家電女優奈津子・作り置き、もう腐らせない! 真空保存の「フォーサ」と「ハンドブレンダー」が自炊に必須な理由
今回は自炊&作り置きが増えたママ、パパに超おススメな家電! タレント・女優で新米主婦の奈津子さん。元アイドルながら、家電が好きすぎて、家電製品アドバイザーの資格も取得。そんな家電を愛してやまない奈津子さんの連載「忙しいママ・パパ向け、家電女優奈津子のおきらく家電ライフ」第8回。
「やっちゃったー」がなくなる、いま注目のおうち時間充実家電!
家電女優の奈津子です。コロナ禍により、半数以上もの人々が自炊する割合が増えたのだそう。私自信も自炊や作り置きをする機会がグッと増えました。今回はそんなご家庭に最適な家電を紹介します。
作り置きを、もう無駄にしない!
作り置きにまつわる切ない「あるある」として、一生懸命作ったのにうっかり“料理を痛ませてしまう”ことがあげられるのではないでしょうか。打開策としては鮮度の高い冷蔵庫を買う、あるいはポストイットに作った日を記録しておくことなどが挙げられますが、前者はコストが大きすぎること、後者は慌ただしいとつい忘れてしまうというデメリットがありますよね。そんな時に便利なのがショップジャパンの「フォーサ」です。
世界でヒット、人気商品
本体は単三乾電池を4本使用。実は世界販売台数50万台を突破している人気製品。
本製品は専用のコンテナ容器に食材を入れ、真空器本体をフタの上に置いてボタンを押すだけで、きっちきちに真空保存ができるというもの。食べ物が腐る原因の一つとなる“酸素”をシャットアウトするため鮮度・美味しさが長持ちするのがポイントです。またコンテナを開ける時にはフタの真ん中をグッと押すとプシュッと空気が抜ける音がして開封できます。どうです?シンプルでしょ。
いざ、開始!
真空器本体の稼働時間は中身の量によって変わりますが大体10~30秒ほど。
連日使っているうちに、このフォーサの威力がどれだけ凄いのかを突き詰めたくなり(笑)フルーツ、野菜、乾き物、カレーを使って3日半でどのぐらい違いが出るのか実験をしてみました。
奈津子の自由研究(笑)
わが家の冷蔵庫 (検証したくなるのが家電女優の性・・・!)
84時間後は…
約84時間が経過したところ。上が通常のタッパーで保管した食材、下がフォーサで保管した食材です。
ぱっと見、やはりバナナ・アボカド・もやしは分かりやすい結果に。
差が歴然と…
左側がフォーサ、右側が通常のタッパー。食材の黒ずんでいる度合いがぜんぜん違いますね。
肝心な味の違いについては、バナナ・アボカド・もやしに関しては通常のタッパーで保存した方は、噛んだ瞬間に感じる「粘り気・エグみ」が増してしまっている印象。一方、フォーサで保管した方は香りも良く、食材の甘みがキープされ新鮮な味がします。
乾き物の差はもっと出た!
大好きなソフトサラダせんべいとハッピータンで検証!
見た目では差が分かりづらい乾き物は“食感”に大きな差が。煎餅の旨みの醍醐味とも言えるサクサクとした噛みごたえがフォーサで保管した方は見事にキープ。タッパーで保管した方は空気中の湿気を吸い込んでしまい水っぽい舌触りです。
カレーは愛用のホットクックで作ったものを比較。味が濃いものだからそんなに変わらないかな?と推測していたのですが、実際に試食してみると通常のタッパーで保管した方のカレーは具材の野菜から余計な水分が出てしまっておりカレーの味を薄めてしまっている印象。フォーサの方も作り立てというほどではないものの、味が薄まっておらず真空の中で熟成された味わいです。何よりも汁物類でも一切の漏れがなく、コンテナの上下を逆さまにしても完全に密閉できる点が素晴らしいです。
こうして比較してみると真空保存の凄さがよく分かりますよね。もちろん食べ物を腐らせない魔法の箱ではないですけど、体感として食材の長持ち率がググッと上がります。
真空だからこそ味が染み込む!
なお、通常の作り置きに便利なだけでなく、真空だからこそ味が染み込みやすいのもポイント。豚肩ロースの塊肉とゆで卵を使って「チャーシュー」と「味付け卵」を作ってみたのですがこれまた絶品・・・!
保存だけでなく…
ゆで卵は調味料を入れた汁に漬け込むだけ。チャーシューは肉を調味料で漬け込んだ後、電子レンジで加熱します。
フォーサで作ってみた
冷やし中華(チャーシューも味付け玉子も超簡単に美味しくできました!)
チャーシュー、味付け玉子それぞれ単体でも美味しいですが、市販の冷やし中華セットに添えると、“お店感”がアップして夫からも大好評でした。レビューを見るとピクルスや浅漬けも美味しくできるそうなので今後ぜひトライしたい!
気になる価格帯はコンテナ容器3つ+本体のセットが約7,900円(税抜)。コンテナ5つ+本体のセットが11,800円(税抜)です。なお、従来のモデルからの進化点としては電子レンジ専用のフタへ付け替えると加熱ができるように進化したのだそう。この機能は個人的に超大事。ただし、くれぐれも加熱する際はレンジ用のフタに付け替えるのをお忘れなく!
ちなみに真空用のフタは通常のタッパーよりも溝があるので若干洗うのが手間かな。
あまりに便利なのでデメリットを感じ点はこのぐらい。フォーサを使うようになり、料理を泣く泣くゴミ箱へ捨てるということが本当になくったので“、作り置き頻度が高い家庭”には特におすすめです!
ハンドブレンダーの汎用性の高さが圧勝
フォーサ以外で、自炊や作り置きをするのにプラスもう一品、おすすめの家電を聞かれたらすすめめたいのがブラウンのハンドブレンダー。大容量のミキサーと比べて場所を取らず、手入れも楽チンでなんと言っても汎用性が高いんですね。ブラウンをおすすめする理由としては“パワフルな攪拌能力”と“人間工学に基づいて設計された使いやすいデザイン性”の2点です。
本来は手間のかかる挽き肉やみじん切り、スープもハンドブレンダーにかかると手軽に作れるんです。個人的には 潰す・混ぜる・刻む・砕くことができる「マルチクイック 5 ヴァリオ フィット ハンドブレンダー MQ5064」がおすすめ。
(野菜を使ったベジヌードルもできるため1台5役!)
ですが、小さなお子様がいるご家庭では「スイッチロック機能」が付く「マルチクイック9」と「マルチクイック7」が最適だと思います。たまにはウーバーイーツや出前で息抜きしつつ。家電の力を借りて快適な自炊ライフを送りましょう!
奈津子(なつこ)
Profile
ドラマ「野ブタをプロデュース」で女優デビュー。以降様々な作品に出演。二十歳の頃にはSDN48のメンバーとなり、アイドル業も経験。その際、劇場近くの電気街を通じて家電の魅力に目覚める。卒業後は「家電アドバイザーGOLD等級」を取得し、現在は家電女優として多くのメディアへ出演。私生活ではエンジニアの夫と二人暮らし。テレビ東京系列「開運!なんでも鑑定団」東京FM「スカイロケットカンパニー」レギュラー出演中。