1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. ハイローチェアやバウンサーでしか眠らない赤ちゃんをベッドで眠らせる方法

ハイローチェアやバウンサーでしか眠らない赤ちゃんをベッドで眠らせる方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

育児の中で多くのお母さんが悩むのが“赤ちゃんの睡眠”。そんなお母さんたちのために、子どもの睡眠コンサルタントとして活躍する愛波文さんにインタビュー。今回は「ハイローチェアやバウンサーでしか眠らない赤ちゃんをベッドで眠らせる方法」を聞きます。

関連:赤ちゃんの睡眠時間って、どのくらいが適切なの?

睡眠改善は早ければ早いほどいい!

-愛波さんは著書『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』(講談社刊)で「多くの赤ちゃんは自力で眠ることができる」と言っていますが、抱っこやトントンだけでなく、ハイローチェアやバウンサーで眠る癖がついてしまい、なかなかベッドに移行できないという赤ちゃんも多いと思います。

愛波さん:まず前提として、3〜4ケ月くらいまではハイローチェアやバウンサー、抱っこでゆらゆらなど、揺らして眠らせてもOKなんですよ。実際に私も2人の息子の育児中は、“スイング”と呼ばれる赤ちゃんを揺らして入眠させる育児グッズを使っていました。でも癖になったり、睡眠の質にかかわってきたりする4ケ月くらいまでには、揺らして眠らせることは徐々にやめていくことをおすすめします。

今までやってきたことをやめるという睡眠改善は、お母さんも勇気が必要ですよね。でも実際は、赤ちゃんのころに新しい習慣を教えるというのはそう難しくないんですよ。早期に始めて、かつ長く続けただけ習慣は定着していきますから、睡眠改善はなるべく早いほうがいいんです。

-なるほど…! 早ければ早いほうがいいとのことですが、何ケ月くらいまでに行えば睡眠改善の効果が出やすいのでしょうか?

愛波さん:そうですね…1歳くらいまでといったところでしょうか。1歳を過ぎると早い子はイヤイヤ期に入るので、そうなると睡眠改善も難しくなります。2〜3歳ごろは、自分でもまだ言いたいことを言葉で伝えられない時期で、大人の言葉の理解も未熟なので、今までの習慣を急にやめると、いくら説明しても大きく抵抗する可能性が高くなるんですよ。

-確かに、イヤイヤ期がきてからは手ごわそうですね。では、実際にハイローチェアやバウンサー寝からベッドへ移行するための具体的なステップを教えてください!

愛波さん:わかりました。ハイローチェアやバウンサー寝を卒業するためには、まず「赤ちゃんが起きたまま寝つく」という習慣をつけるところから始めます。今回は、多くの方が使用している自動で揺れるタイプのハイローチェアやバウンサーから卒業するためのステップをご紹介しますね。

ハイローチェアやバウンサー寝から卒業するための8つのステップ

1,起きている状態で揺れているハイローチェアに寝かせる
赤ちゃんが眠ってからではなく、起きている状態で、揺れるハイローチェアに寝かせる習慣をつけましょう。

2,赤ちゃんに「ねんねルーティン」を教える
睡眠前には決まったねんねルーティンを行うことが大切。そうすることでベッドに移行してもねんねルーティンを行えば「これから眠る時間なんだ」と赤ちゃんも認識します。

3,まずは夜の就寝時から
ベッドに移行するのは昼寝よりも、夜の就寝時から行うのがベター。夜は睡眠ホルモンの「メラトニン」が分泌されるため、眠気が強く訪れます。

4,ハイローチェアを新しい寝床の横に移動する
夜間、ハイローチェアを大人ベッドの隣に置いている場合、新しい寝床の隣に移動してみましょう。

5,徐々にハイローチェアの振動速度を弱める
起きている状態でハイローチェアに寝かせ、眠そうになったら揺れの速度を徐々に弱めます。

6,起きている状態で振動していないハイローチェアに入れる
揺れがないと眠らない場合は手動で揺らし、なるべく揺らす回数を少なくしていきましょう。

7,揺らさずに眠れるようになったら赤ちゃんをベッドに移す
環境が変わると赤ちゃんは多少グズることがありますが、親が一貫性を持って続けることが大切です。

8.日中の昼寝時も揺れ寝を卒業
ハイローチェア好きの赤ちゃんは、夜間の就寝時にはベビーベッドや布団で眠ってくれていても、日中の昼寝ではなかなかハイローチェアから卒業できないことがあります。もしうまくいかなくてもあせる必要はありません。1~2週間後に再度試してみましょう!

愛波さん:以上が「ハイローチェアやバウンサー寝を卒業するための8つのステップ」です。ハイローチェアやバウンサー寝をしていて、ベッドへ移行させたいと考えているお母さんはぜひ実践してみてください。

関連:夜泣きに香川県のうどんCM?わが家の寝かしつけソング教えます!

今回、愛波先生にお話をうかがった中でのポイントは以下の3つ。
・揺らして眠らせるのは3〜4ケ月ごろまでOK
・睡眠改善は1歳ごろまでに行うのがおすすめ
・ハイローチェアやバウンサーからベッドへの移行は8つのステップを実践

睡眠改善は、親が一貫性を持って行うことが大切なんだそうです。家族で方針をよく話し合ってから実践するといかもしれませんね。(取材・文/大月真衣子[ヒャクマンボルト]、撮影/高山諒[ヒャクマンボルト]、ひよこクラブ編集部)



監修/愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IMPI日本代表。Sleeping Smart®代表。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから子どもの睡眠科学の勉強をはじめ、アメリカで米国IMPI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。2人の男の子の子育てをしながら、乳幼児の睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談、日本人向けに子どもの睡眠教育プログラムを提供。IMPIと提携し、妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。初の著書『ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』(講談社刊)が好評発売中。
■Home Page:Sleeping smart
■Instagram:aya_aiba
■Twitter:@sleepingsmartJP

■おすすめ記事
<PR>0歳〜1歳の絵本選び そのコツを、専門家に聞いてみた

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事