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休校の後遺症…子どもたちの間で塾やめたい病が蔓延、どうする?

更新

難しい宿題-読書に問題を抱えている小さな男の子
Nadezhda1906/gettyimages

長かった自粛生活が徐々に解除され、学校が再開され始めています。お友だちに会えるのは嬉しいけれど、ゆる~い生活に慣れてくると、以前のように塾や習い事の忙しい毎日に戻るのが嫌になっている子どもも増えているよう。
口コミサイト『ウィメンズパーク』でも、「子どもが塾をやめたい」と言いはじめて困ったといったお悩みが聞こえてきました。

不安…。塾を辞めたら、成績は?

「休校が終わり学校が再開して友達と遊ぶようになったら『塾やめたい』と、言いはじめました。塾に通うと勉強がわかるのはいいけど、友だちと遊ぶ時間を優先したい。それがすべてみたいです。やる気のない子をいつまでも塾に通わせている意味があるのだろうか?と、悩みます」

「4年生の息子が塾に行きませんでした。体調が悪いとかでもなく、単に面倒だから行かないと。学校が再開してからサボり癖がついたみたいです。高い月謝を払ってるのにふざけんな!と、ぶち切れです」


正直、大人だって在宅勤務や外出自粛の生活で、当たり前だった通勤が憂うつになったり、早起きのお弁当作りが面倒になったり。子どもが塾に行きたくなくなるのもわかる気がします。
とはいっても、「はいそうですね。サボりましょう」と、容認するわけにもいきません。子どもの気持ちが分かるからこそ、対処方法に迷うところです。

少しだけ立ち止まる時期があってもよいかも

「うちの娘も『今日は、疲れたから行きたくない』なんて言いました。正直、腹も立ちました。けど、こんな気持ちで行っても身に付かないと思い休ませました。次の週、塾に行ったところ『テストで休んだ日の問題が出た。分からなかった。次からはちゃんと行く』と。きっと、いつか自分で気づいてくれると信じましょう」

「中学受験をしました。今思うと1日くらい塾を休んでも良かったのかも。頑張り過ぎて6年生で壊れちゃう子もたくさんいたし。少しだけ立ち止まる時期があってもよいのかも。ただ、子どもが勉強を頑張れるよう、ママも隣で本を読んだり、勉強をする姿を見せ続けることは大切です」

「塾を少しくらい休んでもそう影響はないと思います。長い道のりだからこそ、息抜きも 気分転換も必要。体調不良じゃないとしても、休校明けで精神的に休んだ方がよい時もありますよ。その方が良い結果に繋がることだってありますよね」

一日くらい休んでもと、おさぼりを許してしまうと癖になってしまいそうで不安にもなりますが、無理に行かせても身がはいらなさそうでもあり。親も一日くらい休ませる勇気が必要ですね。
ただ、休むことで勉強が遅れたり、お金をムダにしていることを話し合うことも大切。

「小学校から塾に通った高校生の息子がいますが、当時から塾代がいくらかかり、親のサポートがどれほどのものかを明確に伝えました。お金のことは、子どもでも言えば理解できますから。子どもなりにサボれないと思ったそうです」

塾を辞めてしまうのも、ひとつの選択

「低学年の頃、塾に行きたくないと言われ、思い切ってやめました。でも、高学年になると塾に行く子も増えるので、放課後に一緒に遊ぶ友だちも減っていき、むしろ友だちと一緒の塾に行きたがりました。行きたい、やりたい、と思った時が学び時なのかな」

「『塾をやめたい』と言われ、迷いましたが、イヤイヤ通ってもいい事はなくやめる決断を。今は、長期休みの短期講習を受けています。実力テストもあって、今どの程度わかってるのかも一目瞭然なので、苦手な教科の補講は自分から積極的に受けるようになりました」

小学校時代は、遊びがいちばんの学び時間

「小学生のうちですよ、友だちといっぱい遊べるのは。でも、勉強が遅れては困るので、遊んだあとに家庭教師を頼んでいます」

「小学校の頃は、遊びと勉強の両立を考え、時間の融通がきく個別の塾に通わせています。友だちと遊んだ後に塾に行くパターン。下の子は、遊んだあとに公文に通っています」

「かつて、先輩ママさんたちが『遊べるのは小学生のうちだけ』と言っていたのを気に止めず、塾に通わせていました。実際、小学校高学年から徐々に忙しくなって、学校でも放課後練習や係活動で帰りが遅くなったりで、遊べない毎日。友だちと思いっ切り遊べる時に遊ばせてあげればよかったと後悔ありです」

「遊べるのは小学生のうち」。過ぎてしまえば納得のアドバイスですが、渦中にいる時は塾に行かせていないと不安になってしまいます。
思いっ切り遊ぶ時間を最優先に、お勉強は遅れない程度にフォローするスタンスでよいのかもしれません。そのためにも、短期講習や個別塾など、子どもが納得して通える塾を探してあげることも必要ですね。

(文/井上裕紀子)

※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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