ぺこりゅう「夫婦で話し合うときは自分の考えだけを押しつけないようにしたい」
2回目は夫婦げんかについて。
息子リンクくんが1才を過ぎたぺこさんとりゅうちぇるさん。『たまごクラブ』「ひよこクラブ』の読者から寄せられ子育てのさまざまなモヤモヤを、二人に一緒に考えてもらいます。
「ぺこ&りゅうちぇるが答える 育児のモヤモヤ相談室」第2回
今回は「産後、夫婦げんかが増えてしまいました・・・」という、親になった夫婦ならではのお悩みにフォーカス。
子どもが生まれてから、育児方針の食い違いのほか、夫が育児にあまり協力的でない
(本人は協力しているつもりでいる)ことで、夫婦げんかが増えました。うまく話し合いをするには、どうしたらいいでしょうか?
このお悩みに対して、ぺこさん、りゅうちぇるさんはどう思うのでしょうか? まずは2人のけんか事情を教えてもらいました。
ぺこ
育児方針に関して2人とも考えが似ているから、食い違いはほとんどないよね。
りゅうちぇる
1回だけあったよ。りゅうが「沖縄で子育てするのはどう?」って提案して、30秒で却下されたやつ!
ぺこ
あ〜、それな。沖縄は大好きだし、りゅうちぇるをこんなすてきな男の子に育ててくれたいい場所なのはわかってんねんけど、住んだことないから不安のほうが大きくて…。
りゅうちぇる
ぺこりんが「親がストレス抱えてたら、赤ちゃんにいちばん悪いねんな、だからアカン」って(笑)。でも、僕がそういう考えもあるっていうことをぺこりんと話していくうちに、確かに、今の状況を考えると現実的ではないし、『家族全員が幸せじゃないとイヤ!』って自分の中で結論づけることができた! そのあと、僕から「リンクがもう少し大きくなったら、リンクと2人でいっぱい沖縄に行きたい」と話したときは「もちろんいいよ!」って快く受け入れてくれたのも、けんかにならなかった理由なのかもしれない。
ぺこ
これからは、習い事や幼稚園をどうするかっていう話し合いも出てきそうだよね。りゅうちぇるは、本当に育児も家事も一緒にやってくれるから、そういう相談もしやすい!
りゅうちぇる
僕がすんなり育児に参加できたのは、実はぺこりんのおかげなの。リンクは僕の子どもであることは確かなんだけど、妊娠や出産を経験していないパパの立場からしてみれば、ママと赤ちゃんだけの強い絆(きずな)にはかなわない、そこには入りづらいっていう感情もあった。でも、ぺこりんはその壁をバーンととっぱらって、僕を巻き込んでくれたんだよね。あと、やって当然っていうことをしたときも、感謝の気持ちを言葉にして伝えてくれるから、じゃあ次はこれもやろうって思える。
ぺこ
ママの皆さん、「ホンマにありがとう〜!」と言いまくりましょう(笑)。ママからしてみれば、そんなの、協力しているうちに入らんわって小さいことでも「やってくれたの? うれしい♪」って。そうすると、もう1個やってくれることが増えるみたい(笑)。
りゅうちぇる
今は、育休を取って子育てに専念しているパパもいる時代。僕は仕事を休まないけど、リンクが大きくなったときに、「パパとの思い出がいっぱいあってうれしい」って思ってもらいたいから、できるだけ一緒にいる時間を大切に過ごしていきたいな、と考えています!
2人が出した結論
夫婦で話し合うときは自分の考えだけを
押しつけないこと!そして、家族全員が
幸せになる結論を出したい
リンクくんが誕生してからは「逆にけんかが少なくなった」と語るペコさんとりゅうちぇるさん。その根底にあったのは思いやりだったようです。 読者のモヤモヤに答えてもらった内容を毎月お届けします。
(撮影/有坂政晴[STUH]、取材・文/三宅桃子、構成/ひよこクラブ編集部)
■プロフィール
りゅうちぇる
1995年生まれ。テレビ番組を中心に多方面で活躍。「RYUCHELL」名義で歌手活動もお行い、初アルバム「SUPER CANDY BOY」が発売中。
ぺこ
1995年生まれ。大阪府出身。原宿系カリスマ読者モデルとして人気に。2016年12月にちゅうちぇるさんと結婚。18年7月に第1子のリンクくんを出産。