赤ちゃんの骨・関節の病気 外反踵足の症状とケア【医師監修】
赤ちゃんの骨・関節の病気のほとんどは、生まれつきのものか、出産時に発生した異常です。成長とともに自然に改善されることも少なくありません。ただし、早期発見・早期治療が重要な病気もあります。症状によっては、長期的に経過観察を行う場合もあります。
赤ちゃんの外反踵足(がいはんしょうそく)って?
ママ・パパの手で日常的に矯正します
外反踵足の主な症状
・足底が外側に反る
外反踵足になりやすい月齢・年齢
先天性
赤ちゃんの外反踵足 生まれつき足底が外向きになっています
通常は下を向く足底が外側を向いている状態です。赤ちゃんは胎内で子宮の壁に足をつけていて、そのとき足底が外向きになっていることが原因です。
初産は子宮の壁がかたいので、第1子に多いという報告もあります。
赤ちゃんの外反踵足 治療&ホームケア
外反踵足は珍しい病気ではなく、ほとんどの場合、自然に治ります。
足の緊張が強いときは徒手矯正(器具を用いず手を使って正しい状態に直す施術法)が有効。
医師の指導のもとママ・パパの手で日常的に矯正します。力の入れすぎなどに注意しましょう。
■赤ちゃん 骨・関節の病気
・先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)
・外反踵足(がいはんしょうそく)
・外反偏平足(がいはんへんぺいそく)
・先天性内反足(せんてんせいないはんそく)
・O脚(おーきゃく)・X脚(えっくすきゃく)
・肘内障(ちゅうないしょう)
・筋性斜頸(きんせいしゃけい)
・ばね指(ばねゆび)
※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。