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「夜泣きがつらい」「兄弟までつられ泣き!」人気ベビーシッターでんちゃん先生に聞く、ママ・パパの心が軽くなる夜泣き対処法

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泣く赤ちゃんの顔クローズアップ
bee32/gettyimages

赤ちゃんの夜泣きが続くと、心と体のバランスが崩れて「つらい!」「眠れない!」「どうして上手くいかないの?」と感じて、思わず心が折れそうになった経験はありませんか?

今回は、1500組以上の親子をサポートしてきたでんちゃん先生に、「夜泣きをする子どもとの向き合い方」を教えてもらいました。ママやパパの肩の荷が下りる、でんちゃん先生の格言にも注目です。

でんちゃん先生
3児の保育士パパ&ベビーシッター
大学卒業後、保育職に就き、保育園・幼稚園・障害児支援施設にて10年間勤務。2021年4月より、ベビーシッター業を開始。同時期に始めた育児ノウハウを紹介するインスタグラム(@denchan_family_)では、フォロワー数3.8万人越えの人気インスタグラマーに。プライベートでは7歳の長女、5歳の長男、2歳の二男を育てる。

子育て中のママやパパが抱える「夜泣き」の悩みとは?

でんちゃん先生のInstagramやVoicyに寄せられたママやパパからの悩みには、夜泣きに関することも多く聞かれました。

「生後6カ月を過ぎると、睡眠時間が長くなって育児が楽になると思っていたのに、夜泣きが増えるという“魔の6カ月“がはじまってしまいました……」

「夜泣きがはじまると、一緒に寝ている兄弟が目を覚ましてしまうことも……。泣いたらすぐに抱っこして別室に行くべきでしょうか?」

「夜泣きがはじまると、何をしても泣き止みません。泣くたびにミルクや母乳をあげてもよいのか悩みます」

子育て真っただ中のママやパパにとっては、共感できる悩みの1つとも言えるのではないでしょうか。

>でんちゃん先生の実践例はこちら

親がメンタルを維持する秘訣は「子どもに期待しないこと」

あまりの夜泣きで心が折れそうになったとき、でんちゃん先生の場合は、Bluetoothのイヤホンをつけて好きな曲を聴きながら対応していたこともあったのだそう。そして、夜泣きを乗り切るコツは、「子どもに期待しないこと」だと言います。

子どもに期待しないというと、冷たく聞こえるかもしれませんが、実はとても大切なことです。

「たとえば、『夜泣きは〇カ月ぐらいになれば終わるもの』『〇〇すれば泣き止む』などと期待してしまうと、それが叶わなかったときにメンタルがやられてしまいます。また、ご家庭の環境にもよりますが、可能であればパートナーやベビーシッターなどに頼んで、息抜きの日やゆっくり眠る日を意識的に作ってみてください。その日を目標に、頑張る気持ちが湧くでしょう」(でんちゃん先生)。

ほかにも、夜泣きでは年齢別の対処法があるそうです。

でんちゃん先生が教える「お悩み解決法」(0~1歳)

抱っこをしたり、音楽やホワイトノイズを聴かせたり……。何をしても泣き止まないときは「待機してほしい」とでんちゃん先生。

「どうしても泣き止まないときは、放置というよりも待機してください。「そんなに泣かせて大丈夫なの?」「トラウマになったりしない?」と思うかもしれませんが、そんなに子どもが泣くことを恐れなくても大丈夫。それよりも、目の届くところでママ・パパ自身のメンタルを整えましょう。僕は好きな歌を歌いながら、子どもの泣き声と一緒に歌っているように想像してみたりしました。あとは、落ち着いて飲み物を飲んだりもしましたよ」(でんちゃん先生)

もちろんミルクや母乳は時間通りにあげられたらいいですが、時間にとらわれすぎなくても大丈夫だと言います。

でんちゃん先生が教える「お悩み解決法」(2~6歳)

子どもは寝る前の記憶は定着しやすく、睡眠中に、頭の中の記憶を整理すると言われています。だからこそ、寝る前の「うれしかったこと発表会」は、夜泣き解消の手助けになるはずです。

「寝る前に、その日ママやパパがうれしかったことを子どもに話してあげてください。『〇〇くんがご飯をいっぱい食べてくれてうれしかった』『〇〇ちゃんが家に帰るとき、手をつないでくれて幸せだった』など。言葉にすることで、落ち着いて気持ちよく眠りにつくことができますよ」(でんちゃん先生)。

自分の気持ちを言えるようになってきたら、どうしたら安心して眠りにつけるか話し合ってみるのもいいかもしれませんね。

でんちゃん先生が教える「お悩み解決法」(兄弟編)

夜泣きがはじまったときに気をつけたいのが、一緒に寝ている兄弟が目を覚ましてしまったら、「すぐに対応しないこと」だそう。

「夜泣きがはじまったら、まずは様子を見ること。体は起きていても頭は眠っていることがあるので、そのまま眠りにつく場合も多いです。それでも泣き出してしまったときは、待たせている子に『あとで、絶対に抱っこするからね』『待っていてくれてありがとう』と声をかけながら、泣き声が激しい子から順番に対応してあげましょう」(でんちゃん先生)。

子どもの呼吸に合わせてトントンしながらスースーと息を吐くと、子どもと呼吸が合って自然と眠ってくれるはずですよ。

でんちゃん先生の格言

子どもが泣くのは仕方のないこと。どれだけ関わっていても泣く時は泣きます。愛情不足などでは決してありません。なので、泣いてしまう時はじっと待つことも必要だとでんちゃん先生は教えてくれました。終わりの見えない夜泣き対応は大変なこともありますが、それもママやパパを信頼してくれている証。上記を参考に、少しでも気持ちを楽にもって対応できると良いでしょう。

取材・文/佐藤 文子

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