たった3つだけ 「夕食時短テクニック」でわりきり晩御飯
忙しい子育ての中、家事をするのはとても大変ですよね。「なるべく効率よくやりたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか?
特に、家事の中でも食事の準備はさくっと済ませたいと考えているママも多いようです。今回は三食の中でも手間がかかりやすい夕食を“時短”で作れるコツをお伝えいたします。
<執筆者プロフィール>
宮﨑 奈津季
管理栄養士・薬膳コーディネーター
女子栄養大学実践栄養学科卒業。介護食品メーカーで営業を2年経験後、独立。
料理研究家ユニット「ちゃあみー」として活動。2019年1月に合同会社HITOOMOIを設立。
菓子メーカーの営業代行・商品開発や、レシピ開発、料理動画撮影、記事・コラム執筆、監修などを行う。誰かのための料理、労わる料理、作り手も気負わない料理を大切にしている。
HP:charming cooking class
1.野菜は切っておく
野菜は購入したら、すぐに調理できるように適当な大きさに切っておいて密閉できる保存袋にしまっておくといいでしょう。下ごしらえを先に済ませておくと、調理工程を少なく済ませることができます。ただし、アボカドやジャガイモなど、切ってから酸化しやすいものは避けたほうがベター。そのまま切らずに保存しましょう。野菜によっては塩もみをしたり、下茹でしてから冷凍してもいいですね。
2.味噌汁の具は冷凍or乾物
夕食に汁物を取り入れる方は少なくないと思います。そんな方におすすめしたいのは、冷凍野菜や乾物の利用です。ホウレンソウは下茹でをしてから冷凍、油揚げは油抜きをしてから使いやすい大きさに切ってから冷凍すると、調理時にそのまま使用することができます。また、長く保存できる乾燥カットわかめやお麩をストックしておくと、いざというときに便利です。
3.メインは冷凍漬け置きがおすすめ
メインの肉や魚は、調味液に漬けこんで冷蔵・冷凍しておくと、とても便利です。朝に時間があるのであれば、下ごしらえだけ済ませておくと調理時間が短縮できます。味も染み込みやすいので、誰でもおいしく作ることができるのもうれしいポイントです。スーパーで肉や魚が安いときにまとめて購入して漬け置きしておくと節約にもなり一石二鳥です。
魚は傷みやすいのでなるべく早めに使い切るようにしましょう。干物をストックしておくのも一つの方法ですね。
まとめ:【ちょっとしたコツを取り入れて】
日々の食事を、栄養面や好き嫌いを考えながら献立を立てるのはとても大変なことです。あらかじめできる調理を先に済ませたり、長期保存できる食材をストックしておいたりすることで時短や手間の削減につながります。このようなことを行うだけで、自炊する回数が増え節約に繋がるかもしれません。ぜひ、参考にしていただけたらうれしいです。