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幼児食を食べる量が少なかったりむら食べがあっても大丈夫。それがその子の適量です【専門家】

小さな男の子はスープを食べたくない。子供は食べたくない。
写真はイメージです
Vasyl Rohan/gettyimages

子どもは大人以上に体調や気分にむらがあるので、食べた量よりも、楽しく食べることを優先しましょう。
食べる量が少ないのは、食事前におやつを食べたり、体を動かす遊びがたりなかったりなど、生活習慣に原因があることが多いものです。まずは規則正しく食べて、よく遊び、よく寝る習慣をつけた、生活リズムに整えることが大切です。
「小食」や「むら食べ」の悩みへの対応方法について、管理栄養士の太田百合子先生に聞きました。

【ケース1】おなかがすいてない

子どもは食事の時間におなかがすいていれば、それなりの量を食べるものです。自然とおなかをすかせるためには、「寝る」「起きる」「三度の食事」「おやつ」「遊ぶ」の時間をもう一度見直してみましょう。
朝早く起きれば、朝食をゆっくり食べることができるし、午前中の暖かい日ざしの中で、十分外遊びができるはずです。しっかり午前中も遊べば、お昼はおなかがぺこぺこもなるでしょう。生活を見直せば、おなかがすくリズムはできるのでぜひ試してみましょう。

[解決アイデア1]早起き・早寝をする

3食の食事時間を決めるためには、1日の生活の流れをほぼ一定に決めることが大切です。まずは、早起き・早寝を心がけて。早起き・早寝が身につくと、お昼寝や遊ぶ時間なども整ってくるものです。就寝時間を早くするのが大変だったら、毎朝決まった時間に起こすことから始めてみましょう。

[解決アイデア2]三度の食事とおっぱい・ミルクの量を見直す

1才過ぎると、食事から栄養の約8割をとるようになります。離乳食のときのように、おっぱいやミルクをたくさん与えすぎると、食事量は自然と減ってしまうので注意して。徐々におっぱいやミルクの回数と量を減らしていくようにしましょう。

[解決アイデア3]体を動かす遊びをしましょう

たくさん体を動かして、元気に遊ぶことで、おなかは自然とすくものです。寒い日などは、うちにこもりがちですが、できるだけ外で遊ぶようにしましょう。外遊びは暖かい時間帯がおすすめ。早起きすれば、午前中からたっぷり遊べて、午後を有効に過ごすこともできます。

[解決アイデア4]おやつ、水分補給を見直して

三度の食事の量が少ないときには、おやつで栄養を補いましょう。野菜を食べなかったときは、野菜入りのホットケーキなどを食べさせて。おやつなら気分が変わって食べるかもしれません。ジュースや牛乳の飲みすぎも考えもの。食事とおやつ以外は水か麦茶にして、メリハリをつけることが大切です。

【ケース2】食べる意欲がない

子どもはその場の雰囲気に左右されやすいため、大人が「たくさん食べようね」などと期待を込めると、その気持ちを感じ取って、食べる気持ちがなくなってしまうことがあります。大人は自分の期待をちょっと我慢して、さりげない工夫をしてみましょう。
たとえば、おかずを少なめに盛ってみたり、子どもが好きな食器を使ってみたりするだけでも、子どもは食べる気持ちになるもの。家族が楽しくお話ししたり、笑ったりしながら食べるなど、ちょっとした工夫で十分なのです。

[解決アイデア1]最初から少なめに盛りつけよう

食の細い子は、器にたくさん盛ってあるのを見ただけで、うんざりしてしまうことがあります。まずは、その負担を取り除いてあげましょう。初めから少なめに盛りつけて、「これだけ食べればOK」と思わせてみて。意外と食が進んでおかわりするかもしれません。食べたときは「たくさん食べたね」などと、大げさなくらい驚くと、食べる楽しさがわかってくるでしょう。

[解決アイデア2]家族みんなで楽しく食べよう

食事は1人で食べるより、だれかと一緒におしゃべりしながら食べるほうが楽しいものです。食事のときは、家族みんなで食卓を囲んで、楽しく食べましょう。そして、「今日はたくさん食べるかな?」などと心配しないで、みんなで楽しくおしゃべりしながら、リラックスした雰囲気で食事をするように心がけて。

[解決アイデア3]好きな絵の食器を上手に使って

毎日使う食器は、子どもが好きなキャラクターなどの絵がついたものを選んでみましょう。おかずを食べている途中で、お皿の底から絵が見えてきたら、「〇〇さんが“こんにちは”って出てきたね」などと、食事を盛り上げることができます。自分の好きなお皿で食べれば、食べることにも積極的になるでしょう。

【ケース3】1回に食べる量が少ない

食が細い子の食べる様子を見ていると、「栄養がたりていないのでは?」と心配になるもの。でも、1回の食事量が少なくても、トータルで見れば、意外と必要なエネルギーはとれているものです。バランスよく食べているかを見直してみましょう。また、1回の食事量で判断するのではなく、数日間でバランスよく食べていれば大丈夫。まずは1日3食+おやつに分けて、バランスよく栄養をとれるようにしていきましょう。

[解決アイデア1]少量でも栄養価の高いものを

小食の子はこってりした料理よりも、あっさりした料理を好む傾向にあります。食べる量に限りがあるので、少量でも栄養価が高い料理を出してあげるといいでしょう。少ない量でも、高カロリーの油脂分や乳製品を味のアクセントに使うなどして、食材をうまく利用し、栄養価をアップさせましょう。

[解決アイデア2]お弁当箱を上手に使ってみる

小食が続くなら、食事をお弁当箱に入れて、見た目に変化をつけてみるのも一つの方法です。ごはんとおかずを半々にし、おかずには野菜とタンパク質を2対1くらいの割合に入れると、自然とバランスよく栄養がとれます。

[解決アイデア3]たりない栄養はおやつで補う

小食の子の場合、三度の食事ではとりきれないこともあるので、たりない分はおやつで補いましょう。おやつには、蒸しパン、プリン、ヨーグルト、焼きいも、フルーツゼリーなど乳製品、いも、果物などを利用して、少量でもバランスよく栄養をとれるようにするといいでしょう。

監修/太田百合子先生 取材・文/ひよこクラブ編集部

子どもは食べる量も一定しないものです。ママやパパが食べる量を気にしすぎると、食事が楽しくなくなってしまうので注意しましょう。1回の食事の量で神経質に対応しすぎず、1日トータル(おやつも含め)で考えるようにしましょう。



太田百合子先生
Profile
管理栄養士。東京・こどもの城で長きにわたり乳幼児の栄養指導を行う。現在は大学、専門学校などの非常勤講師のほか、講演会などでも活躍。

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