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子どもの脳、自尊心が育つほめ方「耳打ち効果」って?

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母親の腕の中で子を保持
monzenmachi/gettyimages

子どもの脳やココロはデリケート。ママやパパのかかわり方によって、脳やココロの発達のしかたは変わるそう。脳やココロにダメージを負った子どもたちの相談や治療に当たる、小児科医・友田明美先生に、子どもが健やかに育つために必要なかかわり方について話を聞きました。

関連:【1歳代・2歳代のしつけ】社会のルールを子どもに伝える方法

しかることが習慣化していたら、ほめる子育てにシフトチェンジを!

みなさん、子どもをしかる頻度はどのぐらいですか? どんな言葉や態度で子どもをしかりますか?――「本当にダメな子ね!」「何度言ったらわかるの? バカね!」など、子どもへの暴言や突き放すようなしかり方は、実は虐待同様に、子どもの脳やココロに深いダメージを与えることがわかっています。
そのためママやパパに意識してほしいのが、しかることを減らして、ほめるかかわり方を増やすことです。
しかし、ママやパパのなかには自分自身が、親からほめて育てられなかったために“ほめ方がわからない”という方も…。
一般的に、虐待を受けて育った子は、自分が親になったとき虐待を繰り返す傾向があると言われていますが、ほめる子育ても同様です。ママやパパ自身が、親からほめられずに育った場合は、わが子のこともほめないケースが多いのです。
養育行動は受け継がれるので、もし「うちは、子どものことあまりほめないな…」「しかってばかりだな…」と思ったら、今日からほめる子育てにシフトチェンジして、ほめ育ての連鎖を作りましょう。

子どもの脳とココロが健やかに育つ“ほめ育て”のポイント

子どもの脳とココロの健やかな成長に欠かせないのは、ママやパパから認められたり、ほめられたりすることで、ほめ方にもコツがあるそう! 友田先生流“ほめ方のポイント”を紹介します。

1耳打ち効果でほめる

子どもを直接ほめるだけでなく、時には子どもに聞こえるように「〇〇くん、今日、小さい子におもちゃを貸してあげたのよ。えらいよね!」とパパ(ママ)に報告して! これを“耳打ち効果”と言いますが、直接的にほめるよりも子どもの自尊心が育ちます。

2約束が守れたらほめる

「ママやパパと手をつないで歩けた」「お片づけができた」など約束が守れたら、「約束守ってえらいね!」とほめてあげて。幼児期になってルールがわかるようになったら、親子で話し合って約束事を決めても。“約束シート”を作って、約束が守れたらシールを1枚貼り、5枚たまったら「〇〇くんが大好きなアイス買ってもいいよ!」など、ごほうび制にすると、子どもは喜んで約束を守るようになります。

3お手伝いができたらほめる

たとえば「ゴミをゴミ箱に捨ててくれた」「おむつを取ってきてくれた」など、どんなささいなことでも手伝ってくれたら「ママ、助かった! ありがとう」とほめましょう。お花に水をあげたり、テーブルをふいたりするなど簡単なお手伝いを習慣にすると、ほめる機会がぐんと増えます。

4結果だけではなく、過程を重視する

約束やお手伝いは、結果だけで判断してほめるのはNG。たとえ失敗しても、「ここまでできたの? えらいね」「あともう少しだったね。でもママ助かったよ」と頑張っている過程を認めてほめると、次の意欲につながります。

関連:「意外に厳しい!?アメリカのしつけ」山田ローラさんの日米子育てリポート

友田先生によると、ほめるのが苦手なママやパパは抱っこしたり、ひざに乗せて絵本を読んだりしてスキンシップをとるだけでもOKだそうです。ほめるのが苦手というママやパパは、まずはできることから始めてみませんか。(取材・文/麻生珠恵、ひよこクラブ編集部)

■監修/友田明美先生
(福井大学 子どものこころの発達研究センター 教授)
小児神経科医、医学博士。専門は、小児発達学、小児精神神経学。2009~2011年および2017年~2019年に日米科学技術協力事業「脳研究」分野グループ共同研究日本側代表を務める。主な著書に「親の脳を癒やせば子どもの脳は変わる 」(NHK出版新書)、「実は危ない! その育児が子どもの脳を変形させる」(PHP研究所)などがある。

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