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おっぱいたりてる?【0~3カ月】授乳の7つの気がかりに専門家がアドバイス

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robertprzybysz/gettyimages

新生児期~3カ月のころの授乳は、赤ちゃんもママも初めてのことだらけ。幸せな気持ち半分、気がかりも多いのではないでしょうか? ママたちから多く寄せられる授乳に関する気がかりを7つピックアップし、よしかた産婦人科副院長の善方裕美先生にアドバイスをいただきました。

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気がかり1:おっぱいを上手に飲んでくれません

生まれて間もない赤ちゃんは、おっぱいを飲み始めたばかり。首がすわらない時期は授乳姿勢を作るのも難しいので、上手に飲めないのは当たり前です。コツをつかんで、ゆっくりと上手になっていきましょう。大切なのは、乳首だけを吸わせないで、乳輪が隠れるくらい口いっぱいに含ませること。下記の2ステップを参考にしてみて。

Step 1:
赤ちゃんとママのおなかを密着させ、赤ちゃんの鼻先と乳首が向かい合うよう抱きます。

Step 2:
乳輪が隠れるくらいまで、口いっぱいに含ませます。上唇が少しめくれて、あひるの口のようになればOKです。

気がかり2:母乳がたりているかはどう判断するの?

0~3カ月では授乳回数が多く、ちゃんと飲めているのか、たりているのか不安になるママも多いはず。
「飲んだあと、またすぐに欲しがる」
「泣いてばかりいる」
「おっぱいが張らない」
これらのことは、“たりないサイン”ではありません。迷ったときは、4つのチェック項目を確認してみましょう。すべて当てはまっていれば問題ありません。もし当てはまらない項目があった場合には、母乳外来や小児科で相談を。

★授乳量チェック項目

□月齢別授乳回数の目安に合っている
→0~2カ月ごろは1日8回以上、3カ月ごろは1日6~8回以上が目安です

□赤ちゃんに活気があり、顔色がいい
→赤ちゃんがいきいきしていて、肌に張りがあり肌色もよければ問題ありません

□おしっこの回数が1日6回以上
→おしっこの量=飲んだ量ではありませんが、6回以上なら十分飲んでいる目安になります

□赤ちゃんの体重が乳幼児身体発育曲線の帯内に入っている
→体重の増え方が穏やかでも、乳幼児身体発育曲線の帯内に入っていれば大丈夫です

気がかり3:3時間ごとの授乳って、守らなくちゃいけないの?

低月齢のときは、よく「3時間ごとに授乳」と聞きますよね。母乳育児の場合、0カ月のころは乳頭刺激を繰り返すことによって母乳の分泌を促すホルモンがだんだん整うようになるので、3~4時間以内の授乳を心がけましょう。しかし、1カ月を過ぎて順調に体重が増えていれば、赤ちゃんが寝ているところを起こしてまで授乳しなくてもOK。ママと赤ちゃんのペースで大丈夫です。

気がかり4:授乳時間がなかなか空きません

授乳の間隔がなかなか空かず、不安になってしまうママはたくさんいます。この時期、赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲むのが上手ではないので、よくあること。ゴクゴク飲む子、チョボチョボ飲む子など、赤ちゃんのタイプによっても違います。間隔を空けようと頑張らないで、なるべく気楽に授乳できるように、授乳のしかた(いつでも、どこでも、ラクな姿勢で)の工夫をしましょう。

気がかり5:母乳育児の場合、自分の食事はどのくらい気にかけるべき?

ママにとって授乳中は、自身の食事内容も気になるところ。基本的に、授乳中でも好きなものを食べてOK。でも、母乳は個人差が大きいので、ママのタイプによって食べたものが乳腺の詰まりに影響することはあります。ママと赤ちゃんの健康のためにも、栄養バランスのいい献立を心がけましょう。カフェイン飲料をたくさん飲むと、母乳に微量のカフェインが含まれ、その母乳を飲んだ赤ちゃんが、眠りにくくなることもあります。カフェイン飲料は、1日1~2杯程度にしましょう。また、アルコールは母乳に移行するので控えましょう。飲みたくなったら、ノンアルコール飲料を試してみても。

気がかり6:授乳後に吐いてしまったら、もう一度飲ませるべき?

赤ちゃんの胃はまだ袋状ではなく、まっすぐな筒状なため、おっぱいやミルクを吐いてしまうことがよくあります。少しくらいの吐き戻しなら次の授乳まであげなくても大丈夫。ただし、吐く量が増えたり、元気がない、体重が増えないなど、赤ちゃんの様子がいつもと違うと感じる場合は小児科を受診しましょう。

気がかり7:おっぱいが張って痛みがあります

授乳間隔が空いたり、授乳回数が減ると、乳房が張ることがあります。水で絞った冷たいタオルで冷やすか、「圧抜き」という方法を試してみましょう。おっぱい全体の張りではなく、一部にしこりや痛みがあるときは乳腺炎の可能性もあります。いろんな向きで赤ちゃんにあげてみて、赤みや痛みが引かないようなら母乳外来などに相談しましょう。

圧抜きのしかた

Step 1:
張っているほうの乳房を片手で中心に寄せる

Step 2:
反対の手の親指、人さし指、中指の3本指で乳輪部をやさしく挟んで乳汁を出す

Step 3:
乳汁が勢いのある射乳から、たらたらした出方に変化したら完了です

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赤ちゃんには生まれながらに、唇に触れたものを吸う力があります。ただ、最初は吸い込む量と飲み込める量が合わず、むせてしまうことも。低月齢の赤ちゃんたちは、一生懸命母乳やミルクを飲む練習をしています。しだいに上手になっていくので、あせらず赤ちゃんと一緒に授乳リズムを作っていきましょう。(取材・文/ひよこクラブ編集部)

■監修/善方裕美先生
よしかた産婦人科 副院長。妊娠、出産をサポートするだけでなく更年期に関する著書を執筆するなど、女性の一生に寄り添っている先生。3人の女の子のママです。

■参考:「ひよこクラブ」2018年3月号「母乳不足『感』にもう迷わないっ! 新生児~3カ月までのおっぱい・ミルクの飲み方、飲ませ方Q&A」

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