意外過ぎ!ママと子どもでこんなに違う!?今年の漢字ランキング
今年の漢字として選ばれたのが「密」でした。さまざまな世代、コミュニティを対象に「今年の漢字」は調査されていますが、今回は小学生にも「進研ゼミ小学講座」が今年の漢字についてアンケートを実施。
どのような漢字が上位にランキングしたのでしょうか。また、11月に実施した たまひよONLINE「生活に関するアンケート」にて総計389名のママたちが選んだ「今年の漢字」とも比較してみました。
小学生が選んだ第3位 「新」
「新しい生活様式や新型コロナなど、新しいことがあったから」
「コロナのせいで家にいることが多くなっていままでやっていなかったことや、興味のなかったことに新しくチャレンジしたから」
「この1年は家にいる時間が多かったけど新しいことにたくさん挑戦したからです」
ママが今年の漢字ランキングで4位だった「新」が3位にランクインしました。新しい生活様式、ということもありますが、学年が上がったことでさまざまな新しい挑戦をするお子さんが多くいたようです。
小学生が選んだ第2位 「幸」
「思い通りにならない年だったけど、自分と家族がコロナにならなかったから幸せだなと思ったからです」
「いつも一緒に、笑ってくれた、家族や友達がいたから」
「幸せな思いや苦し思い、自分がやりたいと思い決意したこと、夢ができたこと、好きな人ができて恋したから」
多く挙がったのが「家族や大好きな友達と一緒にいられて幸せだった」ということ。大切な人が元気に一緒にいられることは。確かにこの上ない幸せかも。
小学生が選んだ第1位 「笑」
「コロナで暗い気持ちだったけど、友達と会えたり思い出を作ってずっと笑顔でいられたから」
「今年は、コロナなどで今までの生活ができなくなっているけれど、学校の行事を通して、みんなと仲良くできたからです」
「友達と毎日笑って過ごしているから」
ママのランキングでは入っていなかった「笑」が小学生のランキングでは1位でした。毎日を笑顔で過ごしているから、という意見はもちろんのこと、来年はもっと笑顔で過ごせるようになりたい、という気持ちも込められているようです。
ママにも選ばれた「幸」~込められた想いとは~
実はママが選ぶ漢字2位にも入っていた「幸」。子ども、大人問わず、上位にランキングしているというのは嬉しいことですよね。
何より、子どもは家族の存在が理由で「幸」を今年の漢字として挙げていました。
「今年はコロナがあってなかなか外に出れなかったけど、毎年のように家族で遊んで、幸せだったからこの『幸』という字にしました」
「家族と過ごす時間が増えて今までしなかったことをして、とても思い出に残っているので、コロナが終わっても、家族の時間を大切にしていく」
「家族と健康に生きることができたから」
子どもにとっても家族と長くじっくりと過ごすのは貴重な経験だったのかもしれません。ママたちは「幸」を挙げた理由として新しい命の誕生、そして家族円満を挙げていましたが、子も母も互いに幸せだと言えるのはとても良いことですね。
家族で過ごす時間が増えたことは子どもたちにとって嬉しいことだった?
学校へ行けないのは悲しいけど、と言いつつ、子どもたちにとっても周りの人の支えを実感した年でもあったようです。
「今年はコロナのことがあって、おうち時間が長かったけど、その分、自分はたくさんの人に支えられてるんだなーって思った1年でした」
はっきりと自覚はしていなくも、ママたちの自粛期間中のがんばりが子どもたちにも伝わっているのかも?
家族の絆を感じつつも、何か新しいことにも挑戦しようという気持ちを持てた子どもたち。決してステイホーム期間も子どもたちにとっては無駄なことではなかったのかもしれませんね。
(C)ベネッセコーポレーション「進研ゼミ小学講座」
(文:ふくだりょうこ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。