10倍がゆの作り方 電子レンジとごはんでカンタン♪ きほんの離乳食
炊きあがったごはんを使って電子レンジでカンタンに作る方法をご紹介します!
赤ちゃんが初めて出合う離乳食といえば、おかゆ。
ここでは電子レンジを使って大人用に炊いたごはんから作る方法をご紹介します。電子レンジを使ったおかゆは、加熱時間の加減さえつかめば手早くてラク。最初は様子を見ながら加熱時間を調整しましょう。
離乳食は1回分が少量なので、フリージングしておくのが◎。
フリージングしたものは、1~2週間を目安に使い切り、必ず再加熱してから食べさせます。
電子レンジで、ごはんから作るおかゆ
■材 料
・10倍がゆ(作りやすい分量 約5回分)
ごはん ・・・ 40g
水 ・・・ 300ml
・7倍がゆ(作りやすい分量 約5回分)
ごはん ・・・ 80g
水 ・・・ 360ml
・5倍がゆ(作りやすい分量 約4回分)
ごはん ・・・ 120g
水 ・・・ 360ml
・軟飯(作りやすい分量 約3回分)
ごはん ・・・ 160g
水 ・・・ 240ml
■作り方
(1) 大人用に炊いたごはんをラップに包んで指でつぶし(つぶすのは7倍がゆまで)、大きめの耐熱ボウルに水とともに加え、菜箸でごはんを軽くほぐす。
(2) 耐熱ボウルの端を少し開けてふんわりとラップをし(はし開けラップ)、600Wの電子レンジで約5分加熱したら混ぜ、さらに5分加熱する。ラップをかけたまま20分程度(軟飯は10分程度)蒸らす。
(3) 粗熱が取れたら、10倍がゆは赤ちゃんの発達に合わせた形状にすりつぶす。水分がたりない場合は、様子を見て湯やだし汁をたす。
■監修
太田百合子先生(管理栄養士)・中村美穂先生(管理栄養士)
■参考
『最新!初めての離乳食新百科』 (ベネッセコーポレーション 刊)より抜粋。
※情報は書籍掲載時のものです
■動画撮影時期/2019年12月
■取材・文/たまひよ編集部
●離乳食の材料は、厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安に、作りやすい分量にしています。赤ちゃんの食べられる量、食べられるかたさなどは個人差がありますから、その子にあったペースで進めてください。
●電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても沸騰しない場合がごくまれにあります。この状態の液体がちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
●電子レンジを使う際は、広口の耐熱容器に入れて水分を加え、ふんわりとラップをかけて加熱することを前提としています。
●レシピ内で使用している食材(主に加工食品)によっては、微量にアレルギーを引き起こす原材料が入っている場合があります。十分にご注意ください。
●1回の離乳食で食べさせる初めての食材は1種類とし、食物アレルギーに注意をして少量ずつ食べさせるのが基本です。食べ慣れた食材となら混ぜてもいいでしょう。