恐怖のお正月?! 義実家イライラMAXエピソード
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何かと慌ただしい年末年始ですが、多くのママにとって夫婦互いの実家を行き来して、ドッとくたびれる時期でもあります。
2018年7月31日~2018年8月14日に、全国のウィメンズパーク会員5,500名に「義実家との関係について」というアンケートを行いました。
Q:義実家での扱いがひどいなと思ったことある?
A:
ない(60.4%)
ある(26.4%)
Q:義実家と感覚がズレてるな、と思うことは?
A:
第1位 性格のズレ(40.9%)
第2位 金銭的な感覚のズレ(38.3%)
第3位 時代・世代のズレ(36%)
第4位 子育てに関する考え方のズレ(34.2%)
義実家で「ひどい扱いを受けた」と答えたママは約26%と少数派でしたが、みんなどこかで「性格」「金銭面」などのズレを感じているよう。
特に義実家へ足を向けるとき、ママの顔は能面と化す…?! そんなママたちのお正月帰省イライラエピソードをまとめました。
夫の怠け具合にイラッ!でも義母は…
親にとって、子どもはいくつになっても子ども…とは言いますが、夫と義母の関係が顕著にあらわれるのが、義実家への帰省ではないでしょうか? 実家に帰るとなんにもしない夫と、それを容認する義母の姿に、妻のイライラが爆発寸前…?!
嫁はアウトオブ眼中
義実家でなにもしない夫。常識的で優しい義父母ですが、もちろん注意はないし、あくびでもしようものなら「疲れているんでしょ?眠いの?寝ていいよ」です。
私が体調不良でグッタリしていても基本気がつきません(笑)。
夫が「風邪をひいた」と言えば「それはたいへん!孫は大丈夫?」
子どもが「風邪をひいた」と言えば「それはたいへん!息子は大丈夫?」です。
わ、わ、わたしは?
どんなに優しい義父母でも、嫁はアウトオブ眼中なのかな、と思います。
いつまでたっても夫を子ども扱い
うちの夫は基本的に義実家でまめに動きますが、義母は苦々しく思っているみたいです。息子にはいつまでも子ども時代のように、好きなだけゴロゴロ寛いでいてほしいのでしょう。
私が料理をしているときに夫が子どもの世話をすると「子どもの世話ぐらい自分でしなさい」と私に言います。それでは…と、料理の手を止めて子どもの世話をしに行くと「あの嫁は何もしない」。
「私は一体どうしろと?!」と思います。嫁も疲れるとか体調が悪いこともあるとか、そういうことには全然頭がまわらないような感じです。
息子の指図をなんでも聞く義母
三が日は義理両親と一緒ですが、何も言わないどころか動くのは義母。「ビールとって」から始まり、夫はなにもかも指図して義母にやらせています(笑)。そして自分は義父と飲みまくるだけ…。
義母が動きまくりなんでもやってくれる人なので、私も同じように動きますが、義母の家事スキルが高すぎていつも脱帽です…。何でもできる母が息子をダメにしたんだなとつくづく思います。
夫の代わりに義母が…
帰省中連日のお皿洗いや片付けを、夫にも「一緒にやって!」と声を掛けたら、義母があわてて飛んできましたよ。「私がやるわよ!」と。本当に何なの?「育て方間違えていませんか」と言いたい。
マッサージチェアが指定席
いつもマッサージチェアが夫の指定席です。義母も「嫁が手伝うもの」と思っているので、息子に手伝わせるなんて考えがありません。でもいいんです。ふだん手伝いなんてほぼ皆無。なのに、実家でそんな「いつもやってます感」出されてもイラつくだけですから。
今年になってやっと「いつもよく動いてくれる嫁だ」と言ってもらえました。ヤッター(笑)!
お正月のママは女優さながらの演技力?!
義実家への帰省でママの演技力が開花…?! 自分の実家とは違い、夫の実家は気をつかうというママがほとんど。「疲れるから行きたくないよぉ〜」という気持ちで向かうにも関わらず、いざ義実家の門をくぐるとニッコリ。ママの鉄壁の仮面はそう簡単にははがれません!
帰省ニュースに釘付け
“帰省が本格化!新幹線乗客率150パーセント!”というようなニュースが毎年流れますよね。新幹線ホームで孫、息子を待ち構えていたおばあちゃんたち。大量の荷物持った家族たち。
おばあちゃんたちが嬉々として出迎えているのは当たり前だけど、お母さんたちも嬉しそうに見える。うんざりとした表情、暗い顔している奥様が見当たらない。ニュースでうっかり能面な奥様が映ったらおもしろいのにと思ったりして。
私も移動の車の中では能面でしたけど、玄関入って「ただいまー」と言った顔は女優なはず!
行きはニッコリ、帰りは…
年に2回くらい、良い顔をしますよ。新幹線の改札まで迎えにきてくれてるんだもの。嫁だって演技せざるをえないでしょ。帰りの新幹線では仏頂面です。
子どもも子どもらしく演技?!
子どもたちも、ある年齢からはかなり演技しています。子どもらしい子どもの演技。4年生くらいからかな。おじいちゃん、おばあちゃん、親のために、わが子もかわいい孫の演技をしてくれていましたね。
そして、きっと 爺ちゃん 婆ちゃんも優しくて、仲が良い爺婆夫婦の演技。子ども夫婦に嫌われたら、自分たちの首締めるもんね。孫には嫌われたくないし。
能面ママを目撃
新幹線のホームで、嬉々とした姑、めっちゃ冷めているお嫁さんを目撃したことがあります。
抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこした女性が降りてきました。冬場なので中綿のダウンで抱っこ紐も防寒、赤ちゃんが寝ているのか防寒対策か頭固定のスナップ式のフードもされていました。
その女性に凄い勢いで近づくおばあさん!女性や隣の男性ににこやかにテンション高そうにしゃべりかけ、おもむろに女性の胸元の抱っこ紐のフードを引っ張り、赤ちゃんのお顔確認!その後もダウンの上から赤ちゃん擦ったり顔を見ようとしたり。しかしその時の女性は終始真顔。にこりともせず言葉も発せず、歩く速度をゆるめず、真っ直ぐ前だけを見て歩いていかれました。
実際は少し離れたところにいたので声は聞こえませんでしたが、その温度差だけはしっかりと感じました。
お盆休みやお正月の帰省など、年に数回の行事だからこそ、どうしても「よい妻でいなければ…!」と頑張ってしまうかたが多いようです。今年のお正月も女優さながらの演技力を発揮させて、義実家に向かうママたち…。それでも「毎年、がんばりすぎて疲れたな…」と思ったら無理をせず、帰省のタイミングを見直してみましょうね。
(文・清川優美)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。