イヤイヤ歯みがきにバイバイ! むし歯リスクを減らす仕上げみがきの3つのポイント
1・2歳の歯みがきは苦手な子も多いですが、食事やおやつの幅が広がってくるこの時期はむし歯のことも気になりますよね。「嫌がって大変だから…」と後回しにせず、今日から仕上げみがきにチャレンジしてみませんか。
ママたちにリサーチ! “イヤイヤされて一番困るのは歯みがき”がトップ
先輩ママたちに、子どものイヤイヤについてリサーチしたところ
「イヤイヤで困ったのはいつごろからですか?」という質問*1には、
「イヤイヤで困ったのはいつごろ?」
という結果が。一般的に「イヤイヤ期」と言われるのは2歳代ですが、その前からイヤイヤに困るかたは多いようです。
*1 <こどもちゃれんじぷち>2012年5月度制作モニターアンケートより
また「イヤイヤされて1番困ったものは?」の質問*2には
「イヤイヤされて一番困ったものは?」
歯みがきがダントツ1位でした。ママたちからは「とにかく歯みがきが嫌いで、毎日、悪戦苦闘状態!」「寝転がって仕上げみがきをさせてくれないので奥歯がみがけません!」といった声も聞かれました。
*2 <こどもちゃれんじぷち>2016年12月実施調査より回答者数186人の上位5つ
仕上げみがきは、寝る前にあお向け姿勢でみがくのが効果的!
リサーチ結果では、イヤイヤされて1番困ったのは「歯みがき」がトップでしたが、実は1歳、2歳はむし歯リスクが高まる時期! 歯の本数が増えて、ジュースやクッキーなど糖分が多いおやつを食べ始めたりすることがむし歯リスクを高める原因です。そのため仕上げみがきを習慣にすることが大切。ポイントを紹介します。
point1.楽しくみがく
スムーズに歯みがきをするには「怖い」「痛い」といった思いをさせないことがポイント。子どもが好きな音楽を聞かせながらみがくなど、楽しくみがく工夫をしましょう。
point2.夜、寝る前に仕上げみがきをする
睡眠中は、唾液(だえき)の分泌量が減ることで、口の中の細菌が増え、むし歯リスクがアップ! そのため寝る前に、しっかり仕上げみがきをして口の中の細菌を減らしましょう。
point3.ごろんの姿勢でみがく
ベストな姿勢は、ママのひざに頭を乗せるあお向けです。あお向けだと、口の中がよく見えて、動かないように頭も固定できます。右利きの方は、右手で歯ブラシをえんぴつ握りで持ち、左手で子どもの頭をしっかり固定しましょう。
子どもは口のまわりの感覚が敏感です。また「痛い」「怖い」という思いをすると歯みがきを嫌がるようになってしまうので、たとえ短時間だからといっても力ずくで押さえつけてみがくのは逆効果! 歯みがきは“楽しく”がキホンなので、まずは歯みがきの絵本やDVDを見せたり、ママやパパがみがく姿を見せたりするなどして、歯みがきに興味をもたせることから始めましょう。(取材・文/麻生珠恵)
取材協力/こどもちゃれんじ