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うちの子トライできる!? 幼稚園・小学校・中学校受験にはいくらかかる?

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美しい子供たちが学校の教室で一緒に生徒が先生と教育を受ける
Kuzmichstudio/gettyimages

大学入試改革、私立大学の定員減など2020年は教育改革元年と言われています。そんななか、いま人気なのが名門幼稚園や小学校の「お受験」です。とくに大学付属は人気が高いですが、私立となると気になるのが学費ですね。そこで、ファイナンシャル・プランナーの竹下さくら先生に、「お受験」にかかるお金とその中身を教えてもらいました!

関連:年収600万では中学受験は無理?! 中学受験お金の現実

【私立名門幼稚園受験】 3年保育の場合、準備~卒園まで600万円超すことも

まずは、入園前にかかるお金から。受験対策をする幼児教室の費用をはじめ、出願料や面接準備など、試験を受けるためのお金が必要です。
「入園前にかかるお金のメインを占めるのが幼児教室の費用です。週1~2回の幼児教室に1年前から入室するのが一般的ですが、入会金2~5万円、月謝4~6万円、夏期講習や模試に10~20万円程度かかる場合も。それに、面接用の親子のスーツ2~5万円、1校につき2~3万5000円程度の受験料を合わせると、総額で100万円はかかります」。

入園後は初年度200万円。2年目以降も年間150万円は必要!

「私立名門幼稚園といっても園によって大きく差がありますが、初年度に200万円は必要な園も。内訳は入園料、保育料、施設設備費、旅行積立金や制服代、教材費など諸費用など。さらに、任意とはいうものの寄付金もあります。寄付金は2~5万を一口として2口や3口以上、としているところが多いようです。入園料は30~50万円くらいが相場なので2年目、3年目も年間150万円、月に12万円はかかると思ったほうがいいですね」。
月に12万円を幼稚園代にかけられる家庭はそれほど多くないでしょう。しかし「幼保無償化政策が施行されれば私立名門幼稚園も夢ではない?」と思ってしまいますが…。
「私立名門幼稚園は子ども・子育て新制度の対象でないことも多いです。それでも月額2万5700円まで無償になりますが、学費は年々上がっている傾向にあります。やはり名門私立幼稚園は、3年保育で600万円を無理なく負担できる家庭向けと言えます」。

【私立名門小学校受験】 準備に150万円、初年度に100~150万円。その後も月に10万円以上がかかります

「幼稚園は家の近くがいいけれど、小学校は教育内容重視で選びたい」。そんな家庭も多いようです。小学校受験ではどんなときにどれくらいのお金が必要なのでしょうか。
「まず、入学前に年間150~200万くらいは必要です。幼稚園受験と違い、遅くとも年中の間に幼児教室での対策をスタートする家庭が大半で、幼児教室は週1~2回程度で入会金2~5万円、月謝10~15万円、夏期講習や模試10~20万くらいかかります。それに、面接用の親子のスーツ2~5万円、1校につき2~3万5000円程度の受験料を合わせると、総額で150万円はかかります」。

入学後、意外に負担が大きいのが寄付金

「入学後は、初年度納付金100~150万円が相場ですが、私立では寄付金があります。3万円を一口として3口以上、10万円を3口以上など学校により金額はさまざまで任意とされていますが、中高に比べて子どもの人数が少ないので寄付金をしないと目立ってしまうのでは、と心配する方も多いようです。教育費は月に平均7万6267円かかるというデータ(※)もありますが、それ以外にもさまざまな出費があるので月10万はかかると思っておきましょう」。

塾は3年間200万円以上が目安。学費は初年度100~150万円、2年目以降も月に10万円はかかります

東京都では全体の4分の1が中学受験をする、という情報もあります。とくに一都三県で加熱している中学受験ですが、私立中学の場合はどれくらいお金がかかるのでしょうか。
「3年間で塾代200万円以上が目安です。3年生の2月からの通塾が一般的とされていますが、4年生では週に2回で年額40~50万、5年生で週3回、60~70万円、6年生では週4回に特別講習で100~120万程度かかります。さらに現在、4~8校の複数併願が一般的なので、出願料3~5万円とすると12万円以上は上乗せされます。
中学校に入学後は初年度納付金は100~150万円、教育費は月に平均8万3833円かかるというデータ※がありますが、部活費用などもプラスされるので月10万はかかるイメージです」。

教育費の上限は家計の20%が目安。中学受験を乗りきれる年収の目安は800万円以上

何とかこれくらいなら家計から捻出できそう…と思っても、いざ入学したら家計がカツカツ、ということも。月に教育費10万円を無理なく払える家庭とはズバリ年収いくらくらいなのでしょうか?
「年収800万円以上が理想ですね。年収800万円の会社員の場合、手取りにすると600万弱で、家計の20%が教育費の上限ですから、年間120万円。月10万円までなら捻出できると考えられます」。
ちなみに私立名門幼稚園、私立名門小学校に無理なく通える年収の目安は…
「フローとして年間150~200万円は支出されるので、手取りで800万円強は必要です。そのため年収1200万円が目安と言われています」とのことです。

●ママたちの受験に関しての体験談

子ども二人を小学校受験させました。
模試があったり、短期講習があったり、学校別講座があったりして飛ぶようにお金が出ていきましたけどね・・・。
苦手分野は問題集を買ったり、図鑑や絵本を買ったり、動植物などは実物を見せに行ったり、結構出費がありました。

うちの子も中学受験したいと言われましたが、塾代の高さに断念しました。その代わり、高校受験を目標としてる塾に6年生から行かせてます。地元の集団塾で比較的良心的な費用でした。

関連:片づけはお金持ちの始まり[お金が貯まりだす習慣#2]

いかがでしたか?幼稚園、小学校、中学校とお受験ブームは一都三県を中心に加熱していますが、「教育費は月収の20%まで」が今回のポイントではないでしょうか。大人になるまで長~くかかる教育費は、無理のない計画を立てることが大切です。
(取材・文/岩崎緑、ひよこクラブ編集部)


※小学校、中学校費用は、文部科学省「平成28年度子どもの学習費調査」より算出
※小学校、中学校は学校教育費と学校給食費を含む費用、学校教育費は入学金を含んだもの

■監修
竹下さくら先生
ファイナンシャル・プランナー。大学生、高校生の母でもある経験に基づいたアドバイスに定評があります。『「教育費をどうしようかな」と思ったときにまず読む本』(日本経済新聞出版社)など著書多数。

※文中のエピソードは「ウイメンズパーク」の投稿からの抜粋です

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