子育て観が変わるかも!? 出生時の星でわかる子どもの資質と子育てポイント
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子育て環境が以前より充実してきたといわれる中、子育ての閉塞感がなくならないのはなぜか、ママと赤ちゃんを取り巻く環境の問題点は何なのか。新たな視点から考えるために、普段、育児の問題について質問することが少ない業界の方に、いろいろな考え方やご意見を聞くシリーズ企画。前回は、占星術師のリマーナすずさんに、生まれ年から見た、ママの世代的な特徴についてうかがいました。今回は、赤ちゃんの生まれ年とママのホロスコープでわかる資質から、ママの気持ちがラクになる、子育てへのアドバイスをいただきます。
生まれ年によって変化する、子どもの資質
「2011~2019年3月までに生まれた子は、新たな可能性に果敢にチャレンジしていくというおひつじ座天王星の世代。中でも、2016年までに生まれた子は、出生時に、破壊と再生を意味する天王星と冥王星の配置も持っています。これは『社会を改革する星』と言われていて、実際、江戸時代の幕末の動乱や第二次世界大戦直前にも、この星の配置が起きています。『社会を作り変えていく使命を持って生まれた』という、パワフルでスケールの大きい星を持っている子どもたち…。到底、今までの子育ての枠には、はまってこないと考えていいでしょう。
この世代ですでに今、小学生になっている子たちでは、集団生活という枠になじみにくかったり、友だちとのかかわりに悩みを抱えている子も多く、ママたちから相談を受けることも多いです。今までの子育てのセオリーだった、『いい学校、いい会社に…』といった学歴社会的な考え方は、通用しなくなってくるでしょうし、学校教育にも改革が必要になってくるかもしれません。そんなスケールの大きいお子さんを持ったママたちには、勉強だけではない、お子さんのいいところに目を向けて、ぜひいろいろな価値観を持って子育てをしてほしいと思います。
また、2012年以降に生まれた子は、うお座海王星世代でもあります。この星を持っている子は、センシティブな感覚を持っていて、感性が豊かな子が多いです。そのぶん、ママの気持ちを敏感に感じ取って反応してしまうため、ママがイライラしていると夜泣きにつながりやすいといった傾向があります。ぜひ、ママにはストレスを上手に発散してほしいと思います」
出生時の星の配置(ホロスコープ)も遺伝する
「不思議なことに、赤ちゃんのホロスコープは、ママやパパのホロスコープと似ています。ということは、ママやパパは、よくも悪くも赤ちゃんから自分と同じ性格・性質を感じることが多いということが、ホロスコープからもうかがえるのです。要するに、子どもの嫌な部分というのは、自分の嫌な部分でもあるということ。もっと言ってしまうと、赤ちゃんを育てるということは、自分を育てることでもあるのですね。
子育て中は、どうしても自分の味方をしてくれる人からのアドバイスばかり求めてしまうところがあります。
とくに太陽星座が土のサイン(やぎ座、おうし座、おとめ座)の人は、より実践的なアドバイスを求めやすいし、水のサイン(うお座・かに座・さそり座)の人は、共感度の高いアドバイスを求めがち。また風のサイン(みずがめ座、ふたご座、てんびん座)の人は、いろいろな情報を教わって励ましてもらいたがり、火のサイン(おひつじ座、しし座、いて座)の人は、やる気を盛り上げてもらいたがる…そんな傾向があります。
けれども、赤ちゃんのため(ひいては自分のため)には、子どものいない人だったり、結婚していない人だったり、育児を客観的に子どもの目線で見られる人、子どもの味方をしてくれる人…自分にはない視点を持つ人からアドバイスをもらうことも大切ではないでしょうか? 実際に子育てをしていない人の意見も大事にすることで、子育てをみんなで共有できるといいですね」
占いを信じる信じないは別として、気持ちをラクにするために、リマーナすずさんのアドバイスをできることから取り入れてみてはいかがでしょうか。(取材・文/ひよこクラブ編集部)
Profile●リマーナすず さん
占星術師。
1969年生まれ。1994年、占い師としてのキャリアをスタート。2000年より季刊雑誌の星占いを担当。2011年から講師として活動。
ブログ 「毎日がチャンス日!」
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