【専門家監修】1歳6ヶ月ごろからの“幼児食”、食べる意欲を育てる食器選びのポイントは?
1歳6ヶ月を過ぎたら、必要な栄養は100%食事からとるようになり、おっぱいやミルクはママとのコミュニケーションの1つに。この時期からの食事はどのようになるのか、管理栄養士の太田百合子先生に伺いました。
離乳食が完了しても大人と同じ食事はNG
1歳6ヶ月ごろに離乳食が完了しても、かむ力や消化器官などは未発達。大人と同じ食事でなく、幼児食(一般的には1~2歳代の食事をいいます)に移行します。スプーンやフォークを使いたがるようになりますが、食事のイヤイヤが増え、遊び食べをする子も。でも、この時期に大切なのは、楽しくおいしく食べて、赤ちゃんの食事に対する意欲を育てることです。
赤ちゃんの食べる意欲を育てる食器選びのポイントは?
スプーンは、赤ちゃんが握りやすい形状で、食べ物が口に入りやすい、口角の2/3程度のものがおすすめ。口あたりがやさしい素材を選ぶといいでしょう。
フォークは、食べ物をさすときに力が入りやすい、平べったい持ち手のものがおすすめ。難しかったら、ママが手伝っても。先端は丸みのあるものが安心。赤ちゃんの好きに使わせてあげますが、ママはそばで危険がないようにサポートを! お手本を見せてあげてもいいでしょう。
上手に食べられる工夫がいっぱい!
1歳6ヶ月からが対象、amazonで200件以上のレビュー、高評価を獲得している幼児食用のカトラリーセット。面が平らで深めのスプーン、溝のついたフォーク、持ちやすいデザインなど、上手に食べられた達成感や満足感を体験できる工夫が好評です。
お出かけに便利なケース付き
離乳食中期から1歳代まで長く使えるタイプ。口に運びやすい角度と、すべりにくく握りやすい持ち手で、食べる練習をサポートします。ケース付きなので、お出かけにも便利。
赤ちゃんがスプーンやフォークを使って、少しでも上手に食べられたら、「すごいね~。上手に食べられたね」とほめてあげると、ますます食べる意欲がアップするでしょう。テーブルや床を汚すことも多いかもしれないけれど、シートを敷くなどして乗りきって。「食事は楽しい!」と思える経験をいっぱいさせてあげて!(文・ひよこクラブ編集部)
■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)
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初回公開日 2018/08/16
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