子どもの病気はいつも突然!冷静に対処するための心構え
子どもが突然病気になったとき、どうしますか?不安や心配でパニック状態になりそうなところですが、そんなときこそ、落ち着いて行動できるよう、ふだんから心づもりをしておきたいですよね。前もって知っておきたいポイントを、一緒に考えてみましょう。
みんなの「突然の子どもの病気」体験談
いきなり訪れる子どもの病気。「あのときは本当に心配した」「たいしたことないと思っていたらたいへんな病気だった...」など、皆さんから寄せられた体験談をご紹介します。
保育園が始まって急に病気に!
仕事に復帰し、1歳8カ月の娘を保育園に通わせています。が、入園してから1カ月弱、実際はほとんど通えていません。1週目でアデノウイルスの疑いで1週間程度休み、治ったと思ったら、今週は40℃前後の発熱。けいれんを起こし、昨日は緊急外来に駆け込みました。想像以上に体調を崩し、入園前まで熱も出したことない娘を苦しませていて心苦しいです...。
突発性発疹と思ったら難病だった
もうすぐ1歳になる子どもが、急に全身に発疹ができました。風邪のような症状もあり、突発性発疹かなと思いながら昨日保育園帰りに受診すると、小児科の先生が「すぐに大きな病院に」とタクシーを手配してくれて、そのまま入院。特発性血小板減少性紫斑病、という初めて聞く病名で、何本も点滴を打たれて絶対安静と言われました。
予防接種後に下痢
子どもが2カ月のとき、予防接種の次の日から下痢が5日間ぐらい続きました。そのときは様子見で病院に行きませんでした。あとで看護師さんに話したら、「明らかにふだんのお子さんの様子と違うとお母さんが少しでも感じたら、病気じゃないかもしれないけど連れてきていただいて構わないですよ」と言われました。その言葉があったので、数カ月後、原因不明の湿疹が出たときは迷わず病院に連れて行きました。
万が一に備えて!働くママへのアドバイス
仕事に復帰するときにも、子どもの体調不良時の対応は悩みの種です。働く先輩ママたちは、どうやって突然の子どもの病気を乗りきっているのでしょうか?
病児保育とベビーシッター
自治体に病児保育などの制度はありますか?自治体によっては、前日でも当日でも申し込めるところもあります。また私もフルタイムで働いていますが、もしものときに急に休みが取れないと困るので、病児も見てくれるベビーシッターサービスに登録しています。
時短勤務制度を利用する
最初は正社員としてフルタイムで働いていましたが、息子の体調不良で仕事との両立が厳しくなってきたので、今は時間短縮制度を利用しています。パートへの変更を考えていたら、上司から正社員の時短制度があるからと聞いて、6時間勤務にしています。このような制度が利用できたら、本当に助かりますよね。
いざというとき、まずは落ち着いて早めの対処を!
子どもの具合が急に悪くなったら、誰でも慌ててしまいますよね。でもまずは落ち着いて、早めに対処することが大切。容態がひどくならないうちに病院へ連れて行き、症状を悪化させないように心がけましょう。
救急電話相談へ連絡
22時ごろ、高熱の2歳の息子の呼吸がおかしくなったときのこと。小児救急電話相談へアタフタしながら電話しました。そこで小児科医が在勤していて救急を受け入れてくれる病院を教えてもらい、夫の運転で私が息子を抱き締めながらその病院へ行きました。小児科医がいる救急病院を頭に入れておくと結構心強いと思います!
救急車を呼んで後日入院
わが子は8カ月のとき、夜中に40℃の熱が出て呼吸がおかしくなり、呼んでも答えない、明らかに様子がおかしいと思い、救急車を呼びました。そのときは病院でもはっきり診断できず帰って様子を見たのですが、次の日再診した結果、入院となりました。子どもの病気って何があるかわかりませんね。
そのときは突然やってきます。具合の悪いわが子を前にしても、少しでも冷静に対応できるように、日ごろから自治体のサービスや救急外来について、情報収集しておくと安心ですね。夫や親とも、役割分担について一度相談しておくといいかもしれません。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。