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「働き方改革」で何が変わった?ママたちのリアルな現状は…

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William_Potter/gettyimages

2019年から始まった「働き方改革」。多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにするための改革です。今回、口コミサイト「ウィメンズパーク」のコメントから見えてきた「働き方改革」のリアルを探ります。最後に、働き方改革に詳しい白河桃子さんからのアドバイスもお届けします。

働き方改革の恩恵を得ている?

働き方改革が始まって約10カ月。行き過ぎた残業の軽減や有給休暇の取りやすさなど、実際のところ、変化はあるのでしょうか。

まったく変わりなしです

「大企業だからではないからでしょうが、トップも上司もまったく意識は変わらず。改革前とまったく変わりはありません」

夫の給料が手取りで7万円減!

「夫の給料が手取りで7万円減です。残業を大幅に減らすように指示され、お昼休み返上で仕事をしているようで疲れ切っています。夫の会社はCMがバンバン流れているような大手企業です。国の方針に従わないと、すぐに監査が入るので、会社は残業時間減、有休取得に躍起になっています。
今日も夫は有休で家にいます。でも給料が減って節約を強化しているので、なるべく外に出ずに家でゴロゴロ…」

夫のお給料が下がった分、妻がパート時間増やす傾向?

「パート先でも、『夫の帰り時間が早くなったー』って会話が度々出ます。働き方改革で夫の定時退社が続き、残業代が入らずに給料下がったため、妻のパート時間が増えるって…」

働き方改革は自分たちの暮らし方を見つめ直すチャンス

肯定的な意見よりも不満の声のほうが多いようですが、本来は仕事と家庭の両立をしやすくするために考えられた制度。改革の現状と今後の展望を「働き方改革実現会議」有識者議員でもある白河桃子さんにお聞きします。

「働き方改革は国の政策ですが、実際にみんなが満足する改革にするためには、まず企業が古いビジネスモデルと制度を変える必要があります。残業が減ったら、その分はボーナスに補填する会社もありますよ。逆に改革できないような企業は、先が見えています。会社による働きやすさの格差がすごいので、辞めて他にうつることも考えてもいいと思います。

一方で、働き方改革で8時退社できるようになったのに、その時間に帰らない人も多いといいます。逆に、夫が早く帰ってきても何かをしてくれるわけではないので、妻の不満が増えているという声もありますね。

しかし、家庭においては、夫婦が『どう働きたいか』『どう暮らしたいか』を考え、実行するチャンスともいえます。

例えば、夫が家でゴロゴロしているなら、副業も解禁になったことですし、ダブルワークををする可能性もあります。または、夫が家にいて家事育児をしてくれるのなら、妻が働きに出てもいいわけです。夫がひとりで家計を担える時代は終わりましたし、その会社にずっといられるとは限らない。夫婦で稼ぎと家事育児をシェアした方がリスクヘッジになります。ぜひ、働き方改革をきっかけに、自分たちらしい生き方を実現する暮らし方改革につなげてほしいと思います」

改革の実態が、今は発足当初の目的どおりではないにせよ、自分たちの働き方や暮らし方を見つめ直して、選びとるいい機会なのかもしれませんね。(文・橋本真理子)

白河桃子さん
ジャーナリスト、相模女子大学客員教授。少子化、働き方改革、女性活躍、ワークライフバランス、ダイバーシティに強い。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員、内閣官房「一億総活躍国民会議」民間議員、内閣府男女局「男女共同参画会議 重点方針専門調査会」委員などを務める。

■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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