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3、4歳の冬にこそ意識して伸ばしたい5つの力とは!?

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幸せな家族の母と子の娘が冬の夜に本を読む
※写真はイメージです
evgenyatamanenko/gettyimages

年少さんになると、お友だちと上手に遊べるようになったり、数を数えられるようになったりするなど、できることがどんどん増えていきます。この冬休みは、年少さんの力をさらに伸ばしてあげませんか。

「英語や数、ひらがなを教えたいのにうまくいかない!」年少さんママの体験談

年少さんになると「英語を教えたい」「ひらがなや数のお勉強をさせたい」など考えているママやパパも多いと思います。しかし、時にはうまくいかないことも…。年少さんをもつママからは、次のような悩みも聞かれます。

●息子は、幼児向けの英語番組が大好き! 「英語が習いたい」と言うので、先日、幼稚園で開いている英語教室の体験レッスンに参加したのですが大号泣!多分、外国の先生の雰囲気が苦手だったみたいです。ネーティブの発音で英語は習わせたいけれど、まだ早いかな!?

●娘が通っている保育園は、勉強も教えてくれます。でもうちの子は、ついていけなくて…。5までの数は数えられるのですが、先生が「みかんを5個持ってきて」と言ってもわからないようです。クラスのお友だちの中には、10以上の数を理解できている子がいたり、ひらがなもスラスラ読める子もいるのに…。ちょっとあせってしまいます。

体験談にもありますが教室や幼稚園・保育園などで学ぶと、ついまわりの子と比べて親子ともにあせってしまうことも。また、なかには「お友だちはできるのに…」と落ち込んでしまう子もいます。
年少さんで大切にしてほしいのは、楽しく学べる環境作りです。おうちで、子どものペースに合わせながら、楽しく学ぶ工夫をしてみませんか。

年少さんの学びは楽しく、バランスよく! 意識して伸ばしたい5つの力とは!?

年少さんは、将来の学びにつながる土台を作る大切な時期。学びがかたよらないためにも、次の5つの力をバランスよく伸ばしてあげましょう。

1.言葉で伝える力
年少さんになると、少しずつ相手の気持ちを考えられるようになってきます。また自分の言葉で伝える経験を積むことで、状況に合わせて上手に言葉のやりとりができるようにもなります。

2.好奇心
「なぜ?」「どうして?」が増えてきたら、身近な不思議を見つけて、好奇心をぐんぐん伸ばしましょう。冬は「なんで雪って降るの?」「水たまりが凍っている。どうして?」など、子どもにとっては「なぜ?」「どうして?」の宝庫です。

3.読み・書き
ひらがなに興味を示し始めたら、読み・書きを教え始めてみましょう。遊び感覚で楽しく学ぶと、自然と読み・書きの力がついていきます。

4.数・考える力
年少さんになると、記憶力がよくなり頭の中でイメージできるように。数えたり、比べたりする練習を繰り返すと、数の概念が理解できるほか、自分で考える習慣も身についていきます。

5.英語
英語の習得は、好奇心旺盛で英語に対して苦手意識が少ないうちに始めるのがカギです。

5つの力を伸ばすとき、ママやパパに心がけてほしいのは、遊び感覚で楽しく学ぶことです。年少さんは、お勉強モードで教えるとうまくいかないことが多いものです。
たとえば「言葉で伝える力」は、ごっこ遊びではぐくめます。とくにお医者さんごっこは「痛くないよ」「大丈夫?」など相手の気持ちに寄り添うやりとりが多くなるのでおすすめです。
また「読み・書き」は、あいうえお順に教えるのは逆効果。ひらがなのかるたなどを使って、子どもが興味を示す文字から教えたほうが覚えやすいです。

「今年のクリスマスプレゼント、何を贈ろう?」と悩んでいるママやパパは、年少さんの力を伸ばす教材などを贈ってみませんか。教材を選ぶときは、年少さんの成長に合っていて、遊び感覚で学べるものがおすすめ。
冬休みが明けたとき、きっと「ひらがなが読めた!」「数が数えられるようになった!」という成長が実感できると思います。

取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ

※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です

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