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ホットクックが待望のコンパクト化。新旧の比較&使い倒すためのコツを伝授します【家電女優奈津子のガチレビュー】

更新

第一子を2021年初夏に出産し、絶賛育児中の奈津子さん。今回は奈津子さんが愛してやまない調理家電について熱く書いていただきました。
タレント・女優で新米主婦の奈津子さん。元アイドルながら、家電が好きすぎて、家電製品アドバイザーの資格も取得。そんな家電を愛してやまない奈津子さんの連載「忙しいママ・パパ向け、家電女優奈津子のおきらく家電ライフ」第21回 

救世主のような存在

家電女優の奈津子です。仕上がる料理の圧倒的な美味しさと独自の“かき混ぜ機能”の便利さで他機種の自動調理鍋とは一線を画すのがシャープの「水なし自動調理鍋 ヘルシオ ホットクック」。

1台で煮物やスープ、蒸し物や麺類、発酵や低温調理ができ、基本的には食材をブチ込んでボタンを押すだけのシンプル操作なため、新米ママ&料理オンチの私からすると救世主のような存在です。

誇張なしで“毎日”使っています。

ホットクックで作っている料理の記録。赤ちゃんの夜泣きで寝不足の日も、仕事と育児でハードモードすぎる日も、私の隣には常にホットクックが居てくれた‥。

そんなホットクックが今年9月に待望のリニューアルを行いました。今回は新旧の比較を交えながら、新機能についてレビューしていきます。

本体幅がコンパクトになり、かき混ぜユニットが進化!

まず、今回の新モデルの進化点で何よりも嬉しいのは、設計の見直しにより本体横幅を削減したことで2.4Lタイプ(2~6人用:KN-HW24G)は約13%、1.6Lタイプ(2~4人用:KN-HW16G)は約9%、容量がそのままにコンパクトになったことです。

左のレッドは2019年発売のKN-HW24E(旧モデル)。右のホワイトが2021年発売のKN-HW24G(新モデル)。旧モデルと比べて新モデルでは2.4Lタイプは約5cm、1.6Lタイプは約3.4cm削減されました。

数センチの違いは大きかった

たかが数センチ‥と思いきや、されど数センチ!キッチンでの存在感も抑えられ、浮いた分のスペースにカトラリー入れなど、他のものを収納しやすくなりました。

自動調理鍋って、持ち手部分を掴んで移動する機会が少ないジャンルだと思うので、これはかなりの英断。

またディスプレイやボタンの配置など、表面の操作部も旧モデルよりも新モデルのほうが分かりやすい仕様になっていることが分かります。

比較してみました

操作部 外観がスタイリッシュになったことで“ガジェット”寄りのデザインからミニマルな“暮らしの道具感”が増したように思います。

さらに特筆すべき点はこのUFOキャッチャーの脚のような器具、独自の「まぜ技ユニット」の進化です。

かなりの進化

新旧で、見た目は変わらないけれども凄い進化が。


庫内の食材の量や加熱状態を検知しながら、自動でかき混ぜを行うことで味のばらつきを抑え、焦付きも防いでくれるこの機能はホットクックの代名詞。ですが、旧モデル以前では加熱時のみ作動するのがデフォルトでした。

しかし新モデルでは最大回転スピードが約2倍にアップ。これにより、生クリームの泡立てやアイスクリームのたねができるようになりました。


また、ポテトサラダやポテトコロッケの具、オムレツなど、加熱の前後に食材のつぶしや卵の溶きほぐしが必要な手間のかかるメニューも簡単に作れるようになりました。

かなりすごい!

つぶす・泡立てるという作業は調理工程の中でも中々の手間なので個人的には避けがちなレシピでした。自動でやってくれるなんて夢のよう。

さらに個人的に高まるのは1.6Lタイプ(KN-HW16G)にマットな質感のブラックが追加されたこと!やっぱり調理家電もインテリアの一部だし、家事へのモチベーションを左右するのでオシャレな色味ってマジで大事なんですよ。2.4Lタイプにも早く採用されることを祈っています。

かっこいい黒が!

キッチンを黒で統一したいというユーザーにもぴったり。

新旧での肝心の味わいについて

ちなみにまぜ技の進化以外の(食材のつぶし自体は従来もできたため)煮物や炒め物に関しては、新旧で大きな味の違いは感じられませんでした。全モデルを通じて、肉や魚の食感がホロホロと柔らかくなる点と、野菜の自然な甘みが増す点がお気に入りで、レシピで言うと水なしで作る「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」が一番好きで家族からも好評です。

無水カレー

食材の水分のみで作られる無水カレーは、初めて食べた日からその美味しさが忘れられません。

少し割高ですが、忙しさがピークな時期には同社が販売するミールキットの「ヘルシオデリ」を活用するのも手です。食材をスーパーで揃えるよりは高くつくけど、出前よりは安くて、美味しいメイン料理が出来立てで食べられます。

忙しいママにとくにおすすめ

基本的に冷凍の食材をブチ込むだけなので野菜のカットも必要なし。個人的にはレバニラ炒めが一押し。今後もう少しラインナップが増えると嬉しい。

赤ちゃんがいると中々外食がしづらく、かと言って、お惣菜や出前ばかりだと心がカサつくので、1~2個ストックしておくと精神衛生が保たれます。ご自愛、大事。

朝、時間に余裕がある時には、食材の衛生面に配慮しながら加熱してくれて最大15時間まで設定できる予約調理(一部のメニューに限られますが)を使うのも良いと思います。

なお、ホットクックは高い密閉性を持つことで食材に含まれる水分を循環させ、旨みが凝縮し、ビタミンCなどの栄養素が多く残るのが特徴ですが、内部の水分が蒸発しづらい構造なのでレシピによっては仕上がり時の水分が多い時があります。

そのような場合にはフタを開けたまま加熱できる「煮詰め機能」を使うと、汁気が飛んで薄味になり過ぎずちょうど良いです(この機能は2019年以降に発売のホットクックに限りますが)。

やはり通常のコンロでの調理とは異なり、水分量や味付けを“こだわりたい”という場合にはどうしても【工夫や慣れ】を要するんですが、それらを差し引いても私は総合的に便利だしラクで、自炊時間を乗りきる上で頼もしい相棒だと感じています。

万が一、付属のレシピやネット上の情報がピンとこない‥という方はぜひ何冊か発売されているホットクック専用のレシピ本を購入されてみてください。

私は河出書房新社から発売されている料理研究家の橋本加名子さん著のこちらの二冊がおすすめ。『少ない材料&調味料で、あとはスイッチポン!ホットクックお助けレシピ 肉と魚のおかず』『少ない材料&調味料で、あとはスイッチポン!ホットクックお助けレシピ 野菜のつくりおき』。Kindleでも購入、仕事終わりにスーパーで買い物する時に、スマホで材料の確認をすることも多いです。

それにしてもここ数年の、ホットクックの調理家電市場での台頭っぷりを眺めていると、まるで我が子がスターへと駆け上って行ったような感覚。

発売されたばかりの2016年、ヨドバシの店頭で試食した際にあまりの美味しさに衝撃を受けたものの、本当にまだ誰も知らなくて、家電仲間とのみ、ホットクックの素晴らしさについて盛り上がり『放っておくだけだからホットクックでとにかくラクなの!!』と周囲に力説して回ったものです。

当時の私、驚きの表情!

人気を得て、現在に至るまで長く愛されている理由が確かにあるということですね。

それが、気がつけば自動調理鍋業界を牽引する存在となり。私もいつしか自分の料理だけでなく夫と子供の分の食事まで担うようになりました。ああ、感慨深い。

新モデル2.4Lタイプ(2~6人用:KN-HW24G)の実勢価格は77,000円、1.6Lタイプ(2~4人用:KN-HW16G)は実勢価格66,000円とお安くはありませんが、私たち忙しい親の食卓を必ずや救ってくれるはず。

サイズダウンとかき混ぜ技術の進化でさらに使いやすくなったホットクック、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

さて、読者の皆さま2021年も誠にありがとうございました。

2022年も有益なレビュー記事をお届けして参りたいと思いますので「忙しいママ。パパ向け、家電女優奈津子のおきらく家電ライフ」をどうぞよろしくお願い致します。私は赤ちゃんと過ごす初めての年末年始を楽しみたいと思います。ちょっと気が早いですが、よいお年を〜!

奈津子(なつこ)

Profile
ドラマ「野ブタをプロデュース」で女優デビュー。以降様々な作品に出演。二十歳の頃にはSDN48のメンバーとなり、アイドル業も経験。その際、劇場近くの電気街を通じて家電の魅力に目覚める。卒業後は「家電アドバイザーGOLD等級」を取得し、現在は家電女優として多くのメディアへ出演。私生活では150台以上の家電に囲まれながら、2021年5月に生まれた息子とエンジニアの夫と三人暮らし。東京FM「スカイロケットカンパニー」にレギュラー出演中。

公式Instagram natsuko_kaden

公式twitter @natsuko_twins

公式YouTube 奈津子の家電クリニック 

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