夕飯づくりをとことん時短!オーブンいらず、フライパンだけでグラタンもできちゃう! 【ワンパン料理】をTwitterで大人気の料理研究家が教えます
「いつも同じようなメニューになっちゃう!」「準備も片付けも大変!」と頭を悩ませる毎日の料理。
「たまひよ」WEB・アプリユーザーへのアンケートで集まったママたちの声とともに、Twitterで34.5万人のフォロワーを持つ料理研究家・ジョーさん。に、フライパン1つ、盛り付けもお皿1つで済むワンパン料理のコツと簡単レシピを伺いました。
料理をする余裕のない人もいれば、キッチンの立ち仕事を減らしたいという人も
まずはママの声から紹介します。
■ 料理をする余裕がなく、お金がかかる…
「料理をする余裕がないので、惣菜やデリバリーに頼りがちだから、お金がかかって仕方がない」(たろこ)
■ 立ち仕事の時間を少しでも減らす方法を
「もうすぐ妊娠9ヶ月になるのでキッチンでの立ち仕事がしんどくなってきました。簡単レシピが知りたいです!」(MikaleRichie)
■ 抱っこしてないと泣くので家事ができない
「息子は抱っこして寝ていても、腕からおろすとすぐに起きて泣き出してしまうタイプなので、家事をしたくてもなかなかその場を離れられずに困っています。
首さえすわってくれれば、おんぶひもを使っておんぶしたまま洗い物したりできるのですが…」(ぶひちゃん)
ワンパンは単なる手抜きでなく、実は大きなメリットもある!
料理は作るだけでなく、洗い物など後片付けが大変…という悩みもありますね。そこで今回は、フライパン1つでできちゃう主食を、SNSでバズっているジョーさん。に、コツとともに教わりました。
「あまりやっている人は多くありませんが、フライパンでご飯を炊くと、15〜20分くらいで炊けて、一刻も早くご飯を炊きたいときは炊飯器より早くて便利です。
また、調味料や具材を混ぜて炊き込むのも、炊飯器と違って、におい移りを気にせず行えるのがメリットです。
ワンパンパスタ(ワンポットパスタ)を作られる方は少なくないと思うのですが、クリーム系のスープパスタは特にワンポットで作るとよりおいしく仕上がります。
クリーミーなソースを作るためには、通常は別のフライパンで作り、小麦粉を入れながら調理する必要があります。が、ワンパンパスタなら、パスタから溶け出した小麦粉でとろみをつけることができます。
今回はそれを応用して、お子さんが大好きなグラタンをご紹介しましょう。
ちなみに、ワンパン調理で失敗を防ぐ最大のポイントは、火に注意することです。
中火、弱火などの火の強さはレシピを守ることはもちろん、フライパンを五徳の中央に置かないと、ガスの火の当たる位置が均等でなくなり、加熱ムラができてしまいます」
焼かずにOK!「ワンパンごっそりグラタン」(作りやすい分量:3人分)
① フライパンでパン粉大3を煎り、取り出す。
② 同じフライパンにバター20gを溶かし、薄切り玉ねぎ1/2個を炒め、薄力粉大さじ1.5を加えて、なじむまで炒め、顆粒コンソメ小2、こしょう2振り、水450ml、早茹でマカロニ80gを加え、茹で時間+2分ほど煮る。
③ 牛乳300ml、食べやすい大きさに切ったソーセージ5本を加えて、とろみがつくまで煮詰める。チーズ80gをのせ、蓋をして1分加熱したら、煎っておいたパン粉をのせて完成。
フライパンに入れるだけ!「ワンパンパエリア」(2人分)
① フライパンに米1合、酒大2、水460ml、顆粒コンソメ小2、カレー粉小1/を入れ混ぜる。
② 1cm角に切ったパプリカ1/2個、シーフードミックス80gをのせ、強めの中火で加熱し、沸騰したら蓋をして弱火で20分。
③ くし切りにしたミニトマト6個をのせて軽く混ぜ、完成。
1つのフライパンでできるとは驚きでした。グラタンもパエリアも美味しかったです!
(取材/文・橋本真理子)
ジョーさん。
PROFILE
料理研究家。世界に一つでも多くの幸せな食卓を作り出すために、料理研究家として活動。 Webで“バズる”企画を得意とし、Twitterで投稿した「春巻きの皮クレープ」「アスパラのバターごはん」が20万いいね!を獲得、テレビなど各メディアで注目を集める。 記事の企画開発、執筆、撮影、編集、フードコディネートまでを一人で行う。
※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。