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「出生前診断は受けるべき?」産科医 北島米夫のニンプのお悩み相談室

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「出生前診断は受けるべき?」が今回の相談。モヤモヤがスッキリ晴れる助言をくれる、と妊婦雑誌「たまごクラブ」編集部員からも絶大な信頼を寄せられる北島米夫先生が、ニンプさんのお悩みをズバッと解決! 悩めるニンプさんに愛あるアドバイスをお届けします。

関連:産科医・北島米夫の「ニンプのお悩み相談室」内診が苦手

〈今回のお悩み〉 出生前診断は受けるべき?

40才、初めての妊娠です。「出生前診断」を受けるかどうか迷っています。通っている産院でNIPT(母体血胎児染色体検査)と羊水検査、どちらも受けられるようです。夫は「念のため受けたら?」といいますが、もし陽性の結果が出たときにどうすればいいのかわからないので迷っています。(妊娠3カ月のニンプより)

本人の考え方しだいだけど 気になるなら検討しても

 出生前診断を受けるかどうかは、考え方しだいです。40才を過ぎたら受けたほうがいいというものではないし、受けなくても何事もなく出産している人もたくさんいます。40才の妊婦さんからダウン症の赤ちゃんが生まれる確率は80~100分の1ですが、それを多いと考えるのか、少ないと考えるのかにもよるでしょう。
 ただ、気になるなら、受けるというのも選択肢の一つです。受けずにいて、今日はポジティブな気持ちでも、明日になったら心配でしかたない…というように、感情の波にのまれて、出産の日までずっと悩むことになるくらいなら検討してみては。
 NIPTなら採血だけなので体に負担がないし、そこでもさらに心配な結果が出たら、羊水検査に進んでいってもいいのかもしれません。

決めるのは事前の カウンセリングを受けてから

出産してから子どもの障がいをいきなり知るよりも、妊娠中に知っておいたほうがいいという側面もあります。妊娠中にしっかり考えて、心の準備ができていれば、正しい知識を持って、腰を落ち着けて、生まれた赤ちゃんを育てていくことができるからです。
 まずは夫婦でしっかり気持ちを向き合わせて話し合い、不安を感じているなら、その不安を正直に夫に伝えて、2人で事前カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。カウンセリングでは、検査の内容、検査結果からわかること、検査結果の確率、検査結果の受け止め方といったことまで、ていねいに教えてもらえます。実際に受けるかどうかを決めるのは、そのあとでいいんじゃないでしょうか。


〈先生から最後にひと言〉
正解はないけれど、
気になるなら
まずは夫婦で
事前カウンセリングへ

関連:産科医・北島米夫の「ニンプのお悩み相談室」妊娠中だけど全然、幸せじゃない

いかがでしたか? 北島先生の相談室は「たまごクラブ」で好評連載中。最新版は最新号をチェック!
(イラスト/花くまゆうさく 文/たまごクラブ編集部)

監修/北島米夫先生:千葉県・北島産婦人科医院 院長。日本におけるマタニティスイミング創始グループの一員。ユーモアたっぷりの優しいアドバイスで、ニンプさんからの信頼がとても厚い先生です。

参考文献:たまごクラブ2019年4月号「連載 産科医・北島米夫のニンプのお悩み相談室」

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