コロナで外出自粛! 生活リズムをつけて楽しく1日を過ごす
6歳娘・3歳息子の子育てに奮闘中のママライター、“Tomomi”です。現在は、フリーランスのライターとして在宅ワークをする傍ら、週に数回ホテリエとしてホテルのフロント業務をかけ持ちしています。
順調なワーママ生活を送っていたのに、新型コロナウイルスにより突然の生活の変化。休校・休園から学校再開まではトータル3ヶ月弱…。
外出自粛といっても、6歳の娘は理解しているものの、それでもお友達に会いたいし、外でも遊びたい。子どものストレスを軽減し、ママも無理なくおうち時間を過ごす、我が家流の生活リズムの工夫をご紹介します。
黒板ボードを使って1日のスケジュールを立てる
外出自粛が始まって一番大変だったのは、生活リズムが崩れてしまうことでした。学校や幼稚園では、先生の指導のもと規則正しいリズムで、運動・学習し、集団行動を学んでいますが、家庭では子どもたちもリラックスして甘えん坊モード。
「遊びたい!」「テレビ見たい!」「ママ遊ぼう!」と、欲求が爆発してしまいます。それに追い打ちをかけるように、私は仕事をしなければなりません。学校で例えるなら、担任の先生・給食センターのスタッフ・事務の先生・掃除の業者さんを1人でこなすようなものです。
そこで我が家が取り入れたのが、1日のスケジュールを決める制度。前日の夜に、「学校の宿題」「自習」「植物の観察日記」「運動」「遊び」「料理」などの選択肢の中から子どもたちと相談してスケジュールを決め、優先順位を付けて黒板ボードに記していきます。
スケジュールに“お楽しみ特典”も加える
基本的には、午前中にラジオ体操や学習を入れました。午後は、なわとびやダンスなどの運動と遊び、お絵描きタイムなどをスケジューリング。お楽しみ特典として、お菓子作りなど親子で楽しむ時間も導入しました。
自分たちで考えたスケジュールなのでやる気が出ますし、終わったらチョークで項目を消していくことで達成感も得られます。このようにして、メリハリのある生活リズムを作ることができました。
しかし、子どもたちにとっては、ママの家事や在宅ワークの時間は、とっても退屈。仲良く2人で遊んでいたかと思うと、ものの数分で喧嘩勃発…。私も家事や仕事が進まず、イライラが募ります。そんな時は、頑張りすぎず息抜きタイムを導入します。
YouTubeやAmazonプライムで息抜きも!
外出自粛が始まってすぐに購入した「Amazonファイヤースティック」には、とても助けられました。Amazonプライムビデオでは、子どもの好きなアニメや映画がCM無しで見られるので、CMの度に飽きてしまう子どもたちも、集中して2時間ほどの時間を過ごしてくれます。
しっかりパスワード設定をし、見せる動画もママチョイスですが、子どもたちと相談し、双方が納得のいくチャンネルにしています。毎日見ていたのは、「ガチャピンとムックのラジオ体操」と「しまじろうのオンライン幼稚園」。他にも、英語の歌や知育動画、語学学習動画などにも助けられました。
動画視聴というと悪いイメージもありますが、時間やチャンネルの制限をしてあげれば立派な学習ツールになります。子どもたちも楽しめて、私もその間に集中して仕事ができ、とてもありがたい存在でした。
Zoom(ビデオチャットツール)を利用してお友達と学習タイム
6歳の娘は、好きなことは積極的に学ぶのですが、ひらがなの練習や算数のプリントなど、“宿題”“勉強”というキーワードが付いているとやる気を失ってしまうタイプ。
私と2人で宿題や自主学習をしていても、娘にやる気が無いので私はイライラしてしまい、家ではなかなかはかどりません。子どもは集団の中での競争心があるからこそ、勉強も一所懸命頑張れるのかもしれません。
悩んでいた時に、Zoomが飲み会などで利用されていると聞き、思わぬ使い方に目からうろこでした。早速、娘の友人と連絡を取り一緒に学習をしてみると、画面の向こうのお友達を意識してか、勉強がはかどるように。
時間を設定して同じドリルを解き、一緒に答え合わせをするなど、1人の時よりも学習が進められました。休憩時間には、画面越しに一緒におやつを食べたりと、外出自粛期間にも楽しく過ごすことができました。
新型コロナウイルスが流行し、これまで当たり前だと思っていた生活は激変。しかし、悲観せずに工夫を凝らせば、現状を楽しむ方法はたくさんありました。本来であれば昼間は一緒に過ごすことのない子どもたちと、これだけ濃密な時間を過ごせたことはとても貴重です。疲れることもありますが、思いのほか頑張れているのは、かわいい子どもたちのおかげだなと感じています。これからも子どもたちと相談しながら、新しい生活様式の中で、工夫をしていきたいと思います。
[Tomomi*プロフィール]
20歳で日本を飛び出しオーストラリアで就職。現地で出会った夫を日本に連れ帰り、茶畑に囲まれたのどかな土地で一姫二太郎の育児に奮闘中! 休日は、夫と子どもたちと“旅行”“フェス”“アウトドア”を楽しみながら、語学力とホスピタリティー業界での経験を活かして、ホテリエとライターを兼業する37歳、在宅ママライター。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。