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“放置子”に間違われるかもしれない……。18時過ぎに外で遊んでいるのは非常識?

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共働きの家庭が増えるなか、学童や自宅、近所の公園などで放課後を過ごす子どもたちも多くいます。仕事で親の帰りが遅くなってしまい、子どもが一人で過ごす増えると、子どもの安全も気になりますが、近所の視線も気になるところ……。今回は、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた「夕方17時半~18時すぎ(明るい時期)に遊んでいるのを近所の方に指摘されてしまった」というお悩みをピックアップ。みなさんはどのように感じますか? 専門家のお話も聞いてみました。

こちらもおすすめ→波紋を呼ぶ「放置子」問題。子どもたちに、私たちが今できること

「わが家は学童からの帰宅が17時30分~18時頃です。帰宅後、私が食事の準備をする15~30分の間、うちのキッチンから見渡せる家のそばの小さな公園で遊んでいます。しかし、近所の小学生の子どもがいるお宅のママさんが『夕方遊んでいる○○君に困っている』と愚痴をこぼしているとのこと。そのお宅はいつも夕食が17時半頃のようで、うちの子が遊んでいる気配や声で自分も『遊びたい』とお子さんが気もそぞろになるとか。決して暗い時間には遊んでいませんし、大きな声で騒いでもいません。しかし『迷惑している』『困っている』と言われている以上、遊ばないようにした方がいいのでしょうか」

このお悩みに対して、いろいろな意見が寄せられています。

放置子だと勘ぐります

「明るい暗いの問題ではなく、時間帯の問題でしょう。うちの近所にはそんな時間に外で遊んでいる子はいません。いたら、放置だと勘ぐります。子どもが集まって鬼ごっこをしようものなら、かなりうるさいし響きます。時間帯も時間帯だし、遊ばせない方がいいかも」

あくまでも各家庭ルールなので…

「迷惑のかかる遊び方をしていないなら遊んでいいと思います。学童で宿題をして帰って、夕飯まで遊ぶっていいじゃないですか。夕方の公園、虫取り、鬼ごっこ。今の時期しかできない大切な遊びだと思います。各家庭のルールなので気にしないでいいと思いますよ」

うちの地域では放置子になります

「17時とか17時半に、帰りましょうのチャイムはないですか? 私が住んでいる地域では、地区委員が見回りをしているので、チャイムの音の後に遊んでいる子は皆無です。いたとしたら、放置っ子。見かけたら、注意して、帰宅を促します。学童帰り後は、自宅で遊ばせるが基本ですね」

学校のルールがボーダラインに

「専業主婦で夕飯が18時だったので、私も『あー、迷惑!』と思っていました。やっぱり、子どもは外で遊んでいるお友だちを見れば『自分も行きたい』と思っちゃいますから。家庭ごとに生活リズムがあるし、直接言われたわけでもないので、そこまで気にしなくてもいいと思いますが、基本的には学校のルールに従うことが大切だと思います。学校で「17時になったら帰りましょう」と言われているなら、17時以降に積極的に外で遊ぶのはできるだけやめた方がいいと思います」

地域性で違う

「首都圏に住んでいますが、18時過ぎまで外で遊んでいる小学生はふつうにいます。社宅や小学生が多い集合住宅では、19時頃まで遊んでいる場合もあるんだとか。冬で暗くなるのが早くなると17時には大体解散になりますね。わが家は夕食が早い家庭ですが、特に迷惑とは思わないです」

直接迷惑はかけていない

「え!うちもその時間、家の庭先で遊んでいます! 他のお宅も、夕飯できるまでの待ち時間に、家の側や公園で外遊びしている子はいますよ。直接何かを邪魔しているわけじゃないのに迷惑がられても、そんなの知りません。別にそこまで配慮する必要はないと思います」

どちらも特別悪いわけではない

「外から声が聞こえると子どもが公園に行きたがってしまい、夕方の忙しい時間に『うちはうち、よそはよそでしょ』って言い聞かせる手間を考えると、悪気はないと分かっていても『何もこんな時間に遊ばせなくても…』って思ってしまう気持ちも分かる気がします。回数減らして様子をみてはどうでしょうか」

「ルールの範囲内で、伸び伸び遊ばせて」

このようにさまざまな意見があるようですね。臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーなどの資格を持つ、明治大学文学部教授・教育学博士の諸富祥彦さんに今回のケースについてお話しをお聞きしました。

ーー(諸富さん)
「見事に意見が分かれていますね。東京と福岡では、17時半といっても外の明るさが違いますし。やはり地域による違いも大きいのかもしれません。

今回ご相談のケースでは、①家から見渡せるところで、②暗くなるまでの間遊ばせている、ということなので特に問題はないように思います。それよりも気になるのは、お母さんが、周囲の目を気にしすぎて、お子さんの遊びを制限することでのマイナス影響です。まわりを気にしてビクビクするような傾向がお子さんにも出てしまいかねません。

『暗い時間に遊んでいたり、大きな声で騒いでもいない』つまり『他人に迷惑をかけてない』のであれば、何も恥じることはありません。学校にこの地域のルールを確認して、そのルールの範囲内であれば、堂々と胸を張って、『わが家にはわが家のルールがある』と割り切って、遊ばせればよいのです。公園での遊びを通して伸びていく知的好奇心や社会性もあります。

とはいえ、これは『ルールを守った上』『暗くなる前まで』という制限内での話。もし、その地域や学校で定められているルールがあれば、『○時になったらすぐ帰ってきなさい』『暗くなり始めたら帰ってきなさい』と、ルールを守らせるようにお子さんに言うのも大事。自主的にルールを守れる子を育てましょう。もし、決められた時間を超えたり、暗くなっても遊んでいるお子さんを見つけたら、自分の子でなくても積極的に声をかけて、帰るように促しましょう」

明るいうちは近くの公園で遊ばせてあげたいと思う人、少し迷惑または心配だという人、どちらの気持ちもわかりますね。今回お悩みの場合は、子どもが遊ぶ姿を自宅から見守っているので、放置子とは違いますが、住んでいるところの学校のルール、地域性で“常識の範囲”が変わるようです。また、各家庭の教育方針も千差万別。考え方も違う人が集まって暮らしているからこそ、ご近所や地域での助け合いや見守りの姿勢も大切ですね。(文・清川優美)

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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