日傘OKな小学校も、ハンディファンなど熱中症対策どうしてる? ママたちの声
今年も暑い夏がやってきます。「35度が普通で、ときどき38度以上」という、日本の酷暑にどう対応するか、どんな対策が必要か。昨年の夏、口コミサイト「ウィメンズパーク」に集まった、各学校の熱中症対策や自宅でのエアコンの使い方について、声を抜粋してみました。
小学生で通学時に日傘は使いますか? 使いませんか?
「うちの小学校は日傘OKです。
低学年の息子には日傘を持たせましたが『誰も使っていない』と、渋い表情。しかし帰宅すると『すっごい楽だった!』それから毎日、帰りは日傘を使っています」
「市内の全小学生に晴雨兼用傘、夏用マスク、フェイスシールドが配布された市です。
日傘は推奨、というか極力使うようにという通達が出ています。昼間は37度以上になるため、下校時は息も絶え絶えになる熱気です。
そんな中で40分も歩いて帰宅するので、日傘は必須です」
「うちの小学校は全員日傘(雨傘もOK)で登下校です。熱中症対策だけでなく、ソーシャルディスタンスを保つため。なので登下校のマスクは外して良いとなっています」
「小学校も中学校も使用可能です。小学生は3割くらいがさしているかな。中学生はリュック&サブバックというスタイルが多いので、片手が塞がるのがいやという理由で、使わない子が多いそうです」
「小学校は日傘OKですが、ほとんど使ってませんね。逆に日傘を使っている子に数人が群がって登校しているのを見たことあります。ソーシャルディスタンス的にNGでは、と思いました」
「うちは日傘NGの通達がきました。マンモス校で、ただでさえ登下校は多くの子どもでごった返し、ふざける子がいたら危険と判断しました、というお手紙が届きました。
仕方ないかなって思ってます」
同じ市内の公立小学校でも使用不可、推奨、使用可と、くっきり別れているようです。
そして意外に多かったのが「何も通達がない」
逆に「雨傘はNG(雨具を使う)だけど、日傘はOK」という、小学校もあり不可解というコメントがありました。
今や夏の必需品?小・中学生はハンディファンは使ってますか?
「小・中学生の子どもがいます。日傘に加えてハンディファンも使用可になりました。
エアコンありますが、猛暑で効きが悪いらしく。机にマイ扇風機だなんて、すごい時代が来たなぁと思います」
「エアコンが設置されているので使用不可です。窓を開けて授業しているので、まったく効かない席もあるみたい。ハンディファン使用可になって欲しいなぁ」
「こちらは『うちわ』のみ使用可です。扇子はダメらしい」
「エアコンあってもハンディファン、羨ましいです。子どもの小学校はエアコン未設置なのにハンディファン使用不可です。田舎のせいか、新しい試みには尻込みする空気があります。先生方はエアコン効いた車で通勤ですからね。あの辛さがわからないのかも」
リモートワークの夏。自宅のエアコンはどんな風に使ってる?
昨年は酷暑に加え、親も子どももリモートワークとなって日中、自宅にいる家庭が急増。そうなると気になるのがエアコンの稼働時間です。
「5月から24時間稼働です。子どもがアトピーでちょっとした湿気や暑さで肌トラブルをおこします。外出しても稼働させたまま。秋まで多分、このまま」
「例年はけちって、明け方になったらタイマーで消してました。でも真夏は明け方も暑くて目が覚める。
今年、思い切ってつけっぱなしにしました。まぁ快適です。睡眠の質が全然違います。しばらくは24時間稼働です」
「寝室だけ24時間稼働。ペットはだいたいそこにいます。リビングは10時までは我慢してます。暑い朝は、ときどき寝室で涼んで気力を充実させます(笑)」
「昨年はつけたり消したり、まめに調整してました。今年はめんどくさくて24時間稼働。
電気代は確かに上がりましたが2000円程度。その程度ならつけっぱなしの方がいいやと思いました」
「エアコン2台、26度設定で24時間稼働です。先月の1ヶ月の電気代は1万2000円でした。昨年、エアコンを買い換えたら夏場の電気代が、1万円以上安くなりました」
昨年は「災害級の暑さ」なんて言葉も出たほどの酷暑でした。
日傘、ハンディファン、そしてエアコン24時間稼働を容認する声が一気に増え、新しい風を感じた人も多かったようです。
今年も暑い夏が予想されます。熱中症対策はしっかりしたいですね。
文/和兎 尊美
■文中のコメントは昨年度の夏、口コミサイト「ウィメンズパーク」に投稿されたものを抜粋したものです。