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1歳・2歳児にとって「食事に集中」は難しいもの。叱るよりマナーを教えて

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野菜を食べる人が健康にします
gpointstudio/gettyimages

幼児食が始まるのは1歳・2歳ごろ。このころの子どもは好奇心にあふれ、動きたい盛り。食事中も食事に集中できないことがしばしば…。
そんな子どもの行動に悩んでいるママやパパは多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもが椅子に座って食事に集中できるようになるためのポイントを、管理栄養士の太田百合子先生に聞きました。

関連:【幼児食】気になる子どもの好き嫌い、苦手なものを食べてもらうための一工夫

<お悩みFile1>すぐに椅子から立ち上がるなどして、食事に集中してくれません!

食事にすぐに飽きてしまい、完食する前に椅子から立ち上がろうとしてしまう子には、どのように対応すればいいのでしょうか。

A.食事に集中できる環境づくりを(太田先生)

椅子から脱出しようとするのは、食事以外のことに興味が向いてしまうからです。とくに食べることにあまり関心がない子は、食事に飽きやすいもの。おもちゃや絵本など、おもしろそうなものが目に入ると、少しおなかを満たしただけで食事に集中できなくなってしまいます。

1.気が散るものは目の届かない場所に隠して
食事の前におもちゃや絵本を片づけても、食卓から見えていると気になるもの。椅子に座った位置から見えない場所にしまったり、布などでカバーしたりして、子どもの興味をひくものは視界からシャットアウトするようにしましょう。食事中はテレビを消すことも習慣にするといいでしょう。

2食事に気持ちを向ける工夫をしよう
ママ・パパも一緒に食べながら「おいしいねー」「これも食べてみようか」などの声をかけて。
自分で食べられる手づかみメニューをプラスしたり、お気に入りの食器を使ったり、かわいい盛りつけをするなどの演出が、食への興味をアップさせます。
「ダメでしょ」と注意するより、食事に気持ちを向けさせる工夫をしてみて。

【先輩ママに聞いた!】食事に集中しない!は、こうやって乗り越えました

「『一生、立って食べる子はいないし、1歳の子にお行儀よくしなさいと言ってもきかないから、1歳のうちは立ったままでも楽しく食べられればいい』というような言葉を目にして、その言葉に救われ、1歳のうちはある程度放置していました。
とくにしつけはしていませんが、親が座って食べているのを見ているからか、いつの間にかちゃんと座って食べるようになりました」

「立ち歩いたり、遊びだしたりしたら食事を下げて、もうおしまいとします。

1、2回は注意しますが、やめない場合は本当に下げてしまいます。このやり方をしても、遊んだりダラダラ食べたりすることも多いですが、『もう下げるよ!』というと焦って食べ始めます」

<お悩みFile2>椅子に座って食べてくれない! 歩きながら食べちゃう…!

じっとしていることが苦手で、椅子に座っていることができず、歩きながらごはんを食べてしまう子どもには、どのように対応すればいいのでしょうか。

A.少しでも座って食べられたらほめてみて(太田先生)

1歳・2歳はいつでも動いていたい時期です。ちゃんと椅子に座って食べる子もいますが、活発な子ほど立ち歩きしやすいので、「どうしても座らせよう」と考えなくていいでしょう。
椅子以外の場所で食べたり、歩き食べをしたりしていても、ちゃんと食べていれば気にしすぎないで。


1.しからずにマナーを教えて
食事の前に「おすわりして食べようね」と声をかけ、少しでも座って食べたら「座って食べられたねー」とほめてあげて。
3歳代になると社会性が育ってきて、徐々にママやパパと同じように椅子に座って食べられるようになっていきます。
今はとにかく「座って食べるのはいいこと」と、繰り返し伝えていきましょう。

2.椅子以外の場所なら集中して食べることも
低いテーブルに食事を並べて豆椅子に座らせたり、床にピクニックシートを敷いたりなど、普段と違う場所で食べると気分が変わり、落ち着いて食べられることもあります。
ママ・パパと楽しく食べられるなら、椅子にこだわらなくても大丈夫。
ただし、外食は興奮して気が散りやすいので、ほどほどにしましょう。

【先輩ママに聞いた!】椅子に座らない!は、こうやって乗り越えました

「うちの子は少し小柄で、行儀よりもごはんを食べないほうが嫌だったので、好きにさせていました。
そういえば、座る時間が長くなったな~って思っていたら、いつの間にかずっと座れるようになりました。
食べこぼして掃除が大変でしたが、子どもも自分もストレスがなくてよかったです」

「うちは、ハイチェアに座らせて食べているので、そもそも立ち歩くことが出来ず、座って食べるのが当たり前になっています。
あと、私がしているのは、おやつやジュースを飲ませるときも、必ず座らせてあげています。
立ったままではあげたことがないので、今では公園でお茶やお菓子を食べるときも、自分でベンチに座りに行きます」

食事に集中しない子どもに困っているママやパパの参考になったでしょうか。 根気強くマナーを教えながら、「1歳・2歳ごろは、食事に集中せず、ずっと椅子に座っていることが難しい時期」と、割りきることも必要なのかもしれませんね。

(文/大月真衣子、ひよこクラブ編集部)

監修/太田百合子先生
東京・こどもの城で長年にわたり多くの乳幼児の栄養指導を行う。
現在は、東洋大学などの非常勤講師を務め、子ども向け番組や育児雑誌、講演活動などで栄養指導をするなど、多方面で活躍中。

参考/1才2才のひよこクラブ2015年夏秋号「「幼児食の困った!! まるっと解決アンサー」

■文中のコメントはすべて、「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です。

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