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「アイロンかけるのやめました!」”捨てて良かった家事”ランキングを発表! 共働き夫婦の家事事情は「毎日ちょこちょこ派」と「まとめてやる派」の二極化!?

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退屈な家事
demaerre/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーに、平日の家事について質問してみました。「捨てて良かった家事」での上位は「アイロンをかける」「平日の料理へのこだわり」「平日の掃除」でした。また平日の家事について質問すると「毎日ちょこちょこ派」と「まとめてやる派」の二極化に。5人の母であり、収納スタイリスト®の吉川永里子先生に聞きました。

ママの本音が見えてくる「捨ててよかった家事」

Q:「捨てて良かった家事」と思う家事ありますか?

1位 アイロンをかける
2位 平日の料理へのこだわり
3位 平日の掃除
4位 家族への期待
5位 洗濯物を干す
6位 平日のスーパーへの買い物
7位 お風呂のこすり洗い

「子育てをしながら働いている方に伺います。“捨てて良かった”と、思う家事ありますか?(複数回答可)」と、質問してみました。
4位の「家族への期待」は、ズシリと感じます。それぞれのコメントを紹介します。

「こだわりを捨てたら気持ちも時間もラクになりました」というママたちの声

「夫の会社の服装が自由になったこともあり『アイロンをかける』を捨てました。驚くほど時間が有効活用できました」(なつま)

「『平日の料理へのこだわり』捨てました。夕ご飯の品数を減らしました。気持ちが楽になりました!」(あとあ)

「出産前、食事は品数や手作りにこだわっていましたが、今一番大事なのは子どもとの時間と割り切り、おかずは1品にして、レンチン(冷凍)にも頼るようになりました」(めめ)

「『洗濯物を干す』を捨てました。もっぱら夜洗いの乾燥機フルコース!干す手間もなく、ふわふわに仕上がるのでやめられません…」(みわ)

「家電にお金をかけました。ドラム式洗濯乾燥機、揚げ物も揚げたてのように温められるオーブン、ルンバ、ブラーバ……。家事が減った分、子どもとの時間が増えます」(たぬき)

「外注すると綺麗になるしラク!だけどお金は飛んでいく。でも今後もお金が飛ぶ方を選ぶと思う」(Luka)

“お金で解決”という声もありましたが、圧倒的に少数派でした。

約3人にひとりのママが実感「家族への期待」を捨てました

「丁寧に素早くやってほしい、と期待し過ぎて疲れてしまいました。自分でやった方が綺麗で早い」(り)

「期待してもやってくれないことが増えたので、期待せずに自分でやるようにしたらイライラが少し減った気がします」(ひなたママ)

「全部自分でやると決めたら、文句もでない(笑)」(テン)

さらに平日の家事事情について深掘りで質問「平日、洗濯物はたたみますか?」

毎日たたむ 52.5%
2~3日おきにたたむ 31.9%
週1回くらい、まとめてたたむ 6.9%
基本はたたまない 7.8%
その他 0.9%

「毎日たたむ」は52.5%、「まとめてたたむ」&「基本はたたまない」は46.6%となりました。

「平日、部屋の掃除は何分くらいしていますか?」

休日にまとめてやる 36.1%
毎日30分以内 28.4%
2~3日に1回 26.4%
毎日30分~1時間 7.1%
その他 2.0%

「毎日やる」は35.5%、「休日にまとめてやる」は36.1%と、ほぼ同数でした。

平日の掃除と洗濯物たたみは、「毎日ちょこちょこ派」「まとめてやる派」で二極化していることがわかりました。

ただ、掃除についてのコメントを見ると赤ちゃんがいる家庭が多いこともあり、「休日にまとめてやる」という人でも「丁寧にやるのが休日」であり、平日はちょこちょこ掃除しているようです。
それぞれのコメントを紹介します。

工夫している人多し「毎日ちょこちょこ派」

「掃除する場所(台所、各部屋など)と掃除内容を曜日で分けています。ガスコンロの掃除は毎日夕ご飯の後片付けのときに、浴室掃除はお風呂に入る前後に、と決めています。毎日掃除をしているのでささっと終わるし、大掃除をする必要もなくなり、長い目で見たら時短になっています」(時間もお金もあって健康で幸せで夢を叶え続ける自由人)

「朝起きたらクイックルワイパーで部屋全体を床掃除。おかげで目が覚めます(笑)」(このはずく)

「朝一番にリビングの掃除機をかけます。子どもが遊ぶのでここだけは必ず!とやっています。あとは階段と冷蔵庫の横にクイックルワイパーを置いて、気づいた時にやるようにしています」(あいあい)

「ごみを見つけたら即対応できるように、おしゃれなコードレス掃除機Sharkにして出しっぱなし」(さっぴ)

「毎日すべての場所を掃除するのではなく、どこかしら1カ所だけでもきれいにすればよし!としています」(ゆう)

「お掃除ロボットを活用し、1日の最後にクイックルワイパーでさっと拭いておしまい。洗濯物はハンガー収納(=タオルや下着以外)で畳む時間を短縮しています」(おもち)

「まとめてやる派」とはいえ、マメな方多し

「掃除機は休日のみですが、なるべく物を減らして(=障害物を減らして)、部屋をスイスイ掃除できるようにしています。汚れやすいガスレンジなどはコツコツ掃除をしているので、大掃除はしたことないです」(産休最高@ぴっぴ)

「丁寧な掃除は週に1~2回ですが、シャワーのついでに排水溝掃除、歯磨きのついでに鏡磨き、トイレのついでに床を拭く、など気が向いたらの“ついで”掃除は心がけています」(まぴ)

「平日の洗濯は乾燥機か部屋干し。押し入れの一角を乾いた洗濯物の置き場にし、気が向いたらたたみ、疲れていたらそこから着ます(笑) 平日の掃除はぼぼしません。お風呂掃除くらいです」(あけやん)

「週に2回ほどあるテレワークの日は洗濯の日と決めています。下着やパジャマは畳みますが、外出用の服は全てハンガーにかけて干し、乾いたらそのままクローゼットにしまっています」(すず)

「洗濯乾燥機のすぐそばにスリムな棚を設置。下着は畳まず、そのままポイポイ仕分けて収納しています」(みさき)

「平日はほとんど家事をしません(笑) 洗濯物で干しっぱなしにできるものは極力そのまま、タオル類などはソファに置いておきます」(みにとま)

5人の母であり末っ子は2歳という、収納スタイリスト®の吉川永里子さんに聞きました。

「家事は、無理なくマイルールを見つけることがポイント」と、吉川さん

「働きながら子育てをしているみなさん、毎日の家事、お疲れ様です!
家事ってやれば終わりが来るものじゃなく、やらなければちょっとずつ溜まっていってしまうものなので、本当に大変ですよね。

いかに、無理なくマイルールを見つけてこなしていくかがポイントです。

そういった意味では、うまく家事を捨てる・手放すことは現代の生活においてとても重要なこと。
アンケートにも多かった「アイロンかけ」は、私も随分前に手放しました!今は週末に給食当番の白衣を誰かが持って帰ってくると「あ〜アイロンかけなきゃ」と重い腰をあげています。ただしそのついでに、本当はちょっとアイロンかけたかったんだよな〜という服もまとめてかけたりします。

毎日ちょこちょこやる派の人は、やり忘れややりムラが出ないように、曜日で掃除する場所ややる家事を決めておくのが賢いですね。
まとめてやる派の人は、週末とかにイベントや旅行が入ると、まるっと2週間掃除してない〜なんてことになるので、汚れが落ちにくくなるキッチンやお風呂については、簡易でいいので使い終わった後にちょい掃除だけでもしておくとベターです」

「家族への期待は“自分が思うキレイな状態”よりも“時間をスムーズに回すこと”を優先」と、吉川さん

「またどの家事を手放し、どの家事をまとめるかは、人それぞれの価値観で違います。

●自分にとってやりたくない!面倒!と思う家事はなんなのか?
●それは本当にやらないといけない家事なのか?


一度こういった視点で、現在やっている家事ひとつひとつを改めて整理してみてください。

その中で、どうしてもやる必要があるけど、自分はやりたくない!時間的にできない!という家事があれば、そこを家族に分担してもらうのがおすすめです。
パパに担当になってもらうもよし、家族それぞれに自分の分だけ担当してもらうもよし。

わが家の場合は、子どもたちが小学生になった頃からお風呂洗いをお願いしています。部活や習い事の曜日を避けて、1人週2回、曜日担当制にしています。私の仕事が遅い日でも、担当者がお風呂を洗って沸かしてくれるので、18時過ぎから順次お風呂に入ってくれてとても助かっています!もし私が帰ってきてから洗って沸かしていたら、家族6人のお風呂が毎晩大渋滞しちゃいます(笑)た・だ・し…

子どもたちは浴槽しか洗わないので、土曜を担当する私が洗い場や排水溝など、普段ほとんど洗われていない場所を掃除します(笑)
毎日、自分が思うキレイな状態にまで掃除してもらうのは諦め、忙しい平日の夕方がスムーズに回ることを優先した分担
だと思っています♪

何を優先したいのか?何をやりたくないのか?など、ママは抱え込まずにもっと自分ファーストに家事の取捨選択をしていってOKですよ◎」

吉川永里子(よしかわ えりこ)

5人のママで、片づけられない女だった過去の経験を活かして、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーとし、個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など幅広く活動します。

吉川 永里子 インスタグラム

吉川永里子 公式サイト

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2023年11・12月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数352人)
※記事の内容は2024年2月の情報で、現在と異なる場合があります。

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