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順調だったフリーランス。コロナでまさかの契約終了!?

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6歳と4歳の兄弟の母で、フリーの財務コンサルタントをしている“まちゃみん”です。3年前までは、ワンオペで仕事、育児、家事に追い回される毎日でした。しかし、子どもと過ごすかけがえのない時間を大事にしたいと育児に軸足を移すべく、思いきって正社員からフリーに転身して「一人働き方改革」をしました。
ところが、順調だったフリー生活に突如起こった契約終了。「コロナ危機」に翻弄されたそんな私のお話です。

順調だったフリーランス生活がまさかの契約終了

フリーランスに転身したのは、正社員だと満足できる育児ができないと限界を感じた3年前のことでした。不安を抱えながらもフリーに転身してみたところ、クライアントからの信頼を得ることができ、当初1ヶ月の契約が1年以上の長期契約になったり、契約終了前に次のオファーへ進んだりと、途切れることなく順調でした。

そんな生活に暗雲が立ち込め始めたのが2020年2月。ちょうど新型コロナウィルス感染拡大防止のために、在宅勤務に切り替える企業が出始めた頃でした。クライアントからさまざまな依頼を受けてさらに信頼関係が深くなっていたある日、契約先の役員から呼び出しを受けました。次の依頼かと思いきや、まさかの契約終了の通告。すべてが順調だったなか、突然の出来事でした。

目先の契約を! 業種や契約期間を超えた契約先探し

契約終了が2020年3月末だったので、4月以降の仕事を探す必要がありました。しかしその時期は海外でロックダウン措置がとられ、次は日本か? という危機的な状況です。そこで業種や期間にこだわらずに、仕事を探すことにしました。

最初に行ったのは、人材バンクを探すためのインターネット検索でした。「財務」「仕事」「フリーランス」などとキーワードを入れて、自分のキャリアが必要とされる場所はないかを探しました。その結果、オンライン面接を経て英訳業務の契約をもらうことができました。

また、既に登録していた人材バンクでも、自分ができる仕事がないかを探してみました。そこでは、今まで経験したことのないライター業務の契約をもらうことができました。

緊急事態宣言中の在宅ワーク。育児と仕事に大忙し

開始した英訳業務とライター業務。すでに緊急事態宣言が発令されていたため、どちらも在宅ワークとなりました。さらに小学校と保育園ともに休校・休園という状況になり、子どものお世話をしながらの在宅ワークです。

「ママの邪魔をしちゃだめだよ」「はい!」
いい返事が聞こえたその10分後には、パソコンに打ち込む私のひざに乗って邪魔をしはじめる子どもたち。お昼近くになると「おなかすいた!」、おやつ近くになると「おやつ!」と要求は止まりません。しかも、話を聞かないと泣き始めてしまいます。

契約先から信頼を得られるかどうかは最初の仕事で決まるため、質の高いものを作らなければというプレッシャーと、仕事に集中したくてもできない現状。仕事と育児を両立することの難しさを改めて感じた期間でした。

育児をしながら、2つの新しい契約は無事に終了しました。この2ヶ月で大きな変化を余儀なくされた私のキャリアですが、今まで経験したことのないライターという仕事をすることができたり、人材バンクと取引を開始したりと、新しい出合いがありました。今では新規取引先から契約のお話をいただいています。先に繋げようという気持ち、そしてそれを行動に移す力の大切さを。改めて知ることができました。

■その他のママライター体験談はこちら

[まちゃみん*プロフィール] 
都内在住、財務コンサルタントをしている“まちゃみん”です。3年前に正社員からフリーランスへと1人働き方改革をしました。財務コンサルタントとして働きながら、6歳と4歳のわんぱく全開な男の子たちのワンオペ育児真っ最中です。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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