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1・2歳の言葉の発達は、「わかる」が先で「言える」が後、言葉を促す2つのポイント

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就寝時に自宅のベッドでの読書幼児少年と父。
※写真はイメージです
Halfpoint/gettyimages

1・2歳になると、言葉の発達が気になるママやパパは多いと思います。また言葉の発達は個人差が大きいので、まわりの子と比べてあせってしまうこともあるのではないでしょうか。1・2歳の言葉のはぐくみ方について考えてみませんか。

1・2歳は、言葉をどんどんため込む時期! 言葉がまだ出なくても…

言葉の発達には、多少個人差がありますが、1歳代は1語文(「ママ」「パパ」「まんま」など)、2歳代は2語文(「パン ちょうだい」「ぶーぶー きた」など)を話し始めるのが目安です。

なかには「うちの子、なかなか言葉が増えなくて…」と悩んでいるママやパパもいますが、1・2歳はまだ言えないけれど、実は言葉の理解は進んでいるんです。
1・2歳は、言葉の爆発期といわれる時期です。ママやパパとのやりとりなどから、頭の中に言葉をどんどんため込み、やがて豊かに言葉を発するようになるのです。

家庭でできる! 1・2歳の言葉を促す2つのポイント

1・2歳の言葉の発達を促すには、ママやパパとの普段からのやりとりが大切ですが、1歳の子をもつママからは、次のような悩みも聞かれます。

●うちの子は1歳2カ月ですが、話せる言葉は「わんわん」ぐらい。しかし「わんわん」と言いながら、犬以外のものを指さします。教え方がわからなくて…。

●1歳7カ月の息子の言葉が、なかなか増えなくて心配です。絵本を読み聞かせたり、たくさん話しかけたりはしているのですが効果がなくて…私のやり方が間違えているのかな?

体験談にもありますが、1・2歳に言葉を教えるのは意外と難しいもの。困ったときは次の2つのポイントを意識してかかわってみましょう。

【Point1】オノマトペを使って、豊かに言葉をはぐくむ

1・2歳は「車」「ママ」「パパ」など、名詞(物の名前)を覚えることは得意です。 しかし「食べる」「歩く」などの動詞や、「大きい」「赤い」「楽しい」などの形容詞は覚えるのが苦手です。そのため動詞や形容詞を教えるときは「手をパチパチしよう」「ピョンピョン跳ぼう」など、音や動きを擬音や擬態語で感覚的に覚えるオノマトペを使うといいでしょう。

【Point2】「わんわんだよ」で終わらせず、動きや感触などのイメージも伝える

たとえば「犬」を理解するときは、「わんわん鳴く」「ふわふわしている」「小さいわんわん」「大きいわんわん」など、いろんな情報が必要です。しかし「わんわんだよ」と実物や写真つきの絵本などを見せるだけでは、情報が不十分です。そのためママやパパが「しっぽフリフリしているよ」「ふわふわだね」など話しかけて、犬のイメージをふくらませてあげることが大切です。

「1・2歳の言葉を促すポイント」を見て、なかには「“わんわんだよ”とは言えるけど、オノマトペを使ったりするのは難しそう」と思ったママやパパもいるのではないでしょうか。そんなときはオノマトペに触れられる絵本や、動物カードなどを上手に活用してみて。1・2歳向けの教材を使ってみるのも一案です。遊び感覚で、楽しく言葉がはぐくめる工夫をしてください。

取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ

※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です

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