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LとRも聞き分ける!?英語耳に育てるなら0才代がカギ?

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iStock.com/M-image

赤ちゃんのころから英語に触れさせた方が、将来英語ができるようになるのでしょうか? 英語教育に詳しい上智大学の吉田研作先生に聞きました!

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1才までの赤ちゃんはLとRを聞き分けられる

「1才ごろまでの赤ちゃんは幅広く音を聞き分ける能力を持っていて、日本人の苦手なLとRの違いも聞き分けることができます。というのは、まだ赤ちゃんの脳は日本語にも英語にもカスタマイズされていないから柔軟なためです。

1才を過ぎたころから、必要のない音がだんだんと淘汰されていくので、日本語だけを聞いている場合は、英語の微妙な発音を聞き分けることは難しくなっていきます。発音に関しても、耳から聞いた音をそのまま発音できる小さいころのほうが、きれいな発音を自然と習得できるでしょう」(吉田先生)

「英語が楽しい」体験なら意味がある

「赤ちゃんのうちから英語に触れるメリットとしては、聞き取りや発音が習得しやすいだけでなく、英語への興味関心が高くなる可能性があること。ただ、それには『英語が楽しかった』体験であることが大切です。無理やりやらされていたなど楽しくない経験だと逆効果なので、子どもが興味を持つまであせらず待って。

赤ちゃんのときはママやパパとのコミュニケーションが土台となるので、親子のコミュニケーションのなかで英語を学ぶのは意味があると思います。ママが楽しそうに英語の歌を歌っていた、英語の本を読み聞かせてくれたなど、遊びやコミュニケーションの一つとして身近な英語に触れさせてあげるといいでしょう。外国人の友だちをつくる、海外旅行に行って英語で話してみるなどでもいいですね。日本語なまりの英語でもOK! 楽しく話しかけて、赤ちゃんの世界や広げてあげてください」

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ママやパパが楽しんで英語に触れていると、赤ちゃんは自然と興味を持つもの。気負わず、楽しみながら英語に触れられるといいですね。(文・ひよこクラブ編集部)

■監修/吉田研作先生
上智大学言語教育センター長 教授。「グローバル時代に使える英語」をテーマに、日本人の英語教育についての研究・分析を行う。

■参考:「ひよこクラブ」2017年11月号「『英語耳』ゲットのためになにをする?」

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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