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小脇美里・ヒットプロデューサーママでも育児には疲労困憊、その先に気付いたこと

2児の母であり、エディターや整理収納アドバイザーとしても活躍中の小脇さん。今月は、緊急事態宣言中の子育てに心が折れそうになったこと、息子さんの成長を目の前にして考えたことについて。SNSじゃ話せない「小脇美里の子育てのホンネ」#9

元気い っぱいの子どもたちと、 疲労困憊(こんぱい)の私

前号のひよこクラブは、「夏を休もう!」がテーマでした。ママになって 5年、休んだ記憶は確かにないなと感じました。ママになった瞬間から、私たちは 「ママを休む」ことはできません。生まれたばかりの子を守るために、慣れない授乳、眠れない毎日が始まり、成長したと思えば離乳食…すぐに何かを口に入れそうになるし、子どもが起きている間はず〜っと家の中を走り回っている感じ。寝たと思ったら夜泣きで起こされ…なんて日々ですよね。もう、正直とってもしんどいし、過酷な耐久レースに参加しているかのようです (笑)。

まわりから、「子ども2人で、ワンオペ育児で、仕事もして。なんで余裕そうなの?」とよく聞かれますが、余裕なぞあるわけない!です (笑) 。とくに、緊急事態宣言中は、2人の子を守りながら、 仕事もし、食事も 5食 (息子の 3食、娘の離乳食 2回)作り…。娘は、お昼寝中ずっとおんぶをしてないとだめで、息子は「遊んで遊んで!」で、仕事はもちろん手につかず。深夜に娘の夜泣き対応もしながら、 パソコンを打ち、連日睡眠3 〜 4時間で、「なんかもう無理かも ‼」 と思った瞬間がありました。だれかに話すにも、電話する気力すらなく…途方に暮れながらも疲れが勝り、倒れるように眠りについたのです。

そしてまた朝が来て、元気な子どもたちを前に、でも布団から起き上がれず、息子に「ちょっとママ、疲れすぎて起きられないかも」と言ってみたのです。すると、「ママ、大丈夫?僕が妹と遊んでるから寝てて」と言ってくれ、私の横で娘と遊び始めました。娘もご機嫌なので、私は「ありがとう。危なかったらすぐ教えてね」と言い、10分ほどうとうと…。だいぶ復活して、朝食の準備をしながら「さっきはありがとうね。今日はお散歩どこに行こうか?」と息子に聞くと、「ママ、疲れているんだから今日はおうちにいよう」と言うのです。そんなふうに人を思いやれるようになったことにも、お外大好きな息子がお散歩をどれだけ楽しみにしているかも知っていたので、余計に驚き。ああ、こうしてあっという間に成長していくんだと感じ、この時間ってすごい大切で、子どもが大人になったときに、いちばん戻りたい時間なんだろうなと思うと、涙が止まりませんでした。

育児の 「ちょっと先」 を想像すると、気持ちがラクになりました

気づけば 「ママ〜」 と後追いすることも、抱っこをせがむことも、息子は卒業していて。「ママと手をつなぎたい!」と、私と手をつなごうとする息子の姿を見られるのも、きっとあと少し。子どもに全力で必要とされる子育ての全盛期があるとしたら、それは 「手も目も離せない」今。それも実はあと残り3年くらいしかないんですよね。そこをしんどいと思って過ごすのか、貴重な時間だと思って過ごすのかは、自分次第。できることなら、楽しんで笑って過ごしたい。そう思えたら、この日常がとてもいとおしく、尊く感じました。

「ママを休みたい?」と聞かれたら、もちろん、休めるのであれば休みたい!です。でも、ママである以上、そんな日はしばらく来なそう (笑) 。不安も多い日々で、ストレスがたまることもたくさんありますが、今だけを見ずに、ちょっと先のことを考えてみると気持ちがラクになることも。私が息子からもらった10分の休息のように、だれかに頼って、少しでもいいから休んでみてください。私もこの夏は、「休む」ことを意識していきたいと思います。一緒に、子どもとの夏を楽しみましょうね。

文/小脇美里 撮影/辻田美咲[miicha_photo]  構成/ひよこクラブ編集部


小脇美里さん
Profile
アパレルプレス&デザイナーを経てファッションエディターに。整理収納アドバイザーや商品企画のプロデュースなど多岐にわたり活躍。2015年に第1子、19年8月に第2子を出産。2019年の経済部門ベストマザー賞を受賞。

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