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「ママ・パパをかむ!たたく!赤ちゃん」対処法を小児科医・若江先生が答えます

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Halfpoint/gettyimages

赤ちゃんの行動やしぐさには、大人から見ると理由がわからないことが多いもの。好きなようにやさせてあげたいとは思うものの、「どこまでOK?」と悩むママ・パパは多いよう。また、発達が進んで手足が自由に動くようになると、乱暴な行動が気になる場面も増えてきます。赤ちゃんの行動に困ったときはどうしたらいいの? そんなママ・パパたちの声に、「ひよこクラブ」の人気連載「すくすく成長日記」監修でおなじみ、小児科医の若江恵利子先生が答えてくれました。

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赤ちゃんの「これがしたい」にはどう対応する?

赤ちゃんの行動やしぐさの多くは、本能のままに行っているもの。指しゃぶりやおもちゃをかじるなどの行為を気にするママもいるようですが、とくに危険な点や衛生面での不安がなければ、気が済むまでやらせてあげましょう。基本的な生活習慣が身につく4歳ごろになれば、これらの行動も治まってきます。1歳前後になると、食べ物の好みが出てきて偏食が気になるものですが、これも成長とともに変わっていくので心配しなくて大丈夫。危険な行為をしたがった場合は、その場から連れ帰る、危険な物を取り上げるなど毅然とした対応を。

Q 指しゃぶりはクセになる前に止めさせたほうがいい?(2ケ月・男の子)

A 0歳代は見守ってOK。4歳までの卒業を目標に
指しゃぶりは自然な行為なので、0歳代は無理にやめさせなくてOKです。ただ、4歳以降は歯並びに影響が出る可能性も。1歳を過ぎたら手を使う遊びを積極的に取り入れ、4歳までに卒業できるといいでしょう。また、おしゃぶりも続けているとかみ合わせに影響が出てくるので、遅くとも2歳6ケ月ごろまでには卒業して。

Q 好きな物ばかり食べます。偏食を治すには?(1歳4ケ月・男の子)

A 偏食は一時的なものです。おおらかな気持ちで見守って
1歳を過ぎると偏食やむら食い、小食で悩むママが増えるよう。これは、0歳のときと違って体の成長が緩やかになり、これまでのように食べなくなる子が多いからです。これは一時的なものなので、あまり心配しなくてOK。食事中に「これも食べて」と無理強いするのは避けましょう。ふとしたきっかけで食べるようになるので、ママ・パパは食べなくても根気強く出し続けて。

たたく・かみつく 乱暴な行動に困ったら?

1歳前後になると見られるようになる、「かみつく」「たたく」といった行動。赤ちゃんの場合、こういった行動に悪意はなく、むしろ愛情表現の一つとして行っていると考えられます。まだ言葉の理解が十分でなく、相手の気持ちを理解することも難しい時期なので、止めさせる方法はありませんが、ママ・パパが「痛いからやめて」と何度も言い聞かせることで、やらなくなるケースも。お友だちに対して乱暴な行為をした場合は、ママ・パパが謝ってフォローし、その場から連れ帰ることで「いけないことをした」という認識を促すようにしましょう。

Q ママやパパをかみます。やめさせるには?(10ケ月・男の子)

A 残念ながら効果的な方法はありません
難しいのは、赤ちゃんにとって、かむことが愛情表現の一つということ。ママやパパをかむのは大好きだからで、傷つけようという気持ちはまったくありません。かみグセを止めさせる効果的な方法はありませんが、ママやパパは「痛い痛いだから、かまないで」と根気よく言い聞かせましょう。いつかはかまなくなります。

Q お友だちと遊べるのはいつごろから?(11ケ月・女の子)

A 児童館などに行くのは今からでもおすすめです
まだお友だちと仲よく遊ぶことはできませんが、児童館などでほかの子どもの様子を見るだけでも赤ちゃんにはいい刺激に。ぜひ、出かけてみましょう。ただし、赤ちゃんが人見知りや場所見知りで泣いてしまうようなら無理しないで。お友だちと手をつないだり、同じおもちゃで遊んだりできるのは2歳以降でしょう。

Q ママやパパをたたいたときはどうする?(1歳2ケ月・男の子)

A なぜたたいたかを考えて、いけないことを伝えて
まず、なぜ赤ちゃんがたたいたのかを考えて。ママやパパの気を引きたい、反応を見たい、怒っているなど理由はさまざまでしょう。怒ったときも、我慢すべきことを我慢できずに怒ったのかなど状況を判断したうえで、「たたかないよ」と短い言葉で伝え、たたいてはいけない理由を説明して。頭ごなしに「ダメ」と叱らないようにしましょう。

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赤ちゃんに対して「やってはいけないこと」を教えるのは難しいものです。ママ・パパは、基本的にはおおらかに見守り、危険なこと、迷惑なことをした場合は毅然とした対応をとるようにしましょう。(取材・文/前田ユリ・ひよこクラブ編集部)

監修/若江恵利子先生
医療法人恵徳会あさかクリニック理事長。小児科医。東邦大学大森病院新生児科、愛育病院小児科を経て、栃木県で開業。

参考/「ひよこクラブ」2016年11月号「赤ちゃん35人のすくすく成長日記」より

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