【専門家監修】離乳食[中期]7,8ヶ月ごろ★モグモグ食に進めるタイミングは?

![【専門家監修】離乳食[後期]9〜11ヶ月ごろ★カミカミ食に進めるタイミングは?](https://img.benesse-cms.jp/tamahiyo/item/image/normal/resized/resized_03b3d16a-239c-40fe-a9ec-addd8799f531.jpg?w=100&h=60&resize_type=cover&resize_mode=force)
離乳食の開始から2ヶ月くらいがたち、食べ物をゴックンと飲み込めるようになったら、次のステップへ進みます。この時期は、口をモグモグ動かして食べる練習をします。2回食を定着させ、いろいろな食材にチャレンジしましょう! 今回は、7,8ヶ月の離乳食に進めるタイミングの見極め方をご紹介します。
ステップアップのタイミングは?
★ペースト状のものを上手に飲み込めるようになったら
離乳食開始から2ヶ月くらいがたち、ややかたさのあるペースト状の食べ物を、唇をしっかり閉じてゴックンと飲み込めるようになったら、7,8カ月ごろの離乳食へと進みます。やや水分の少ないベタベタのものを、モグモグと口を動かして飲み込めるようになるのも、ステップアップの目安の一つです。1日2回の離乳食を定着させるためには、生活リズムが整っていることも大切です。
自分で座って食べられるようになると、体が安定し、口に力が入るので、こぼすことも減ってきます。おすわりができるようなら、ラックなどに座らせてもいいでしょう。
[7,8ヶ月ごろの離乳食]始めてOKのサイン4つ
赤ちゃんに次のような変化が見られたら、次のステップに進めるサイン。口をモグモグと動かして食べる練習を始めましょう。
口をモグモグと左右に動かす様子が見られる
粒が残るくらいのペースト状のものを、口をモグモグと動かして、奥のほうに移動させることができる。
ゴックンが上手にできる
水分が少なめのペースト状のものを、唇を閉じてゴックンと飲み込むことができる。
おすわりが安定している
おすわりが安定してきて、少しの間なら、座ったままおもちゃなどで遊べる。
生活リズムが整っている
2回食に進んでいるか、1回食でも生活リズムが安定し、喜んで食べる。
こんなときは、まだ5,6カ月ごろの離乳食で練習を!
赤ちゃんが以下のような状態だったら、"モグモグ食”にはまだちょっと早いかも。もう少し「5,6ヶ月の離乳食」でゴックンと飲み込む練習を続けて。
□ゴックンができずに口から出してしまう
□食べられる食材の種類が増えない
□生活リズムが整わず、授乳の時間が決まらない
ペースト状の食べ物をしばらく続けて、ゴックンと飲み込む練習をしましょう。生活リズムが整わない場合は、ねんね、授乳、離乳食、お散歩などの時間を決めて、毎日繰り返しましょう。(文・たまひよONLINE編集部)
■参考:『すぐわかる! 離乳食』(ベネッセコーポレーション 刊)より抜粋。情報は書籍掲載時のものです。
初回公開日 2018/10/18
育児中におススメのアプリ
アプリ「まいにちのたまひよ」

妊娠日数・生後日数に合わせて専門家のアドバイスを毎日お届け。同じ出産月のママ同士で情報交換したり、励ましあったりできる「ルーム」や、写真だけでは伝わらない”できごと”を簡単に記録できる「成長きろく」も大人気!
ダウンロード(無料)育児中におススメの本
最新! 初めての育児新百科 (ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ)
大人気「新百科シリーズ」の「育児新百科」がリニューアル!
新生児から3歳まで、月齢別に毎日の赤ちゃんの成長の様子とママ&パパができることを徹底紹介。
毎日のお世話を基本からていねいに解説。
新生児期からのお世話も写真でよくわかる! 月齢別に、体・心の成長とかかわりかたを掲載。
ワンオペおふろの手順など、ママ・パパの「困った!」を具体的なテクで解決。
予防接種や乳幼児健診、事故・けがの予防と対策、病気の受診の目安などもわかりやすく紹介しています。
切り取って使える、「赤ちゃんの月齢別 発育・発達見通し表」つき。