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妊婦の多くが悩む「産院を転院したい」について。産科医・北島米夫のニンプのお悩み相談室

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妊娠15週で転院したいけれど、お金が余計にかかりそう。転院したら、ほかにもデメリットがあるのか気になる…!
モヤモヤがすっきり晴れる助言をくれる、と編集部員も絶大な信頼を寄せる北島米夫先生が、ニンプさんのお悩みをズバッと解決! 悩めるニンプさんに愛あるアドバイスをお届けします。

今月のお悩み:転院するとどんな問題が?

妊娠15週です。今通っている産院では和痛分娩ができないので、転院したいと思っています。ただ、転院先の産院では、「検査を初めから受け直して」と言われました。初期の検査はお金がすごくかかるので、ちょっと迷っています。転院することで、ほかにはどんなデメリットがありますか?(妊娠4カ月のニンプより)

自分が産みたい産院で 産むのがいちばん

 前の産院で受けた検査を初めからやり直すという話はあまり聞いたことがないけれど、それがその産院の方針ならば、お金はかかるかもしれませんが、従うしかありません。 
お産は、妊婦さんがしたいようにするのがいちばんなので、和痛分娩をしたければ、それができる産院に転院するのは問題なし。とくにデメリットもないでしょう。
 よく里帰り出産などで、「転院先で母親学級を受けようと思っていたのに、行ったら終わっていた」という話を聞くことがありますが、母親学級を受けなければお産ができないわけではないので、問題ありません。それでも受けていないのは心配…と思うなら、自治体の母親学級を探してみるといいでしょう。地元のママ友ができるチャンスにもなります

コミュニケーションは 自分からも積極的に

 転院先の医師や助産師とうまくコミュニケーションがとれるかどうか不安に感じる妊婦さんがいるという話も聞きますが、産院でのお産は、コミュニケーションがなくてもできるようになっています。だから心配しなくて大丈夫。それでもしっかりコミュニケーションをとって、信頼関係を築いてからお産に臨みたいという場合は、医師や助産師が話しかけてくれるのを待つだけでなく、自ら積極的に話しかけるといいでしょう。健診のときは、不安がすべて解消できるように、あらかじめ質問を用意しておいてしっかり質問して。大きな病院の場合は、外来と病棟の医療スタッフが違うので、「病棟を見学したい」とお願いし、見学がてら病棟のスタッフともコミュニケーションをとっておいてもいいですね。

先生から最後にひと言

自分らしく
お産できるなら、
転院するのに
デメリットはなし!

いかがでしたか? 北島先生の相談室は「たまごクラブ」で好評連載中。最新のお悩みと回答は雑誌をどうぞ!
(文/たまごクラブ編集部 イラスト/花くまゆうさく)

監修/北島米夫先生

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