimages

おなかの赤ちゃんの性別は、先生が超音波の画像を見ながら判別しますが、そのとき先生は何を見ているの? どんなふうに見えるの? 超音波画像の性別判別ポイントとは。

ペニスが見えたらほぼ男の子


男の子は、両脚の間に陰茎(いんけい=おちんちん)や陰嚢(いんのう=たまたま)が見えます。最初は陰茎しか見えませんが、妊娠30週ごろには、陰嚢もよく見えるようになります。
体全体の断面図からも、胴体から陰茎が飛び出して見え、妊娠30週ごろには睾丸(こうがん)が下りてくるため、陰嚢が陰茎より大きく見えます。

外陰部や子宮が見えたら女の子


女の子の外陰部は“割れ目”が木の葉のように見えます。また、空洞のように見える膀胱(ぼうこう)と腸の間に子宮が見えると女の子と確定できます。体全体の断面図では、男の子と違って胴体から脚のつけ根にかけてのラインが平らに見えます。
男の子よりわかりづらいので、先生が「100%」と断定するまでは確定していないと思ったほうがいいでしょう。

男の子? 女の子? “都市伝説”大検証!

昔からいわれている、おなかの赤ちゃんの性別にまつわる”都市伝説”って本当のところどうなの? 北島先生に、医学的な視点から“都市伝説”をジャッジしてもらいました。

妊娠前にまつわる都市伝説

●パパがパソコンに囲まれた仕事環境だと女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●パパは野菜中心、ママは肉中心の食生活で男の子、逆だと女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●亭主関白だと女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×

SEXのときにまつわる都市伝説

●SEXでママがイクと女の子?
 →ドクター・ジャッジ △
●SEXのとき手前で出すと女の子、奥だと男の子?
 →ドクター・ジャッジ △
●パパが心身ともに疲れているときにSEXしたときの子は女の子?
 →ドクター・ジャッジ △

■ドクター's 解説
膣内の酸性度が性別にかかわります
Y精子とX精子が膣内の酸性度の影響を受けやすいSEXをすると、どちらかというと女の子が生まれやすくなります。

妊娠中のママにまつわる都市伝説

●顔つきがきつくなると男の子、優しくなると女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●妊娠して脂っこいものや肉類が食べたいと男の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●妊娠して甘いモノが食べたくなると女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●つわりがきついと男の子、軽いと女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×

■ドクター's 解説
つわりで食べ物の好みが変わることはよくありますが、おなかの赤ちゃんの性別とはまったく無関係です。当たった人は偶然でしょう。

■先輩ママはどうだった?
「妊娠中のつわりの程度は?」
【男の子ママ】
比較的重かった 54%
比較的軽かった 46%
【女の子ママ】
比較的重かった 60%
比較的軽かった 40%
※たまひよアンケート(2018年2月)より

●おなかが前に突き出ていると男の子、横に広がっていると女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●おしりに肉がついて腰まわりも太ってきたら女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●ママのウエストがくびれたままだと男の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●体毛が濃くなると男の子、薄くなると女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×

■ドクター's 解説
ママの外見の変化は性別と無関係。
おなかのカタチにまつわるウワサはよくいわれていますが、医学的にはまったく根拠はありません。まわりの人に判断されてもさらりと流しましょう。

■先輩ママはどうだった?
「妊娠中のおなかの形は?」
【男の子ママ】
前に突出した 96%
横に広がった 4%
【女の子ママ】
前に突出した 50%
横に広がった 50%
※たまひよアンケート(2018年2月)より

そのほかの都市伝説

●上の子の太ももの線が2本だと女の子、1本だと男の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●5円玉を糸で吊って揺らして、前後にゆれたら男の子、回ったら女の子?
 →ドクター・ジャッジ ×
●夢で生まれてくる赤ちゃんを見ると、その性別の逆の性別が生まれてくる?
 →ドクター・ジャッジ ×
●戌(いぬ)の日のお参りで敷居を超えて最初に会った人の性別がおなかの子の性別?
 →ドクター・ジャッジ ×

男の子・女の子、性別による違いここが気になる!Q&A

evgenyatamanenko/gettyimages

「男の子のほうがかわいい?」「女の子のほうが育てやすい?」
それぞれの体や性質の特長について、気になるQ&Aを一挙紹介!

Q.身長や体重は?

A.赤ちゃん時代は男の子のほうが少し大きめ
大人の男性は、男性ホルモンの影響で筋ばったたくましい体つきになります。でも、赤ちゃん時代は男の子のほうが女の子より少し大きいくらいで、大きくは変わりません。女の子のほうが体の成長のしかたはゆるやかです。

Q.男の子には特有のにおいがある?

A.皮脂分泌が女の子より盛んで、においを感じることも
男の子は男性ホルモンの影響で、女の子よりも皮脂分泌が盛ん。そのため乳児湿疹(しっしん)など肌トラブルが起こりやすくなります。汗っかきでもあるので、においを強く感じることもあるかもしれません。

Q.男の子は脚の力が強い?

A.おむつ替えが大変と感じるママも
男の子は脚をバタバタさせる力が強いのは事実。おむえつ替えが大変というママもいますが、女の子で脚の力が強い子もいます。

Q.男の子のおしっこは飛んでくる?

A.飛ばされたママ多数!
男の子が、おむつ替えのときに勢いよくおしっこをして、おしっこがおむつからはみ出たりママにかかってしまうのは、よくあること。でも、女の子も男の子ほどではないけれど、おしっこを飛ばすこともあります。

Q.男の子の性器はどうなっているの?

A.生まれたときはだいたい包茎(ほうけい)
男の子の性器には、陰茎(おちんちん)と陰嚢(たまたま)があります。赤ちゃんはもともと皮が亀頭(おちんちんの先端)を覆っている包茎の状態です。

Q.女の子の性器はどうなっているの?

A.出血やおりものが見られることも
女の子は、生まれて間もないのに性器から生理のような出血があったり、外陰部からおりものが出たりすることがあります。これらは、ママからもらったホルモンの影響で、自然に治まります。

Q.女の子は体がふわふわやわらかい?

A.個人差があります
男の子は抱っこするとがっしりとした感じがするので、男の子を抱き慣れているママが女の子を抱っこすると「ふわふわやわらかい」と感じることが多いよう。でも体形は個人差が大きいのでがっしりした感じの女の子もいます。

Q.女の子の動きはおとなしめ?

A.運動発達は体形に関係
「体が大きく、寝返りが遅かった」という声があるように、運動発達には体形が関係することが多いよう。でも、「女の子は動きがおっとりしていて、運動発達が遅め」と感じるママも多いようです。

Q.男の子のほうが体が弱い?

A.病気のかかりやすさは環境も影響
男の子のほうが病気がちではありますが、風邪など感染症のかかりやすさは、個人差や、きょうだいや集団生活の有無など生活環境による部分も大きいようです。

Q.男の子のほうが寝つきが悪く、夜泣きが多い?

A.医学的には性差なし
夜泣きは、睡眠のリズムが確立されるまでの原因不明の現象。医学的に夜泣きに性差はなく、あくまで性格や体質によるものと考えられます。

Q.女の子のほうが歩いたり言葉の発達が早い?

A.女の子の脳は言語能力が高い
もともと女性の脳は言語能力に優れているといわれています。言葉の発達も女の子のほうが早めの傾向がありますが、言葉を覚える早さや歩く能力を習得する時期に性差はありません。

Q.女の子のほうが股関節(こかんせつ)脱臼が多い?

A.原因は骨盤の形状の違い
股関節脱臼は、女の子は男の子の10倍。骨盤の形状が男の子より大きくできているために、骨盤の一部が大腿骨から外れやすいことが原因といわれています。

Q.女の子はママに甘えることが少ない?

A.ママのかかわり方や個人差
男の子のほうが甘えん坊と感じるママが多いようですが、個人差やママのかかわり方も大きいと考えられています。

Q.女の子は男の子より卒乳が早い?

A.授乳のリズムの整え方次第
卒乳のタイミングは、性差よりも卒乳前の授乳のリズムによるかも。日中ちょこちょこ飲ませて授乳リズムが乱れていると、卒乳に苦労しがちですが、リズムが整っていれば、あっさりやめられる傾向があります。

「男の子?女の子?どんな子が生まれてくるんだろう?」。想像するだけで、ワクワクが止まりませんね。 性別は気になりますが、生まれてきたらぜひ“個性”の違いも楽しんで。
萌えポイントをたくさん見つけて「かわいい〜かわいい〜」って、してあげてね!
(文/大部陽子、たまごクラブ編集部)

監修/北島産婦人科医院 院長 日本婦人科学会認定医 北島米夫先生

関連:赤ちゃんの性別がわかる時期と性別に関するジンクス・お告げ

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