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産後1年……。気になるシミの種類と綺麗にカバーする方法

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妊娠中・出産の時期は体調の変化による肌トラブルに悩まされる人も多いかと思います。トラブルの中でも気になるのが「シミ」。一度できてしまうとなかなか薄くならないので、産後ケアをどうしようかと悩む人もいると思います。そこで今回は、美容コーディネーターの高橋果内子さんによる皆さんの気になる「シミ」について解説をお届けします。

美容コーディネーター 高橋果内子
OL生活を経て30歳で美容業界に転身。過去のモデル経験、多数の美容資格取得の経験から幅広いジャンルの美容情報に精通。 現在は、美容コーディネーターとして活動し、ウェブメディアにて多数連載を持つ。 「一般社団法人 地域復興 美と笑顔を繋ぐ会」の代表も務め、美容家仲間たちと美にまつわる活動を通じてボランティア活動も行っている。
http://www.kanakotakahashi.com/

産後、急にシミが増えた!? シミができるメカニズム

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「産後にシミが急に増えた気がする」という声をよく耳にしますが、それは妊娠中に活性化する女性ホルモンが影響しています。妊娠中に乳輪が黒ずんだりしますが、妊娠するとプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの分泌が増えることで、表皮の基底層にあるメラニン生成細胞「メラノサイト」を刺激して、シミの原因となるメラニン(肌や髪の色をつくる色素)が増えてしまうことが要因と言われています。それを同じことが顔でも起こり、紫外線を浴びていなくてもシミができやすい状態になってしまうのです。
さらに、妊娠中・産後はホルモンバランスが乱れやすく、皮脂分泌が過剰になったり肌荒れしやすくなったりと肌が炎症を起こしやすい状態に傾きがち。その結果、炎症跡が黒ずんだりすることもあります。
ただし、妊娠中に濃くなったシミは一部の場合を除いてホルモンバランスが整ってくれば自然と薄くなってきますので、あまり不安に思わずに過ごしてください。

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シミにはいくつかの種類がある

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妊娠中・産後に気になる「シミ」ですが、ひと言で「シミ」と言っても、シミにはいくつかの種類があります。
皮膚にできるシミの種類で一番多いとされているのが茶褐色の「老人性色素斑」。蓄積された紫外線ダメージによって症状(大きさや数)はバラバラです。紫外線を浴びてしまったことが原因なので、UVケアをしていなかった部分や紫外線対策がしづらい箇所に集中してできることがあります。
「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれる直径数ミリ以下の小さなシミ「ソバカス」、ニキビや化粧品などによって肌に炎症が起こり、それが治った後にできる「炎症後色素沈着」、頬骨の上や頬、額、口の周りなどに左右対称にできる「肝斑(かんぱん)」など、シミは状態や原因によって種類がいくつかあり、それぞれ対処法も異なります。

タイプ別シミ対策&スキンケア方法

ここからはタイプ別のシミ対策&スキンケア方法をご紹介します。
■「老人性色素斑」
最もポピュラーな「老人性色素斑」は、紫外線が原因となってできるシミで、今表面化しているシミは数年~20年ほど前に浴びた紫外線の影響だとも言われています。できてしまったシミを薄くするのはなかなか難しいと言われていますが、クリニックで販売されている化粧品によく見かける「ハイドロキノン」や「アルブチン」、「ビタミンC誘導体」などの有効成分を配合しているものを選ぶとよいでしょう。

iStock.com/beer5020

一度できてしまうとなかなか改善しないため、予防ケアが大切です。日やけ止めクリームはもちろん、日傘や帽子などを活用して日常的にしっかりUVカットケアをしましょう。
■「ソバカス」
「ソバカス」の主な原因は遺伝と言われています。幼少期に現れて10代の思春期の頃には薄くなっていくものの、紫外線を浴びたり、過度なストレスがかかったりことでシミが目立ちやすくなる傾向があります。ですので、スキンケアで何とかするというよりはメイクで上手にカバーする方法を取り入れましょう。
■「炎症後色素沈着」
炎症を起こした後にできる「炎症後色素沈着」は、炎症部分に紫外線が当たると色素沈着を起こしやすいので、UVケア効果のあるスキンケアを取り入れましょう。スキンケアは「老人性色素斑」でご紹介したアイテムと同じものがお勧めです。
■「肝斑」
「肝斑」については、最近ではスキンケアよりも内服薬を服用する方法が薦められています。トラネキサム酸という色素沈着抑制効果を持つ内服薬を処方してもらい指示どおりに服用してみるのもいいでしょう。

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ここまでシミの種類とケア方法についてご紹介しましたが、間違えたケア方法はシミの状態を悪化させることもありますので、シミの状態が深刻でお悩みの方、正確な症状について知りたい方は皮膚科医の診断を受けることをお勧めします。

ポイントメイクで上手にシミをカバーする方法

美白効果が期待できるコスメでスキンケアをしながらUVケアもすることが大切だとお伝えしましたが、今できてしまっているシミを上手にメイクでカバーしたいですよね。

そんな時にぜひ取り入れてもらいたいのが「コンシーラー」です。コンシーラーはファンデーションよりも粘度が高く、肌への密着度が高いためよれにくく上手にカバーしてくれます。スキンケア、化粧下地を塗った後、カバーしたい箇所にコンシーラーを伸ばします。この時、一気に塗るのではなく少量ずつ重ねづけすることがポイント。軽く叩き込むように重ねることで密着度がさらに増して、メイク崩れしにくくなります。
コンシーラーを選ぶ時のポイントは「色」です。濃い色を隠したいと明るい色を選ぶ人がいますが、それはNG。ご自身が使っているファンデーションと同じ色かもしくはワントーン暗い色を選ぶと地肌とシミの境目を上手にごまかすことができて、コンシーラーを塗るたった1ステップを加えるだけでメイクが綺麗に仕上がります。

いかがでしょうか。ひと言で「シミ」と言っても種類や対処法も様々ですが、妊娠中・産後にできる「シミ」は女性ホルモンが影響していることが原因である可能性が高いので、ホルモンバランスが整ってくれば状態は改善されてくると思います。ただ、どんなシミでも紫外線ダメージは受けない方がいいので、産後もしっかりUVケアをするようにしてくださいね。(文・ 高橋果内子/美容コーディネーター)

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