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パパの育休はどんな感じ? 家事や育児の分担は? 育休取得で家族の絆が深まった【体験談】

更新

2021年、育児・介護休業法が改正され、新しい育休制度が22年10月からスタートしました。改正の目玉は、男性も育休を取りやすくなること。
これを機に、パパが育休を取ることを検討するファミリーも増えそうですね。でも、実際にパパが育休を取ったらどんな感じ?家事や育児の分担は?なかなかイメージがわかないという人もいるかもしれません。
ここでは、年子の第2子誕生をきっかけに生後間もなくから初めての育休を取得、仕事復帰を間近に控えるパパに、育休中の様子を教えてもらいました。

[0~1カ月ごろ]夜中の3時まで夫婦で寝かしつけに奮闘

お話を聞いたのは、望月修平さん(25才)&琴音さん(25才)。1才8カ月になる長男・紡来(つむぎ)くんと4カ月になる絃世(いとせ)ちゃんの4人家族です。

「生後1カ月まで下の子は、抱っこしても全然寝なくて、気づけば夜中の3時なんてことも。夫婦でしりとりや昔話をして、眠けと闘いました」(パパ)
「赤ちゃん返りはなかったものの、上の子が“赤ちゃん”という言葉に反応し、泣きやまないことがありました」(ママ)

[1~2カ月ごろ]上の子が発熱!パパが1人で病院へ

「下の子がまだ1カ月だったころ、上の子が40度の熱を出し、夜間救急へ。1人で子どもを病院へ連れていったのは、これが初めてでした」(パパ)
「パパの育児のスキルが上がり、このころから“私が倒れてもパパがいるから大丈夫!”と思えるように」(ママ)

[2~3カ月ごろ]上の子がお世話の戦力に!家族でお散歩も

「上の子が大人の言葉を理解するようになってきて、お願いするとおむつを持ってきてくれるなど、お手伝いをしてくれることも」(パパ)
「お散歩に行けるようになったことで、下の子の生活リズムが整ってきました」(ママ)。

[3カ月ごろ~現在]仕事復帰へのカウントダウン。育休明け後の生活も視野に

「育休を取得してよかったのは、子どもの成長を間近で感じられること。家族でこんなに密な時間を過ごすことはもうないかも…と思うと、この時間がいとおしくなってきます。今、食事を必ず家族そろって食べるのが当たり前になっているので、育休明けも、朝食は家族一緒に!を続けたいです」(パパ&ママ)

取材・文/坂井仁美、ひよこクラブ編集部

「家事や育児を分担するだけでなく、わが子の成長や新生児期特有の大変さを、その都度、夫婦で共有できることが何よりうれしかった」とママは語ります。今しかできない“育児”を一緒に見て、感じて、分かち合うことは、ママ、パパ、赤ちゃんと、家族みんなの絆(きずな)を深めてくれるようです。

参考/『後期のひよこクラブ』2023年冬号「夫婦で話し合っておくべきファミリー計画とお金の準備」

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

『後期のひよこクラブ』2023年冬号には、2人目を検討中のママ・パパ向けにきょうだいの年齢差によるお世話の違いや教育費のこと、育休法の改正ポイントなどを詳しく紹介している「夫婦で話し合っておくべきファミリー計画とお金の準備」特集があります。

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