山田ローラが3人の子どもたちのセキュリティブランケットを紹介!双子ならではにほっこり
ラグビー選手の妻でママである山田ローラさんは、現在、第4子を妊娠中で、5才の男の子と女の子の双子と、1才の女の子の3人の子育てに、日々、奮闘中。今回は、子どもたちが赤ちゃんのころから肌身離さず持っている“セキュリティアイテム”について、教えてくれました。同じ環境に育っているきょうだいでも、求めるアイテムは三者三様なのだとか。みなさんのおうちでは、どんなアイテムがセキュリティになっていますか?
双子は、お互いの存在がセキリュティブランケット!?
赤ちゃんのころから肌身離さず持っているアイテムは、アメリカだとセキュリティブランケットということが多いです。新生児のころから使用していたおくるみだったり、ハンカチほどのサイズの触り心地がよい布であることも。欧米では母子別室で寝ることが多いため、精神安定剤として、セキュリティブランケットやぬいぐるみなどに執着することが多い、との説もあるほど。
わが家の子どもたちも、赤ちゃんのときから寝る時間は、必ず一緒のぬいぐるみがあります。とくに私がセキュリティのために買い与えたものではないのですが、いつの間にか、自然とお決まりのぬいぐるみが、寝る時間になると登場していました。
今年度から年長さんになる双子は、徐々にセキュリティぬいぐるみから離れていきましたが、実はぬいぐるみがセキュリティではなく、双子同士がそのような存在となっていたのです。お互いを別室で寝かせようとすると寂しくてたまらない様子です。
最初は自分のスペースができてうれしそうにしていたのが、夜になるとやはりお互いの存在を必要としているのか、結局、朝になると同じ部屋で寝ていたりします。
たしかに思い返してみると、長女は特定のぬいぐるみもありましたが、気がつけばどんどん数が増えていき、寝るスペースあるの?っていうくらい、ベッドが埋もれていた時期もありました。長男は特定のぬいぐるみがコロコロと変わり、今やまさかのアメフトのボールと寝ています。双子特有の何かがあるのかもしれませんが、ぬいぐるみではなくお互いがお互いのセキュリティブランケットになっているみたいです。
二女は、まさかのあの子がセキュリティアイテムに!肌身離さずどこでも一緒
そこで双子の片割れがいない二女はどうなのかというと、完全に特定のぬいぐるみにロックオンしています。実は、二女とは添い寝育児をしていて、彼女のセキュリティは最近まで完全に私のおっぱいでした(笑)。1才の誕生日をきっかけに、別の部屋で寝かしつけをすることを決め、卒乳をしてから少し経ったある日。ディズニーランドに遊びに行ったときのことです。双子はまったく興味を示さなかったので、二女にも見せたことがなかったプーさん。ギフトショップを見てまわっているときに、ときめきを感じてしまった二女は、プーさんのぬいぐるみに抱きつき、離さないのです。完全に親バカな私は、かわいいからと購入し…。その日から二女はプーさんを肌身離さず、共に過ごしています。モフモフのぬいぐるみを外に持ち歩くと汚くなってしまうので、外出用に、ちょっと小さいプーさんのぬいぐるみも、ついつい購入。そこから徐々にエスカレートしていき、動画もプーさん以外はなかなか受けつけないほどにまで…。
寝るときだけセキュリティぬいぐるみを利用していた双子に対して、二女が常に一緒にいるプーさんの存在はかなり大きいので、それには少し戸惑いすら感じます。でも、セキュリティとして何かに執着するのは決して悪いことではないと思うので、自然の流れに任せて見守っています。同じような育児をしていく中で、子どもも三者三様の特徴が見られるのは、とても貴重な体験となっています。
文/山田ローラ 構成/ひよこクラブ編集部
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山田ローラ
PROFILE
タレント・コラムニスト。1988年9月23日生まれ。アメリカ・アイオワ州出身の日米ハーフ。アメリカで大学を卒業後、日本でモデルデビュー。2015年3月にラグビー選手の山田章仁さんと結婚、2016年9月に男女の双子を出産。2020年9月に次女をハワイで出産。