休校期間中だからこそ、子どもを伸ばすチャンス!【ママの体験談】
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、学校が休校中。夏休みのようにたくさんの課題が出る学校は少なく、勉強は自主性に任されています。でも、この状況でサクサク勉強する子どもって少ないですよね。市販のドリルを渡しても、肝心のやる気スイッチがなかなかONにならず、ママもイライラ。
かつて口コミサイト『ウィメンズパーク』の会員に「うちの子の“やる気”、どうやったら上がる?」というアンケートを実施したところ、
1位 何かごほうびがあるとき 61.5%
2位 取り組み自体が楽しいとき 52.2%
3位 ほめられたとき 41.0%
※口コミサイト「ウィメンズパーク」会員4294 名回答。2013年9月実施。複数回答。
という結果が出ました。
ママたちはごほうびが一番効果的だと考えているようです。 ごほうびで釣りたくないけれど、やる気スイッチはONさせたいし…というのが悩みポイントであるようです。
とくにこの休校期間、その悩みを感じるママが増えているようで…
子どもにどんな勉強をどのくらいさせているのか、口コミサイト『ウィメンズパーク』でリサーチしてみました。
本来は学校ありなので、夏休みより多めの学習時間を
「小3男子です。通信の漢字や算数のプリントを15枚ほどやっています。休校期間は本来なら学校があったはずということで夏休みより多少多め。3時間ほどで終わる枚数だけど、実際はダラダラして1日かかることもあります。時間で決めてしまうと何もせず終わることも考えられるので、その日やることを前日に渡して確認です」
「今まで春休みや夏休みなど宿題が終わればいいかな程度で結構ゆる~くやっていたけど、休校中はほとんど宿題がなく、だらだらしているだけで時間が過ぎていたので、急いでドリルを買って、学校の授業時間とほぼ同様に午前45分×2回、午後45分×1回を目安に頑張らせています」
「通常の長期休みの場合、午前中は9時から11時の間に勉強を終わらせて体験や短期教室に通っていましたが、休校期間はワークショップも短期教室も中止だし、市立図書館も利用禁止。なので、午後も昼食後から夕方までの2時間ほど勉強の時間を作ってます。ただ、ちょいちょい『のど乾いた~』『トイレ~』とか休憩が多くなってますが、やるだけよしかな」
休校中こそ勉強を伸ばすチャンス!?
「学校からの宿題は何も出ていません。マストの宿題という縛りがないので、好きな教科を伸ばす期間にしようと、好きな算数の市販のドリルをやらせることにしました。好きな教科なのでやる気スイッチも入るし、時間もあるので次の学年の予習まで進んでいます。休校は困るけど、好きな教科を好きなだけでき、勉強が楽しいと思わせるチャンスと頭を切り替えました」
「宿題は出ていないので、休校の間に弱い教科やつまずいている部分を補強することに力を入れ、市販のプリントを選んで勉強させています」
休校中は親子で副教科を楽しむことも
「習い事も絶賛休校中のままなので、運動不足解消に体育のレベルテストがある縄跳びとか一輪車を庭でやってます。」
「塾もあって音楽の練習は二の次でしたが、塾も休みで時間にも余裕のある休校中の目標は、苦手なリコーダーの克服です。冬休みは超下手だったけど、2月末に学校からもらってきた曲を何とか吹けるようになりました」
「わが子は休校が始まった当初からやる気満々で、平日は学校の授業時間通り(午前は3時限・午後2時限)に学校の課題や市販のドリルをやって過ごしていました。が、頑張り過ぎて体調を崩してしまったので、それからは“毎日必ず体育と家庭科を入れよう生活!”と称して、家事を教えたり、雑巾をミシンで作らせるなど勉強以外のこともさせています」
休校中は、勉強が遅れてしまいそうで心配になるけれど、苦手教科の克服や、いつもは家庭で手薄になりがちな家庭科(料理や裁縫など)や体育(逆上がりや縄跳びの練習など)にじっくり親子で取り組んでみてもいいですね。
(文・井上裕紀子)
※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。