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ママ・パパ必見!春先から初夏、ベビー服と肌着、何を何枚どう着せる?【専門家アドバイス】

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女性の白いベッドのシーツに両手新しい、明るいブルーのボディー スーツ。ベビー服。柔らかな色。
FotoDuets/gettyimages

これからの季節は、日ごとに気温の差が大きく、大人でも何を着ようか迷ってしまいます。「暑い」「寒い」を伝えられない赤ちゃんはなおさら、ママやパパが気をつけてあげなくては!…と思うところですが、「どんな肌着やベビー服を選べばいい?」「どんな風に着せればいい」と着せ方迷子のママやパパが結構いるのかもしれません。そこで、ひよこクラブに届いたベビー服や肌着の着せ方のギモンについて保健師の中村真奈美先生に聞きました。超基本の着せ方をマスターしませんか。

【ギモン】赤ちゃんに着せる枚数は大人と同じでいい?

赤ちゃんに毎日、肌着や服を着せるとき、その日の気候などに合わせて大人が着ている枚数と同じでいいのでしょうか?

【先生アドバイス】新生児期は大人と同じか1枚多め、1カ月以降は大人と同じか1枚少なめ

体温調節機能が未発達な赤ちゃんは、着せる枚数をこまめに調節してあげることが必要です。
新生児期は大人と同じか1枚多めに。1カ月を過ぎたら、大人と同じか1枚少なめにするのが目安です。

【ギモン】ねんねの時期の赤ちゃんの肌着は?

赤ちゃんの肌着にはいろいろな種類があるけれど、ねんねのころの赤ちゃんにはどのタイプを選べばいいのかわかりません。

【先生アドバイス】半袖・前開きであれば、着替えさせやすいものでOK

ねんねの時期の肌着は半袖・前開きが基本です。寒い日は、短肌着+コンビ肌着の重ね着、暖かい日は動かすようになったら、おむつ替えのたびにスナップ留めが必要ですが、コンビ肌着がはだけにくくて便利です。ママやパパが着替えさせやすいタイプの肌着を選んでみて。

【ギモン】大きめサイズなら長く着せられる?

赤ちゃんはすぐに大きくなるので、大きめサイズの服を買っておけば、長く着せられていいように思うのですが、大きめのサイズを選んでもいいのでしょうか。

【先生アドバイス】なるべくジャストサイズの衣類を用意してあげましょう

サイズの合わない衣類は、思わぬ事故やけがを招くことがあります。また、小さすぎる衣類を着せていると成長を妨げてしまうことも。赤ちゃんにとっては、ジャストサイズの肌着やウエアのほうが心地よく感じられます。

【ギモン】暑い日でも肌着や靴下は必要?

30度を超える日など、赤ちゃんに何枚も肌着や服を着せたり、靴下をはかせたりしていると、汗をかいて暑そうに見えるのですが、どのように着せるのがいいのでしょうか。

【先生アドバイス】汗の吸収のためには着せたほうがベターです

同じ綿素材であっても、ウエアと肌着では生地の織り方や汗の吸い方に違いがあります。また、プリントがあるウエアの裏側は吸汗性が悪い上、タグが肌に当たって刺激になってしまいます。暑い日だからこそ、ウエアの下に肌着を着せたほうがいいのです。
暑い日、家の中であれば、ウエア1枚ではなく、肌着1枚で過ごすのはOKです。また、靴下についても室内では不要ですが、お出かけのときに、靴やサンダルを履かせる場合は必須になります。抱っこでのお出かけ時は、日よけや虫よけができれば、靴下をはかせなくても大丈夫です。

【ギモン】タンクトップの肌着はいつから?

暑い日には肌着を半袖ではなく、タンクトップタイプにしたいと思うのですが、いつごろからタンクトップタイプを着せてもいいのでしょうか。

【先生アドバイス】1才を過ぎて動きが活発になったらOK

腕の動きが少ない0才代の赤ちゃんの場合はわきのしたに汗がたまりやすく、肌着に袖がないとあせもができやすくなってしまいます。1才ごろになれば、腕を活発に動かすようになるので、タンクトップタイプの肌着を着せても大丈夫です。ただし、上に着せるウエアは半袖などの袖があるものにしましょう。

【ギモン】赤ちゃんに就寝用のウエアは必要?

1日に何度も寝たり起きたりしている赤ちゃんに、日中のウエアと別に就寝用のウエア(いわゆるパジャマ)を用意する必要はありますか?

【先生アドバイス】5~6カ月ごろを目安に、着替えをし始めましょう。

着替えをすることで朝と夜の区別がつきやすくなります。生活リズムをつけ始める5~6カ月ごろからは、朝起きたときと、夜のおふろ上りには着替えましょう。寝ているときがいちばん動くので、就寝用ウエアには上下セパレートのものがおすすめ。寝ている間に多少おなかが出ても大丈夫です。冷房冷えが心配なら、薄手のスリーパーを着せてあげて。その場合、掛け布団はなくてもOKです。少し大きくなったら、就寝用ウエアとしてパジャマなどを用意しても。

監修/中村真奈美先生 取材・文/ひよこクラブ編集部

春から夏にかけては気温差が大きい日々が続きますが、赤ちゃんの様子をしっかりと観察し、今回マスターしたベビー服と肌着の超基本の着せ方を守って、赤ちゃんが心地よく過ごせるようにしてあげましょう。

監修/中村真奈美先生

※この記事内のコメントは、0~2才6カ月の赤ちゃんを持つ読者エディターママ109人のアンケート結果(2020年11月・12月実施)から抜粋したものです。

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『ひよこクラブ』2021年4月号には、ベビー服や肌着の無駄買いを防ぐために、本当に必要な種類と枚数のリストや、気温に合わせた上手な着まわし術などを紹介した「ベビー服・肌着 無駄買いしない そろえ方&気温別の着せ方 決定版!!」特集があります。

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