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吉田明世 きょうだい育児でつい言いがちな「お姉ちゃんなんだから!」という言葉の呪縛

2018年5月に第1子の女の子を、2020年12月に第2子の男の子を出産したフリーアナウンサー吉田明世さん。
きょうだい育児に奮闘する中で、ついつい第1子に言ってしまう言葉があるのだとか。

吉田明世さんの育児エッセイ第21回は「きょうだい育児でつい言いがちな『お姉ちゃんなんだから!』という言葉の呪縛」です。

親の切実な期待が込められた「お姉ちゃんなんだから」という言葉

2人の子どもを育てていると、ついつい言いたくなる言葉があります。それは、第1子の娘に対しての「お姉ちゃんなんだから」という言葉。

この言葉のあとには、「お姉ちゃんなんだから我慢してほしい」「お姉ちゃんなんだからわかってくれるでしょ」という親としての切実な思いが込められているのかもしれません。

きょうだい育児の場合は、とくに下の子にまだ言葉が通じない時期だと、話が通じる上の子に伝えたほうが、その場がスムーズに進んだり、手っ取り早く解決するので、ついつい「お姉ちゃんなんだから(またはお兄ちゃんなんだから)」と口走ってしまいがち。
でも、上の子にとってママとパパのことも、家の中のおもちゃも、それまですべてが自分だけのものだったのに、突然やってきた(生まれてきた)弟や妹の存在というのは脅威とも言えるし、すぐには受け入れがたいのかもしれません。

“お姉ちゃん”という言葉にはあこがれの響きもあるはず!

一方で、年が少し離れた姉と兄がいる末っ子の私からしてみると、自分が“お姉ちゃん”であることって、あこがれだったりもするのです。私はどんなに頑張っても、もう“お姉ちゃん”になれませんから。
だからこそ、娘には、“お姉ちゃん”という言葉を、なるべくすてきな言葉と捉えてほしい。“お姉ちゃん”でいることに、幸せに感じてもらえたらいいな、という思いがありました。

前向きなシーンで、“お姉ちゃん”と言うように意識しています

でも、どうすれば娘に前向きな気持ちで“お姉ちゃん”になってもらえるだろうか? そう悩んだときに、私は「お姉ちゃんなんだから」という言葉を言わないと決めたのです。
というのも、我慢しなきゃいけないシーンや、注意されるシーンで「お姉ちゃんなんだから」という言葉を使ってしまうと、“お姉ちゃん”であることを不利に感じてしまうのではないかと思ったからです。

その代わりと言ってはなんですが、「もう赤ちゃんじゃないから」とか、「もう○才だから」という言葉を代用したり、“お姉ちゃん”という言葉は、「さすが!お姉ちゃんだね!」とほめるときなどの前向きなシーンのみに使ったりしています。
ついつい便利で口から出てしまう言葉も、ひょっとしたら子どもの心を傷つけてしまうかもしれない。そんな意識を常に持ちながら、何か注意するときや、正しい道に導くとき、前向きになれるような言葉で言い回せたらいいなぁと思う今日このごろです。

文/吉田明世 構成/ひよこクラブ編集部

“お姉ちゃん”という言葉の使い方について、自分なりの考えを教えてくれた吉田明世さん。きょうだい育児では、上の子が“お姉ちゃん”“お兄ちゃん”であることを不利に思わないように、親が前向きな言葉かけをしたいもの。ついつい言いがちな言葉もありますが、前向きな言い方を意識するといいでしょう。

吉田明世(よしだあきよ)

Profile
1988年生まれ。2018年5月に女の子を、2020年12月に男の子を出産した。TBSのアナウンサーを経て、19年にフリーとなり、テレビ・ラジオ・イベントなど幅広く活動。保育士資格のほか、絵本専門士の資格も取得。

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