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お年玉をきっかけに、子どもに教えたい「お金の話」

小さな男の子は、1 ドルの通貨のノートを保持しています。
SbytovaMN/gettyimages

お正月に子どもを連れて帰省すると、お年玉をもらう人も多いのではないでしょうか。子どもは大喜び。でも、もらっただけで終わりにしないでくださいね、とはファイナンシャル・プランナーの前佛朋子さん。なぜなら、お年玉は子どもにお金の大切さや使い方を教える良いきっかけになるからといいます。
今回は、お年玉を通じて子どもに教えたいお金の話をききました。

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前佛 朋子(ぜんぶつ ともこ)
ファイナンシャル・プランナー (AFP)、ライター、整理収納アドバイザー
家計コンサルティングZEN 代表。ライターとして活動していたが、お金の使い方を整える大切さに気付き、ファイナンシャル・プランナーとなる。お金と暮らしの整え方を伝授して不安を安心に変えるサポートを行う。家計見直し、お金の整理、ライフプラン、遠距離介護などの相談も受けている。
家計見直しと暮らしの整え方を伝える相談室【家計コンサルティングZEN】

生きていくのに、お金は大切なもの

お金は、私たちの衣食住を支えるのに必要なものです。そのため、何も考えずにお金を使い続けると、大事な生活費が足りなくなってしまいます。
家族と一緒にいつまでも幸せに暮らしていくためには、お金は大切に使わなければいけません。お金の大切さを子どもに伝えていくのは親の務めです。できれば、子どもが小学生になる前からお金の大切さと正しい使い方を教えておきたいものです。

伝えたい貯金の大切さ

子どもも3歳を過ぎれば、だんだんとママやパパの言うことを理解できるようになります。そこで、お年玉をもらったら「お金は必要なものや本当にほしいものを買うときに使うもの」「いつまでも安心して暮らしていくために必要なもの」と教えてあげましょう。そして、「お金は貯めることも必要」だと伝えておきたいです。

そこで、お金を「使うお金」と「貯金するお金」に分けることを教えてあげると、大人になってから上手にお金を使いこなせるようになります。3歳を過ぎ、お金の話がわかるようになれば、1,000円程度を買い物に使うお金として手元に残し、残りのお金は子ども名義の口座へ貯金してはいかがでしょうか。
自分名義の通帳があると子どもは喜びますし、貯金の大切さを理解するきっかけにもなります。また、貯金の原則「先取り貯蓄」の練習にもなるからおすすめです。お金のことをまだ理解できない2歳くらいまでは、子ども名義の口座をつくって全額貯金しておけばよいでしょう。

我慢するチカラを育てる

街へ出れば、おまけ付きのお菓子やカプセルトイ、ゲームなど、小さな子どもが欲しくなりそうなものであふれています。筆者の子どもが3歳の頃、集めていたおまけがあり、お年玉で買おうということになりました。本当はほしいキャラクターがあるのに、「買わなくちゃ」という気持ちが先走り、たいしてほしくもないキャラクターのものを「買う!」と言い出したことがあったんです。そこで、「本当にほしいものを一緒に探そうよ」と根気よく伝えたところ、グッと我慢してくれました。このような場面は「お金は本当にほしいもののために使う」ことを教える絶好の機会になるのです。

当たり前のことですが、お金は使えばなくなりますし、持っている分しか使うことができません。そのため、正しいお金の使い方を教える必要があります。お金の正しい使い方とは、本当にほしいもの、必要なもののために、計画的に使うこと。そして、お金が足りない場合は、お金が貯まったときに買うことです。また、正しくお金を使うには、時に自分の欲求を抑える「我慢するチカラ」が必要です。持っているお金を無駄に使ってしまわないように、ママやパパが見守りながら、我慢するチカラを育てていきましょう。

お金の使い方を練習する方法

子どもにお金の正しい使い方を伝えたい。そんなときにおすすめなのが「お買い物ごっこ」です。おもちゃのお金を使って、お金を払ってものを買う練習をしておくとよいでしょう。
そのうえで、お買い物の実践として、お年玉を使って実際に買い物をするとよいかもしれません。その際、お金の種類を教えるために、お年玉の中から手元に残しておいたお金(1,000円程度)を100円玉、50円玉、10円玉に両替してあげましょう。年中や年長の歳になれば、10円玉10枚で100円になるなど、お金の数え方を教えてあげると簡単な算数の勉強にもなります。両替したお金は子ども用のお財布に入れておき、その財布を持って、ママやパパと一緒に買い物練習に出かけましょう。

お店では子どものほしいもので、なおかつ持っているお金で買えるものを選びます。その際、「本当にほしいものに使うこと」「一度に使わないこと」「ほしいものがなければ無理にお金を使わず、次回まで置いておく」ことを教えてあげましょう。そして、親のサポートのもとでお財布からお金を出して支払いをさせてあげるのです。実際に買い物をする機会をつくってあげると、子どもは喜びます。また、子どもにとってはその経験が自信につながります。それと同時に、無駄遣いをしてはいけないことも学べるのです。

関連:お年玉 親が管理する? 子どもに任せる?

お金を貯金する分と使うお金に分け、実際にお店で買い物をすることは、子どもにとってお金の正しい使い方を学ぶ絶好の機会です。3歳を過ぎて親の話を理解できるようになったら、お年玉を使って正しいお金の使い方を教えていきましょう。ただ、子どもはお財布をちゃんと管理できないかもしれないので、親が預かってあげましょうね。

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