【動画】スプーン食べ・フォーク食べLESSON がうまくいく!始めどき&進め方
スプーン食べ、フォーク食べが上手にできるようになるのは2、3歳です。
大切なのは、お手本を見せて、一緒に繰り返し練習すること。技術にこだわりすぎると、食べたい気持ちが低下してしまうかも。
楽しく食べることを第一に、食事がトレーニングにならないように気をつけましょう。
中村美穂先生にお聞きしました。
スプーン&フォーク食べの始めどきの目安
下記をチェックしてから始めてね。
(1)スプーンを持ちたがる
(2)手づかみ食べが始まっている
(3)ガラガラなど手に持つおもちゃを自分で持ち、振ることができる
上記の様子がすべて見られたら、まずはスプーン食べの練習を。
スプーンに慣れてすくう動作ができるようになったら、フォーク食べの練習をしましょう。目安は1歳ごろです。
【スプーン編】
赤ちゃんの口に入れやすいサイズで、柄は太めのほうが握りやすい!
すくう部分がステンレス製で、食べものをすくいやすい、縁が薄いものがいいです。
すくう部分の横幅が口の横幅の3分の2くらいのサイズが◎
また、器は立ち上がりがあり安定感のある、深すぎないものがおすすめ。
スプーンの握り方
最初は、手全体で握りこむような上手持ちでスプーンを握らせます。
スプーンの食べ物のすくい方
大人が手を添えて、スプーンで一緒に食べ物をすくいます。
スプーン(フォーク)を持つ手と反対の手で食器を押さえることも同時進行で教えるとベターです。食べやすさがアップし、マナーも同時に身につきます。
スプーンの食べ物の運び方
大人が手を添えてゆっくり口に持っていきます。
スプーン食べは、一口分を口に入れ、唇を閉じて食べ物を抜くテクニックが必要です。
大人がサポートしながら練習しましょう。
【フォーク編】
ますはスプーンに慣れてから、フォーク食べの練習をしましょう
いきなりフォークを使うと、一口分以上の量を口に入れたり、食べ物を口に残してフォークを上手に引き抜けないことが。
また、ステンレスのフォークは、食べ物を刺しやすくて◎。
フォークは、刺す部分がとがりすぎず、細めのものがいいでしょう。
フォークの食べ物の刺し方
ますは大人がフォークで食べ物を刺して、お皿に置きます。バナナや桃、キウイなど歯ぐきでつぶせるくらいのやわらかさの果物は、フォークに刺しやすく、食べやすいです。
一口大の大きさに切るだけでOK!
フォークの食べさせ方
赤ちゃんにフォークを持たせ、自分で食べさせます。最初は大人が手を添えてもいいでしょう。
スプーン、フォークの持ち方は、手指の発達に伴い、変わっていきます。大人と同じ持ち方ができるのは3歳ごろからです。
■監修/中村美穂 先生
●イラスト/関祐子
●文・動画制作/たまひよ編集部