ちぎり白菜ときのこのあんかけ丼【大人2人+子ども1人分・幼児食1才代レシピ】
「子どもがごはんを食べない!」と悩むママやパパにおすすめなのが、親子クッキング。子どもと一緒に楽しく作れば、食べることに興味をもち、苦手なものも食べてみようという気分になるかもしれません。
1才半ごろからの幼児食期に、親子で楽しめるレシピを紹介します。
ちぎり白菜ときのこのあんかけ丼
白菜やしめじなどの野菜をちぎったり、具材を混ぜ混ぜ。火を使わずできちゃう、簡単レシピです。
親子で一緒に作るポイントとともに紹介します。
【材料(大人2人分+子ども1人分)】
ごはん…適宜
豚ひき肉…100g
白菜…2枚
しめじ…1/2袋
にんじん…3mm厚さの輪切り9枚
だし汁…1/2カップ
A[しょうゆ…小さじ2
ごま油…小さじ1
砂糖…小さじ1/2
片栗粉…小さじ2]
【作り方】
(1) 白菜の葉先は2cmサイズに手でちぎる。白菜の芯は長さ1cmの細切りにする。しめじは手でほぐし、5mmの角切りにする。
(2) 耐熱容器ににんじん、水大さじ2(材料外)を入れ、600Wの電子レンジで約3分加熱する。水けをきって冷まし、抜き型でこまかく切るか、みじん切りにする。
(3) 別の耐熱容器に豚ひき肉とだし汁を入れて混ぜ、(1)をのせ、600Wの電子レンジで約5分、豚肉にしっかり火が通るまで加熱する。
(4) (3)に(2)の切ったにんじん、Aを加えて混ぜ、再び600Wの電子レンジで約1分加熱する。
(5)器にごはんを盛り、(4)をかけ、(2)の型抜きしたにんじんを飾る。
【このレシピを離乳食が終わりごろの子にアレンジするなら】
白菜の葉先は1cmサイズにしましょう
【親子で一緒に作るならここがポイント/1歳代~】
・(1)で、しめじをほぐしたり、白菜をちぎってみよう
・(2)で、親が手を添えながら、にんじんの型抜きをやってみよう
・(3)で、親が手伝いながら、具材と調味料を、スプーンで混ぜ混ぜしてみよう
・(4)で、加熱調理したあとの、できたてのにおいをかがせてあげよう
・(5)で、(2)で型抜きしたにんじんを飾りつけてみよう
撮影/武井メグミ
スタイリング/飯倉孝枝
幼児食のお約束(調理をする前に必ずお読みください)
◆レシピは1才~1才7カ月ごろ以降の子どもが親と同じものを食べられるように作っています。離乳食が終わりごろの子やレシピの内容では食べにくい子の場合は、レシピ内の「離乳食が終わりごろの子に…」で記載しているレシピの変更点を参考にアレンジしてください。
◆材料は、大人2人分+子ども1人分(大人の1/2量・出来上がり量の1/5)が基本です。子どもの食べる量、食べられるかたさには個人差がありますから、その子に合ったペースで進めましょう。
◆計量は、1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5mlが基本です。
◆だし汁は、手作りか1才代はベビーフード、2才代は薄めに溶いた市販のだしの素などを使ってください。水溶き片栗粉は片栗粉1に対し、水3の割合で溶いたものです。
◆使っている鶏卵はMサイズ、にんじんなどの野菜はとくに記載がないときは中玉が基本です。また、食材は、皮や殻をむく、へた・すじを取り除く、種やわた・芯・骨を取り除くなどの下ごしらえが済んだものを使用しています。
◆1回の食事で食べさせる初めての食材は1種類とし、食物アレルギーに注意をして少量ずつ食べさせるのが基本です。食べ慣れた食材となら混ぜてもいいでしょう。
【電子レンジのお約束】
◆電子レンジの加熱時間は600Wの場合の目安です。500Wの場合は、1.2倍、700Wの場合は0.85倍の時間で加熱してください。
◆電子レンジは機種によって加熱のしかたが異なりますので、初めはレシピより短い時間で加熱し、様子を見ながら加熱時間を調節し、全体にしっかり火を通しましょう。
◆材料を広口の耐熱容器に入れて水分を加え、ふんわりとラップをかけて加熱することを前提としています。
◆電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達しても沸騰しない場合がごくまれにあります。この状態の液体がちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますのでご注意ください。