<離乳食 時期別>赤ちゃんが食べていいもの・ダメなもの【調味料】
これって赤ちゃんが食べていいもの?ダメなもの?そんな疑問をパパっとチェック!
離乳食は薄味が基本。離乳初期では調味料を使わず、食材のうまみだけで十分です。いろいろな味を覚えてもらうために、離乳後期から少量の調味料で味に変化をつけても。
■初めての食材を与えるときは食物アレルギーに注意をして、ほかの食材とは混ぜずに単品でごく少量ずつ与えるのが基本です。
■離乳食の材料は、厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安に、作りやすい分量にしています。赤ちゃんの食べられる量、食べられるかたさなどは個人差がありますから、その子にあったペースで進めてください。
■離乳食の材料は、厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安に、作りやすい分量にしています。赤ちゃんの食べられる量、食べられるかたさなどは個人差がありますから、その子にあったペースで進めてください。
1歳未満の子に はちみつは絶対NG
はちみつには、ボツリヌス菌という細菌がいることがあります。この菌の芽胞を抵抗力の弱い1歳未満の赤ちゃんが食べると、腸内で発芽。ボツリヌス菌が増殖して毒素を作り出し、最悪の場合、死に至ることも。ボツリヌス菌は自然界に広く存在していますが、1歳未満の赤ちゃんが口にする可能性のある一般的な食品は、はちみつのみ。そのため、1歳未満にははちみつを与えるのは絶対にNG。1歳以上になると、抵抗力が高くなるので食べさせても問題ありません。
※調味料の上限値について
調味料の使い過ぎには注意が必要。離乳食の1回分に含まれる調味料の上限は、糖分は0歳児1g・1歳児2g、塩分は0歳児0.5g・1歳児1g。1歳ごろからは複数の調味料を組み合わせた味つけもしますが、それぞれの調味料の合計が上限値より少なくなるように調整を。
離乳初期 5~6ヶ月ごろ
・片栗粉
離乳中期 7~8ヶ月ごろ
7ヶ月ごろ
・砂糖(上白糖・グラニュー糖)
・三温糖
・てんさい糖
・きび糖
・メープルシロップ
8ヶ月ごろ
・バター
・マーガリン
・サラダ油
・ごま油
・オリーブ油
※油類は8ヶ月ごろから調理に少量使う程度に。
離乳後期 9~11ヶ月ごろ
・パン粉
・しょうゆ
・塩
・みそ
・酢
・料理酒
・トマトピューレ
・マヨネーズ
・みりん
離乳完了期 1歳~1歳6ヶ月ごろ
・はちみつ
・黒砂糖
・黒蜜
・シナモン
・ポン酢
・レモン果汁
・ドレッシング
・市販のだし(大人用)
・めんつゆ
・鶏ガラスープの素
・固形コンソメ
・オイスターソース
・ウスターソース
・トマトケチャップ
・カレー粉
・うま味調味料
・カロリーゼロ甘味料
幼児食 1歳7ヶ月~2歳ごろ
・焼き肉のたれ
・シチュールウ(大人用)
・カレールウ(大人用)
乳幼児期にあえて与えないもの
・ナンプラー
・甜面醤(テンメンジャン)
・豆板醤(トウバンジャン)
・粒マスタード
・からし
・こしょう
・わさび
・山椒
・七味唐辛子