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フリーアナウンサー川田裕美さん、1人目育児で気付いたこと、2人育児の不安解消法は

更新

フリーアナウンサーとして活躍中の川田裕美さん。プライベートでは、2020年8月に第1子である男児を出産。そして2022年6月には、第2子となる女児が生まれたことを、自身のブログで公表されています。

インタビュー後編となる今回は、川田さん流「チーム出産育児」や、夫婦で大事にしている子育ての考え方などについて話を聞きました。

※このインタビューは第2子妊娠中の今年4月にオンラインにて行いました。

悩みや気持ちをシェアすることで、世界が広がる

息子さんと公園で遊ぶ川田裕美さん(川田裕美さんのオフィシャルブログより)

――前回のインタビューで川田さんは「育児の悩みを一人で抱え込みすぎないことを大切にしている」と話されていました。たまひよでも「チーム出産育児(パートナーや周囲の人々と一緒に、モノやサービスの力を借りながらチームで育児するスタイルのこと)」を応援しています。川田さんは、以前からこのような考え方を持っていたのでしょうか。

私自身、人に頼ったり甘えたりするのが、すごく得意というわけではないんです。ただ、第1子の妊娠出産が、ちょうどコロナが始まった時期と重なって。人と交流しにくい中で、私と夫で子育てをしていると、本当に二人きりの世界になってしまって、二人の知識や考えだけで育児をしてしまうなと感じたんです。

新米ママとパパだけで悩んでいても解決できることは少ないですし、世界が狭くなってしまうような気がして。それから育児中の悩みや気持ちを夫婦だけで抱え込まず、両親や仲のいい友だち、保育園の先生などに自分から話してみるようにしました。すると、こちらの気持ちも軽くなりますし、情報も集まってくるんですよね。悩みや気持ちをあまり隠さず、周囲の人に気軽に伝えていいのかなって、自然と思えるようになりました。

第2子の妊娠でお世話になっている産婦人科の先生に、「2人育児が不安なんです~」とぽろっとこぼしたことがあったんですが、とっても素敵なアドバイスをもらえたんです。「第2子が生まれたら、赤ちゃんはパパに任せて、ママは出来るだけお兄ちゃんと一緒にいてあげて」と。“えっ、逆じゃない?”とはじめは意外に感じたのですが、あらためて考えてみると、お兄ちゃんは急にママをとられた気持ちになって寂しいかもしれないなって。妊娠中に、このアドバイスを聞けて良かった、と思いましたね。

2人育児への不安も、“人に聞く”スタイルで解消

第2子出産時は病室に家族の写真を飾ったそう(川田裕美さんのオフィシャルブログより)

――これから始まる2人育児に不安はありますか?

やっぱり初めての経験なので、想像しきれないことへの不安はあります。だから私、2人育児をしている先輩ママに、話を聞きまくっているんです(笑)。「どうやって2人同時にお風呂に入れているの?」とか、「何歳と何歳になれば、2人育児がラクになった?」とか。想定できることをすべて聞いておきたくて。

あとは、仕事復帰後のことを早めにシミュレーションしておくようにしています。おそらく保育園に入れるのは早くても、次の4月以降になると思うので、ベビーシッターさんを探しておくべきかを検討したり、私や夫の両親に少し手伝ってもらえないかを話し合ったり。

最初、私や夫の両親に手伝ってもらう話が持ち上がったとき、そもそもコロナ禍で両親は息子とあまり会えていませんでしたから、難しいんじゃないかと考えていたんです。でも、実際に遊びに来てもらったら、すぐに打ちとけて。おばあちゃんたちは子育てをすでに経験しているので、驚くくらいスムーズなんですよね。あれこれ自分で考えて悩むだけじゃなく、実際にやってみたり、人に相談したりするって大事だなぁと、あらためて感じました。両親の負担にならないように気をくばりながら、お互いにいいバランスで子育てを手伝ってもらえる方法を模索できればと思っています。

子育てを「型にはめて考えない」「他人と比べない」

パパと2人で何しているのかな~?(川田裕美さんオフィシャルブログより)

――子育てをする上で、夫婦で大事にしていることはありますか?

子育てを「型にはめて考えない」は、夫婦ともに大事にしていることかもしれません。育児書も参考にするけれども、妄信はしないというか。

「平均して何カ月までに〇〇ができるようになります」とか、「親がこうすれば〇〇な子に育ちます」とか。たしかに統計学上はそうなのかもしれませんが、自分の子どもがそれに当てはまるかどうかは、わかりませんよね。子どもって、本当に一人ひとり違いますから。
一冊の本や、ある一人の言葉だけを聞いて実践することはほとんどなくて、いろいろな人の話を聞いたり、複数の本から知識を得たりして、それを自身の子どもや家族の状況に当てはめて、あらためて考えるようにしています。

加えて、「他人と比べない」ことも大事なのかなぁと。「あの子はこんなにできるのに、ウチの子は…」とか、「〇〇さんの家は、もっとパパがいろいろやってくれているのに…」などと比較して考えたくないんです。それぞれの家庭によって事情は違いますし、子育てしているママパパはみんな、それぞれの葛藤を抱えていると思うから。

――新米ママパパからは、「うまく子育てをしているように見えるママパパと、つい比較してしまう」という声もよく聞きます。

とくにSNSでは、うまく子育てをしている方の様子が目につきますよね。でも、いろいろなママたちに話を聞くと、上手に子育てを楽しんでいるように見える方でも、みなさん悩まれているんです。「本当に日々大変だよ。SNSには見せてOKな部分しか載せていないから」とおっしゃる人もいます。悩んでいないママパパなんて、一人もいないんじゃないかなって思います。

以前、「すごい!天才!って言われているお子さんのママの話は、あまり聞かないようにしている」と教えてくれた先輩ママがいました。「えっ、どうやったらうまくいくか、聞かなくてもいいんですか?」って質問したら、「うまくいっている子の話を聞いて、どうするのよ。自分の子育てと比較して、落ちこむだけでしょ!」って笑っていらっしゃって。ああ、そのくらいの心構えがいいなって。

人と比べていると、自分の子どもや、大切な家族の良いところを見失ってしまう気がするんです。とくに子どもは、こちらが驚くくらいのスピードで成長していきますから、よく見ていないと見逃してしまう。ちゃんとわが子を見ていたいなって思います。

――最後に、プレママ・プレパパや乳幼児を育てている親御さんへのメッセージをお願いします。

きっとみなさん、おなかの赤ちゃんのことや、子どものことを第一に考えて、自分のことは後まわしになっている日々だと思います。

私もそうなのですが、ただ一方で、ママやパパが楽しいと思える時間を過ごすことが、子どものためにもなると、私は考えていて。自分に甘くなっていいし、自分にとってのご褒美の時間があってもいい。どちらかに子どもを任せて、ときには一人の時間をゆったりと過ごすことだって大事です。家族みんなが笑っていられるように、あまり自分を犠牲にせず、大切にしてほしいなぁと思います。

(取材・文/猪俣 奈央子)

■川田裕美さん プロフィール

1983年、大阪府出身。フリーアナウンサー。和歌山大学経済学部卒。2006年、読売テレビに入社。『情報ライブ ミヤネ屋』『マヨブラジオ』『大阪ほんわかテレビ』『ズームイン!! SUPER』『朝生ワイド す・またん! 』など幅広いジャンルの番組に出演する。15年3月に読売テレビを退社し、フリーに転身。東京を拠点に活躍の幅を広げている。2021年11月に自身初のビジネス書『ゆるめる準備 場にいい流れをつくる45のヒント』(朝日新聞出版)を出版。プライベートでは2020年8月に第1子を出産。2022年6月に、第2子の出産を自身のブログで公表している。

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