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月9にも登場!おもちゃ作家・佐藤蕗さんのおふろおもちゃがかわいすぎて子どもが夢中!

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ある日突然やってくる「おふろ、イヤ!」宣言…。まず、おふろ場まで連れて行くだけでもひと苦労…なんてこともありますよね。そんなママ・パパに試してもらいたいのが、おふろで遊べる手作りおもちゃ。おうちにあるもので簡単に作れるので、材料費はほぼゼロ! 
そんなすてきなおもちゃを製作しているのは、おもちゃ作家の佐藤蕗さん。現在放送中の月9ドラマでも、佐藤さんの作品がセットの一部として出演中です。実は、ご自身も過去に息子さんのおふろ嫌いに悩んだことがあったそう。そんなとき思いついたのが、「おふろで遊べる手作りおもちゃ」だったんだとか。子どもがおふろ好きになるヒントを教えてもらいました。

食品トレーで作る「パンダ風呂」

「これは食品トレーで作れる『パンダ風呂』。湯船に浮かべて遊びます。食品トレーをパンダの形に切って、油性ペンで顔を描いたらできあがり! 笑顔のほかにも怒り顔、泣き顔、困り顔…いろんな表情を作ると面白いですよ。あとは、子どもに『おふろにパンダが入ってるよ!』なんて声をかけて、おふろをのぞいてくれればこっちのものです(笑)。おふろで体や壁にペタペタはりつけて遊ぶのも楽しいですよ。カラービニールテープで色をつけてお魚にしたり、子どもが好きなキャラクターで作るのもおすすめです」

●材料
食品トレー、油性ペン(またはカラービニールテープなど)
※使用後におふろの壁にはったままにすると、色移りすることもあります。使用後ははがしてお使いください。

クリアファイルで作る「おふろシール」

「おふろシールも、作り方はとってもシンプル。シールといっても粘着性はなく、水でくっつくだけなので、何度でもはってはがして遊べます。
まずはクリアホルダーに好きな絵を描きます。次に、インクが落ちないように、100円ショップなどで売っている梱包(こんぽう)用の透明なOPPテープをはって保護します。セロハンテープは、水にふやけやすいのでおすすめしません。
最後に、絵の形に添って、はさみで切り取ったら完成です。おふろの壁にはって遊んだり、洋服や小物などのパーツを作って、きせかえを楽しむのも面白いですよ。」

――かわいいですね! とってもカラフルですが、これはどうやって色をつけているのですか?

「裏にカラービニールテープをはって、色をつけています。もちろん、カラフルな油性ペンで塗ってもOK。あとは、マスキングテープを使うのも便利ですね。
あと、絵を描くのが得意じゃないママ・パパは、クリアホルダーの下に子どもが好きな絵本やキャラクターが描かれている紙などを敷いて、上から油性ペンでなぞるという手もおすすめです。このおふろシールは、息子が1才半のころから6才になった今でもずっと好きで、よく遊んでいますよ。最近は自分で好きな絵を描いて楽しんでいますね」

●材料
クリアホルダー、梱包用OPPテープ、カラービニールテープ(またはマスキングテープでもOK)

ペットボトルで作る「かおボトル」

「『かおボトル』は、ペットボトルの底にきりで穴をいくつか開けて、水を入れて遊びます(きりがない場合は、カッターナイフで小さい穴を開けて、箸の先を入れて穴を広げます)」

「カラービニールテープをぐるぐる巻いたり、こまかく切って顔を描いたりしても、子どもは喜びますね。安心感を覚えるのか、おもちゃに顔があるほうが喜ぶ気がします。水を入れた状態でペットボトルの飲み口を手でふさぐと、水圧がかかって、底の穴から水が出なくなります。飲み口を下にして勢いよく水がドバーッと出るのを見るのも楽しいですよ! その手本を見せると、子どもが『なんで!?』と不思議そうな表情をするのが面白いです(笑)」

――すごい! 実験みたいでおもしろいですね。この「かおボトル」は、佐藤さんのワークショップでも作られているとか。

「親子向けのワークショップを不定期で開催しているのですが、この『かおボトル』はワークショップで作ることも多いですね。
あるとき、ワークショップでこの『かおボトル』を手でブニブニ押して、穴から水を出して遊んでいる子がいたんです。そしたら、その子のママが『それは教えてもらった遊び方と違うでしょ』と、注意していたことがあって。それを見ていて、『いいんですよ。むしろその遊び方、いただきです!』とママに声をかけたら、安心していました。新しい遊び方を子ども自身で見つけるのって、とってもすてきなことだと思うんです。
私はおもちゃに決まった遊び方はないと思っています。その子の好きなように遊んでくれたらうれしいですね。ちなみに、わが家ではまず息子をおふろの前まで連れて行くのにも苦戦したので、おふろの扉にポスターもはりました。扉を開けて、中にポスターの絵と同じおもちゃがあると、もう大喜び! 同じように苦戦しているママがいたら、ぜひやってみるといいかもしれません(笑)」

▼実際に、佐藤さんが息子さんのために制作したポスター。見事、おふろに入れることに成功したそうです。

●材料
ペットボトル、カラービニールテープ(またはマスキングテープでもOK)

――息子さんも「おふろイヤ!」な時期があったんですね。

「今はもう6才になりましたが、1才6カ月ごろから3才くらいまではイヤイヤ期で、おふろに入れるのにも毎日苦戦していました。そんなときに、『じゃあ、これならどうだ!』と、おもちゃを手作りしてみたら、すんなり入ってくれたんです。それからはもう、今日はどうやっておふろへ誘導しようかと、試行錯誤でしたね(笑)。
育児で困ることがあればおもちゃを手作りしていたので、気づけばいろんなおもちゃを生み出していました。おもちゃで子どもが笑顔になってくれるのが何よりうれしいですし、それで喜んでくれたら、ママ・パパもラクですよね。
6才になった今では、育児で困ることもだいぶ少なくなりました。逆に、私が作るおもちゃを見て『この前のと、目が同じだよ』なんてダメ出しされることも…(笑)」

――最後に、先輩ママとして”イヤイヤ期”に悩んでいるママたちへ、アドバイスがあれば教えてください。

「何をしてもダメなときもありますが、育児は楽しむほうが私はラクだと思っています。おもちゃで誘導できるのも、逆に今の時期にしかできないことですよね。あと、おもちゃを作るときは、たとえば電車が好きな子には電車の絵、動物が好きな子には動物の絵とか、子どもの好きなものだったり、特性に合わせて用意してあげるといいと思います。ママ・パパも楽しみながら、いろいろ試してみてもらえたらうれしいですね」

育児の“困った”を、手作りおもちゃで笑顔に変えた佐藤さん。おもちゃで、ママ・パパも子どもも笑顔で過ごせたらすてきですね。「おふろイヤ!」な時期を乗りきるための手作りおもちゃアイデア、ぜひ参考にしてみてください!(おふろ写真提供/佐藤蕗さん、作品撮影・取材・文/ひよこクラブ編集部)


■Profile:佐藤蕗さん
おもちゃ作家。造形作家。イラストレーター。1982年愛知県生まれ。多摩美術大学卒業後、店舗設計会社、建築設計事務所を経て、第1子出産を機にフリーランスに。6才の男の子のママ。
・ブログ:佐藤 蕗
・Instagramアカウント:佐藤蕗 (@fuki_sato)

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●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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