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「ひらがな」と「数」、みんなはいつから教え始めている?

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dobok/gettyimages

「“ひらがな”や“数”って、いつから教え始めたらいいの?」と悩むママ・パパは意外と多いのですが、教えるには適した時期があることをご存じですか。
実は年少さん(3・4歳)になるタイミングが始めどき。年少さん頃になると、「ひらがなや数は、意味のある記号」と気づき始めると言われています。また、入園・進級で人と関わる機会がグンと増えるので、名前や手紙、遊びの中でひらがなや数にふれるシーンも増えていきます。ベネッセコーポレーションの調査*によると、年少さんで「ひらがなをもう始めている」と回答した方は64%、「数をもう始めている」と回答した方は86%にのぼります。ひらがなが読めたり、数の理解ができたりすると「名前を見て、自分の持ち物がわかる」「“〇つ取って”がわかってもらえる」など、生活の中で役立つこともいっぱい!
そうした学びのスタートに適した時期を見逃さず、楽しみながら“ひらがな”“数”を教えてあげたいですね。

*2017年12月「ひらがな・数に関する調査」より(回答者:2013年度生まれの子どもをもつ方155名)。

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しっかりと効果的に身につける! ひらがな・数を教える3つのポイント

年少さんに、ひらがなや数を教えるとき「なかなかうまくいかなくて…」と悩むママ・パパもいますが、それは教え方に原因があるのかもしれません。 子どもには、成長に適した教え方のステップがあります。
年少さんが興味をもって、ひらがな・数をしっかり覚えられる3つのポイントを紹介します。

point1 子どものやりたい意欲を引き出そう!

ひらがな・数を教えるときは、ママ・パパが先生役になって教え込むのはNG。子どものやりたい意欲を引き出しながら、楽しく教えて。自分の名前など興味のあるひらがなから教え始めたり、「“あ”のつく言葉、いくつ言える?」と言葉ゲームをするのもいいですね! “楽しい・やりたい”という気持ちを刺激するとスムーズに学べます。

point2 実際に手を動かしたりしながら理解を促す

子どもは単に「1・2・3…」と数を読み上げられても、数の概念は理解できません。そのため普段の生活や遊びの中で「2つ取ってね」など意識的に数に触れさせましょう。実際に手を使って、数えてみる経験の繰り返しが数の概念の理解を促します。

point3 正しい学びのステップを踏む

ひらがなだからといって、「あいうえお」から教えることにこだわる必要はありません。こどもが知っている身近な単語からスタートするのがよさそうです。たとえばひらがなの場合は、まずは音節分解といって「り」「ん」「ご」など、1つ1つの音節に分けて聞き取る練習からスタート。音節分解ができたら、「ふ」「ひ」など特徴があって覚えやすいものから音と字形を対応させるのがコツ。

「乳幼児期の教育・習い事」山田ローラさんの日米子育てリポート

年少さんに、ひらがな・数を上手に教えるのは意外と難しいもの。「上手に教えられない」「なかなか理解してくれない」と困ったときは、幼児教育のプロの視点を取り入れた教材を使ってみるのもいいかもしれません。

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