“名もなき家事”で一番嫌いなもの第1位は?「物の収納場所を考える」「季節家事」も面倒。あぁ、家事ってマルチタスク。専門家に聞く。


「たまひよ」アプリユーザーに「あなたが嫌い、もしくはついつい後回しにしてしまう苦手な “名もなき家事” は何ですか?」と、質問。すると「食事の献立」がトップに。続いて「何にも分類されていない物の収納場所を考えること」「季節家事(衣替え、クリーニング、季節家電の管理等)」となりました。収納スタイリスト®の吉川永里子さんにアドバイスを伺いました。
70以上あると言われる名もなき家事の中でも特に苦手ベスト5
1位 食事の献立を考える 28.0%
2位 何にも分類されていない物の収納場所を考えること 18.6%
3位 季節家事(衣替え、クリーニング、季節家電の管理等) 9.8%
4位 ゴミ関係(分別、新しい袋のセット、段ボールをたたむ等) 8.1%
5位 シャンプーや洗剤の詰め替え 5.6%
この他では「家族の脱ぎっぱなしの服・靴下を洗濯かごに入れる」「家族の脱ぎっぱなしの靴の整理」「休日、家族で出かける際(旅行も含む)の準備と帰宅後の荷ほどき」 「生活用品や食材のストック管理&買い出し&収納」などが続きました。
「嫌いな名もなき家事はひとつもない」は、わずか6%でした。
1位 毎日となるとネタが尽きる「食事の献立を考える」
理由は「そもそも料理が苦手」という方が圧倒的。ところが料理が好きな人でも「似たような献立になりがち」「毎日3食となるとしんどい」ようです。
「料理が苦手で嫌いなので、バランス良く献立を考えることが苦痛」(こてつ)
「なるべく献立かぶりをしないようにとか家族の好き嫌いも反映させようと思うと、なかなか献立が決まらず時間だけが過ぎていく…ということも。考えるのが面倒で同じようなメニューになると家族から『またぁ?』と言われるのもツラい!」(みゆふぁ)
「そもそも浮かばないから時間がかかる。メインはまだ決めやすいけど副菜がホント浮かばない(笑)サラダも同じようなものになる」(ひぃ)
「料理は好きですが、似たような献立にならないように考えるのが大変です」(まちゃ)
「作るのは好きだけど、毎日のことだからめんどくさい。献立を考えてもらえるなら苦じゃない」(みっきー)
栄養面や食材の賞味期限、さらに似たような献立にならないように……などなど、「考えることが多すぎる!」と、悩める声が届きました。
「実は整理整頓と夕ご飯の献立を考えることは似ています」と言う収納スタイリストの吉川永里子さんからのアドバイスです。
「作る側も食べる側もストレスを感じない献立のルーティーンは、学校給食に秘訣あり!」と、専門家
「私自身も料理が好きではないので、献立を考えて料理を作るという時間が嫌いです。それでも子どもがいると、ごはんを作らないわけにはいきませんよね。
考え方としては、作る側も食べる側もストレスを感じないルールを見つけること!
例えば学校や保育園の給食を参考にすると、半月で1ルーティンの献立になっていることが多いです。それが1ヶ月で2回まわってきます。つまり14~15日違うメニューなら一般的にアリってことです。
一般家庭でも2週間分献立のバリエーションがあればOKということ!
あとは、家族がどのくらいの期間あけば同じメニューでも文句を言わないか調査♪
それをすり合わせて、レシピなど見ないでも作れる定番14献立を身につれば、憂鬱から卒業できるのでは」(吉川さん)
2位 家族分となると大変な「何にも分類されていない物の収納場所を考えること」
「根本的に片付けが苦手」という声が圧倒的でした。
「忘れないように目につく所に置いておくと……それがいつの間にか溜まってる!」(ちびきむち)
「新たに収納場所を考えるには既存のものを動かす必要や、新たな収納グッズが必要になることが多く、途中で考えるのを断念してしまいます」(あたいちゃん)
「片付けを細分化しすぎて、結局ごちゃごちゃになり、しかもしまった場所を忘れる(笑)」(ごま)
「自分本位で決められればいいが、そうもいかない。家族みんなが分かりやすいのが前提だから、めんどくさい」(音波)
自分の分だけならなんとかなっても、パートナーや子どもの分まで管理するとさらに苦手意識が高まるようです。収納スタイリストの吉川永里子先生からのアドバイスです。
「新生活スタートの春は大がかりな収納の見直しを。その後の数年間がぐっと楽に」と、専門家
「ほとんどのお宅が収納スペースに空きがない状態で暮らしています。そのため新しいジャンルのモノが入ってくる時には、何かを捨てるかどけるかしないと、収納するスペースを作ることができません。
プロである私でも、子どもが進学などして新しいジャンルのモノが入ってくる前には、大がかりな収納の見直しをします。
大変ではありますが、最初のベース作りをきちんとしておけば、そのあと何年かの毎日がラクに過ごせます。
新しいジャンルのモノが入ってきた時は、片づけチャンス!と捉えて、今までできていなかった片づけにトライしてみましょう。
苦手・嫌いなことに毎度毎度悩まされているなら、一度プロに頼むのも賢い方法です」(吉川さん)
3位 後回しにしがちな「季節家事(衣替え、クリーニング、季節家電の管理など)」
「近頃は季節の変わり目が分かりにくいので、いつやろうかタイミングが掴みづらく、結果的に後回しになる」(まる)
「めんどくさくてつい後回しになるが、季節は待ってくれないところが嫌い」(YAS)
「毎日が手一杯で、季節についていけていない」(おもち)
「重い、掃除が面倒、収納場所を空けるのに一苦労。出すとまた片付けないといけないし、場所などが分からないと夫がやらない」(すけぴっぴ)
「億劫なのと、しなくても困らないため」(さなえ)
「季節が悪い!」という、新しい視点のコメントにうなずく母は多いように感じます。
そして「めんどくさい」と、後手後手にしても困らないのも季節家事のメリットでありデメリット。収納スタイリストの吉川永里子さんからのアドバイスです。
「大がかりな衣替えはしない。季節家電の管理は”出し入れスムーズ”がキーワード」と、専門家
「まず大がかりな衣替えは時代遅れです。年間通して着る服も多くなったので、できるだけ衣替えなしのクローゼットを目指すのがおすすめです。
季節別に引き出しに収納しておき、引き出しごと入れ替える程度にするのが良いでしょう。
またクリーニングは、面倒ならネットで頼めるサービスを活用しましょう。3月末ごろを目安に、コートやニットなどまとめてクリーニングに出して、まとめて引き出しや衣装ケースにしまってしまいます。
季節家電の入れ替えは、収納スペースに余裕があると格段にラクになります。詰め込み過ぎないようにして箱ごとしまうか、キャスター付きの平台車などにのせるなどして、出し入れしやすい工夫もしてみましょう」(吉川さん)
吉川永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、片づけられない女だった過去の経験を活かして、収納スタイリスト®︎・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーとし、個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など幅広く活動します。

文/和兎 尊美
※文中のコメントは「たまひよ」WEB・アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2022年11月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数468人)
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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